皆さんこんにちは。武田塾新石切校講師で京都大学農学部の八木悠馬です。今回は私の受験生時代の勉強法についてお話しします。なお、これは私の勉強法であり、万人に当てはまるものではございませんので、参考程度に読んでいただけたら幸いです。
なぜ京大農学部か
私は高3の12月くらいまで京大の医学部医学科を志望していました。ですが、とあることをきっかけに医者という職業、医学という学問分野に魅力を感じなくなりました。改めて考え直したところ、環境問題や食料問題に興味があることに気づき、特に人間の生活を支える「食」について多角的に研究してみたいと思ったため、京大の農学部に進路変更しました。入学してからは、食糧生産を始めとする様々な地球的課題に対して数学・物理・化学・生物・地学の観点からアプローチするため非常に楽しく、毎日が新しい発見の連続です。
各教科の勉強法
ではここから具体的に各教科の勉強法について述べていきます。京大は共通テストの配点がどの学部も低いため、ほとんどの受験生は二次試験対策に注力します。よって、二次試験対策に主眼を置いて紹介します。
英語
英語に関してはとにかく単語・熟語・文法という基礎が大事です。単語帳は『速読英単語』、熟語は『速読英熟語』、文法は『NextStage』を使っており、これらを高2の夏までに少なくとも3周しました。「何となく」周回したわけではなく、単語・熟語は例文とともに覚えることで「生きた単語・熟語」として定着させ、何回も音読したり書いたりしていました。単語熟語は単にテキストを眺めるだけではダメで、五感を総動員して身に染み込ませていく必要があると思います。文法は問題を解く前に、各文法事項に関する解説を読み込んで本質を理解しました。京大は文法問題が単独で出ることはなく、英作文や長文読解の中で正しい文法知識を使えるかどうかが求められるので、文法問題集の答えが合っているか間違っているかというよりも、自分の中で「使える文法」になっているかどうかが大切です。解釈や長文読解に関しては、某通信講座の教材で演習した以外は特に何も取り組んでいませんでした。今になってもう少しやっておけばよかったと後悔しています。特に京大は難解な構文を解釈して和訳することが求められるため、ハイレベルな解釈問題集を何か一冊やるべきでした。英作文は高2の冬から塾に通って毎週添削してもらっていました。記述式の答案は自分で採点するのがなかなか難しいため、人に見てもらうのがオススメです。過去問演習は高3の8月くらいから始めましたが、他教科との兼ね合いで7年分しかできませんでした。ですが毎回復習を大切にして(具体的には知らなかった語句の確認、全訳との照合、段落ごとの要旨まとめ)回答をもう一度作成するようにしていたので、一問から多くのことを学ぶことができました。もちろん添削もしてもらっていました。
数学
数学はまず『青チャート』をExercisesまで3〜5周した後に『文系数学のプラチカ』をやりました。『理系数学』ではない理由は、プラチカは理系数学より文系数学の方が難しいという話をどこかで聞いたからです。高3になってからは某通信講座の添削問題をやり、夏から過去問演習に取り組んでいました。数学においては量・質ともに反省点が多いです。量に関しては特に数3の演習が不足している感じが否めなかったため、『1対1対応の演習』を追加するか(そうなった場合は青チャートを何周もできないことにはなりますが、チャートを「解法の辞書」として使っている人もいるのでチャートは最低限に留めても良かったのではないかと思ったりします)『プラチカ』ではなく『やさしい理系数学』のようなワンランク上の問題集をやっても良かったかもしれません。自分の敗因(現役合格しましたが、満足いく点数ではなかったため「敗因」という表現を用いています)は過去問演習を手段ではなく目的にしてしまったことです。過去問演習をすることが目的ではなく、それを通じてどのような力を身につけるべきかということが大切であり、そこを見落として27年分の過去問をとにかく終わらさなければという考えに陥ってしまったのは誤りでした。質に関しては、私はすぐ答えを見る癖があったので、粘り強く考えるようにするべきでした。入試で初見問題の解法を捻り出そうと思うと、普段から頭を痛めて考え抜く習慣をつけなければなりません。この反省があるので、私は日頃の数学の特訓で生徒に質を高めるように口酸っぱく言っています。
国語
国語は私の最も得意な科目です。古文漢文に関しては学校でもらった単語帳や文法の参考書以外はやりませんでしたが、英語同様単語文法は何周もしました。なお私は高2の秋の模試で国語の偏差値78を叩き出していますが、これは決して才能やセンスではないと思います。高2の最初の模試で国語の偏差値が55になり、危機感を抱いて塾の夏期講習に行き、そこで現代文には正しい読み方・解き方があることを知りました。そこで得たテクニックを元に通信講座で演習を重ねる中で、共通テスト国語はほぼ毎回9割前後、二次試験の国語も上位20%に入る得点を安定して取るようになりました。なお復習は必ずするようにしており、接続詞に注意して文章の論理展開を把握したり、段落ごとの要旨をまとめたり、記述問題のポイントはどこか、またなぜその要素を抜き出すのかということを徹底的に分析しました。
物理
『セミナー物理』と『名問の森』をやりましたが、一番反省点が残る教科です。まず、全範囲を終わらせたのが高3の5月くらいだったので他の進学校と比べると遅かったです。入試必出の電磁気を後回しにしたのは愚策であり、力学と電磁気を先に完成させるべきでした。また、基礎と応用の橋渡し(本質の理解)が疎かになっていました。基本問題はできるけれどそれが組み合わさるとできない、という現象が高3の11月終わりまで続きました。急いで難しい問題集をやる前に、「どういう物理現象が起きているのか」「この現象はどのように解析することができるのか」ということを徹底的に深める必要がありました。父が使っていた『親切な物理』という“知る人ぞ知る名著”が家にあったため、単元を絞って読んでも良かったと思います。
化学
化学は得点源でした。『セミナー化学』をベースに足りないところは『重要問題集』で補い、高3からは『化学の新演習』と過去問演習に取り組んでいました。化学を勉強する上では、とにかく「どういう反応が起こっているのか」を追求するようにしました。化学は深掘りし過ぎると大学レベルの話を持ち出さなければならないので、暗記に頼ったところもありました。その代わり、化学平衡や溶解度といった暗記だけでは限界がある分野は『化学の新研究』を使って問題演習よりも本質理解に努めていました。有機化学や無機化学は理論化学の知識を使って理解するなど、単元ごとの有機的な関連性も意識するようにしていました。
おわりに
私が好きな言葉に「艱難に勝る教育なし」というものがあります。受験勉強は苦しさの連続です。頑張っているのになかなか成績が上がらない、常に周囲と比較して自分を卑下してしまうことは誰にだってあります。しかし、本当の敗北はそうした悩みにぶつかって自分で自分を諦めた時です。今直面している悩みや苦しみは必ず自分を成長させるバネとなります。私も自分を信じて努力し抜くことで合格を勝ち取ることができました。皆さんも一緒に頑張りましょう!
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