こんにちは！
日本初！授業をしない！でお馴染みの
武田塾新石切校です！
今日は保護者様に向けてのブログです。
受験生は日々プレッシャーと戦っています。
その中で保護者様もどうわが子と向き合っていけばいいのか悩むこともあるかと思います。
今日のテーマは「模試」です。
受験生の親として模試とどう向き合うのかを一緒に見ていきましょう。
判定は気にし過ぎなくていい
まず大前提としてお伝えしておきたいことが、合格可能性判定は気にし過ぎる必要はないということです。
模試をすると必ず目にするA～Eの五段階評価。
E判定が出るとショックだし、絶対受からないのかと絶望してしまいますよね。
では、その判定システムがどういった割合で算出されているかご存じでしょうか？
E判定は全体の60％
実は模試の合格可能性はE判定の人が60％となっています。
半分以上がＥ判定が出る仕組みになっているのです。
なのでＥ判定が出たからといってもう絶対に無理というわけではありません。
また、受ける模試によって母集団が異なるため、判定は必ずしも信憑性が高いものとは限りません。
共通テスト模試なのか、大学別模試なのかでも判定は違ってきます。
さらに、夏の判定はＥ判定が出やすいので、そういうものだと思っても大丈夫です。
理由としては
・まだ基礎が定着していない
・出題範囲に未履修の分野がある
・すでに一通りの勉強を終えている浪人生のほうが点数が出やすいため相対的に判定が下がる
といったものが挙げられます。
この先、基礎を定着させ演習を重ねればまだまだひっくり返せるので、夏の段階でのE判定はほとんど気にしなくてもいいでしょう。
まずは肯定から
子どもの受験と向き合っていると、どうしても成績が下がった部分って気になってしまいますよね。
このままで大丈夫なのか、本当にちゃんと勉強していたのか、など不安になることもあると思います。
でも、成績が下がったことは受験する本人がいちばん分かっています。
どうしようと不安になっているところに、親からさらに「成績下がってるじゃないか」などと言われると余計に気持ちが落ち込んでしまい、モチベーションが下がってしまいます。
そのため、模試が返ってきたときは成績が下がった部分を見るのではなく、まずは褒められるところを見つけて褒めるようにしましょう。
判定や偏差値が悪くなっていたとしても、科目によっては成績が上がっているかもしれません。
正答率が低いところで得点できているかもしれません。
褒められるところを褒めてあげることで、子どもは悪かったところだけでなく良かったところにも目が向けられます。
ぜひモチベーション回復の手助けをしてあげてください。
結果だけでなく過程にも目を向ける
褒めるときは模試の結果だけを褒めるのではなく、その結果に繋がった過程を褒めるとさらにモチベーションが高まります。
受験する本人はどれほど頑張っても頑張りが足りないのではないかと不安に陥りがちです。
なので、一度その頑張りを認めてあげてください。
「最近は自習室に通えているね。だから点がこんなに上がったんだね」
「数学が伸びたのは苦手克服に向けて頑張ったからだね、すごいね」
という声掛けひとつでも、次回の模試に向けてのモチベーションに繋がります。
親の見ていないところでも受験生は頑張っています。
その過程も含めて肯定してあげましょう。
模試で見るポイントはここ！
ここからは、模試を見るときに気にしてほしいポイントをお伝えします。
生徒にも偏差値や判定よりもここを見てほしいと伝えておりますので、受験情報のひとつとして知っておいていただければと思います！
正答率
まず見てほしいのは正答率です。
大問ごとに正答率がどれくらいかを見ると、今の実力が顕著に分かります。
模試によっては大問ごとに平均点なども載っていますので、周りと比べてどうなのかについても分析することができます。
平均点や他の人の正答率が高い範囲は落としたくない部分になりますので、しっかりと対策を立てていく必要があります。
また、正答率を見ると得意不得意がよく分かるので、今後の受験勉強にも活かすことができます。
今まで勉強してきたところができているか
次に見てほしいところは今まで勉強してきたところができているかです。
勉強してきた範囲が結果に反映していないときは、やり方や定着率に問題がないかを見直しましょう。
そのためにも、「何ができなかったか」の分析が必要です。
例えば英語なら
・単語が読めなかったのか
・文法が分からなかったのか
・日本語に上手く訳せなかったのか
・長文の時間が足りなかったのか
など、どこでつまづいたのかを分析することで、次に取るべき対策が変わります。
今まで勉強してきたところに着目して、原因を分析していきましょう。
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模試は本番の点数を上げるためのツールであり、ゴールではありません。
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まとめ
今回は保護者様に向けて模試との向き合い方についてお話しました。
模試はどうしても判定や偏差値に気持ちが引っ張られてしまいがちですが、大事なのは模試の中身です！
親が思っているよりも、子どもは受験のプレッシャーを感じています。
マイナスな言葉を避け、ぜひともプラスの言葉をかけてあげるようにしましょう。
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