こんにちは! 武田塾新石切校です!
今回のテーマは「倍率」です。
受験シーズンになるとよく見かける「倍率」という文字。
でもよく目にするわりには結局これって何だろうって思っている人も少なくないはず。
今回はそんな「倍率」を
・そもそも倍率とは何なのか
・どうやって向き合っていけばいいのか
についてお話していきます(^^)/
まずは「倍率」が3種類あることを知ろう
一言で「倍率」といっていますが、実は3つに分けることができます。
詳しく見てみるとちょっとずつ違うので解説していきますね!
では、タケダ高校を例にしてその違いを見てみましょう。
タケダ高校は今年 募集人数100人、出願者200人、実際受験をした人が180人でした。
試験の結果を見て当初の募集人数よりも多い、120人を合格にしました。
応募倍率
応募倍率は「出願者数÷募集人数」で算出することができ
募集人数に対して応募した人数がどれくらい多いか
を表しています。
よってタケダ高校では
出願者 200人
募集人数 100人
なので 200/100=2 となり、応募倍率は2倍ということになります。
受験倍率
受験倍率とは「実際に受験した人数÷募集人数」で算出することができ
募集人数に対して受験した人がどれくらい多いか
を表しています。
よってタケダ高校では
実際に受験をした人 180人
募集人数 100人
なので 180/100=1.8 となり、受験倍率は1.8倍ということになります。
実倍率
実倍率とは「実際に受験した人数÷実際に合格した人数」で算出でき
合格した人数に対し受験した人がどれくらい多いか
を表しています。
よってタケダ高校では
実際に受験をした人数 180人
実際に合格した人数 120人
なので 180/120=1.5 となり、実倍数は1.5倍ということになります。
倍率に差が出る理由
さて、倍率が3種類あるということは分かってもらえたかと思いますが、
「なぜこんなにも差が出るんだろう?」
と思いませんか?
出願人数と実際に受験する人数に差があるから
出願数はまだ「そちらの高校を受けます」という意思表示に過ぎません。
そのため
出願したはいいものの受験日より先に第一志望に合格した、当日体調が優れなかった、
など何らかの理由で受験をしない人というものも出てきます。
その欠席者の数が、出願数と実際に受験をした人の差に表れます。
募集人数と実際に合格した人数に差があるから
高校側の募集人数はあくまでも目安です。
試験をしてみたら合格最低点が複数人並んだからその人たちを全員合格にした
といった理由で募集人数よりも多くなってしまうことは多々あります。
さらには、私立高校によくある事例ですが
ある程度の入学辞退を見込んで多めに合格を出すということもあります。
そういった理由から募集人数よりも実際の合格人数が多くなり、差が生じるのです。
「倍率」に潜む入試の落とし穴!
「志望校の倍率が高い!」
「そこに行きたい人が多いってことか。じゃあ倍率が低い方を受験すれば合格しやすいよね!」
って考えているとたくさんの倍率の落とし穴にはまります。
「倍率」とどう向き合えばいいのか一緒に見ていきましょう。
「倍率」の考え方
そもそも、倍率というものは“競争率”を表したものであり
“合格しやすさ”の目安ではありません。
例えば偏差値50の人が
A高校 偏差値62 応募倍率1.2倍
B高校 偏差値47 応募倍率2.2倍
この2校を比べたときに受かりやすいのはどちらでしょう。
間違いなくB高校ですよね。
このように、
倍率はあくまでも「募集人数に対してこれだけの人が出願しましたよ」という指標
なので
「倍率が低ければ受かりやすい」なんてことはありません。
「定員割れ」=「全員合格」は嘘!
「倍率0.8倍」
この文字を見たときに
「お、ここ受けたら簡単に合格するじゃん♪」
って思った人多いのではないですか?
実はこれも倍率の落とし穴です!
各学校には「合格最低点」が存在します。
偏差値60の人が多く集まる高校に偏差値45の人が入ってくると周囲とのギャップがひどく
本人にとっても周りの生徒にとってもいいことは何一つとしてありません。
そのようなギャップを防ぐために「合格最低点」を定めています。
ですので 例え倍率が1を下回っていたとしても合格最低点を上回らない限りは不合格になります。
「0.8倍じゃん!じゃあ勉強しなくてもいいや~」にはなりませんので
最後の最後までしっかり勉強して得点アップを目指しましょう!
「倍率」よりも「過去問の得点率」が大事
では、倍率が“競争率”を表しているのなら
受験生は何を目安に受かるかどうかを見極めればいいのでしょうか。
それは「過去問でどれだけ得点できるか」です。
志望校を調べる際に倍率と一緒に合格最低点を調べてください。
過去に合格した人たちが最低でも何点取っていたのかが分かるので本番に取りたい得点の目安になります。
それを元に、過去問演習をしてどれほど得点できるのかを見ると
自分の実力が志望校に見合っているか
合格できそうかをチェックすることができます。
これは模試の判定に振り回されそうなときにも効果的ですので
受験期にはぜひ過去問を目安として活用してみてください♪
「倍率」を見て出願校を変えるリスク!
公立高校を受験する場合、出願先を変更するチャンスが一回だけ与えられます。
そのため、倍率をみて出願校を変えることもできてしまうわけですが
こんなところにも倍率の落とし穴があるので注意してください。
例えば
あなたは偏差値60のA高校に出願しました。
出願結果を見たら倍率はなんと3倍!
それを見て「倍率高すぎ!不安だから倍率1.2倍のB高校に変えよう」と思うかもしれません。
さて、ここで質問です。
あなたがそう考えたってことは……
他の人もそう考えると思いませんか??
そうなんです!
倍率が高く不安になるのはみんな同じです。
ついつい倍率の低い高校に出願先を変更することもあると思います。
しかし、多くの人が同じように考えて出願先を変えた結果
倍率が低かったはずのB高校の倍率が4倍になった!
なんてことが起こってしまうのです!
出願先を変更したらダメだとは言いませんが
倍率だけで判断することだけは絶対に避けましょう!
自分の実力や過去問の点数なども考慮して慎重に行ってくださいね。
まとめ
今回は「倍率」についてお話していきました。
実はたくさん転がっている倍率の落とし穴も理解していただけたかと思います。
倍率とはすなわち“競争率”
受験戦争においてどれだけ敵がいるかを示してくれています。
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