定期試験では高得点をとれるが、模試ではなかなか点数がとれない方必見!原因と解決策を詳しく説明させていただきます!
定期試験より模試で点数がとれない原因
①初見の問題に対応できない
定期試験の場合は授業中にやった内容で、試験範囲がそれほど広くない。さらに学校の先生から出題される問題やポイントを教えてもらえることもあります。
一方、模試の場合は試験範囲が広範囲かつ、出題される問題やポイントは教えてもらえません。模試や最終的には入試で結果を残すためには初見の問題に対応できる真の実力をつける必要があります。
②最後まで解き終わらない
定期試験では時間通りに解けても、模試となると最後まで解き終わらない。普段の学習から制限時間を設け、時間を意識した学習を心がけましょう。
また、定期試験の場合は受験場所や受験する生徒が同じなので受験環境にそれほど変化がありませんが、模試の場合は、模試ごとに受験場所や受験する生徒が異なるため受験環境の変化があります。本番の入試においてはなおさらです。舞い上がって時間通りに解けないことがないようあらゆる受験環境に対応することが大切です。
③ケアレスミスが多い
単位のつけ忘れ、計算ミス、ピリオドやクエスチョンマークのつけ忘れ、ひらがな指定を漢字で書く等のもったいないケアレスミスが多いパターン。実力は申し分ないが、ケアレスミスが多く、結果、点数が思うように伸びない。特に数学は初手で計算ミスをしてしまうとその後の解法はバッチリできたとしても水の泡となってしまい、大事故につながります。ケアレスミスはできるだけ減らしていくようにしないといけません。
模試で点数をとる対策や方法
定期試験より模試で点数がとれない原因は上記3点です。ここからは、今後模試で点数を取れるようになるための対策や方法を紹介していきます。
①インプット→アウトプットを意識する
まずは何はともあれ基本知識の暗記(インプット)です。例えば、英語であれば単語の暗記。数学であれば公式の暗記。受験するすべての教科において基本知識の暗記は不可欠です。繰り返し繰り返し覚えることでインプットは強化されていきます。インプットによって基礎固めを徹底して行いましょう。
ただ、これだけでは模試で点数をとるには不十分です。インプットしたものを活用して実際に問題を解いていく(アウトプット)をしていく必要があります。インプットで蓄えた知識を組み合わせていき、演習問題にガンガン取り組み、アウトプットをどんどんやっていきましょう。さらに、学習したことを人に説明してみるレベルまでアウトプットできると飛躍的に実践力が身につくはずです。
このようにインプット→アウトプットをやることで初見の問題であっても慌てることなく、解いていけるようになります。
②「時間が足りなかった」にならないように
・日々の学習から時間を意識する
模試で「時間が足りなかった」は誰もが一度は経験があるのではないでしょうか。時間が足りない原因を問題数が多いからと考えていてはなかなか成績は伸びません。時間が足りない原因は日々の学習方法にあると考えましょう。
例えば、英単語を40分で50個暗記しよう、数学の大問4つを1時間以内で解き終えようなど、時間を意識した学習をしていくと効果的です。最初のうちはなかなか時間通りに進まないことの方が多いです。そもそも制限時間を設けようとしてもどれくらいの時間を設定すればよいのかがわからないと思います。大丈夫です。最初はテキトーに決めてよいです。やっていくうちに自分がどれくらいの量であればどれくらいの時間が必要かが見えてくるようになります。時間に追われることに慣れておくようにしましょう。
このように日々の学習において制限時間を設けることによって時間を意識した学習へ変わり、模試で最後まで解き終わらないという課題を克服できます。
・「2秒ルール」で暗記する
時間が足りない要因としてもうひとつ挙げると、基本事項の暗記が不十分であると考えられます。英単語を思い出しながら長文を読んでいる。公式を思い出しながら計算するなど。この状態だと時間が足りなくなるのも必然のことです。そこで普段の勉強において基本事項の暗記は2秒以内に答えが頭の中に浮かぶかを基準に暗記に励んでください。2秒以上かかる場合は覚えていないのと同じだと考え、何度も繰り返し暗記するようにしましょう。
③ケアレスミスは誰でもやってしまう
まず大前提として誰でもケアレスミスはやってしまいます。自分は絶対にケアレスミスなんてしないと思っている方が一番危険です。では具体的にどのようにしてケアレスミスを極力減らす、なくすようにするのかを見ていきます。
・自分のミスのパターンの傾向をつかむ
模試でどんなミスのパターンが多いかを分析してみましょう。漢字間違い?符号のつけ忘れ?スペルミス?などなど。どんなミスが多いかを把握すると問題を解く上で強く意識するようになり、結果的にケアレスミスを減らせます。
・問題文の答え方の部分に線を引く
正しくないものを次のア~オの中から答えなさい。の問題文に対して「正しくないもの」に線を引いてチェックする。答え方を勘違いしていると当然正しい答えは導けませんので何を問われているのかの箇所に線を引くようにすればよいでしょう。
・速く解き終わり、確認の時間をつくる
②の「時間が足りなかった」の内容の延長になるのですが、速く解き終わることができれば、残りの時間を見直しに使えます。もちろんミスしないように解き進めますが、最終的に見直しでミスを発見できればよいわけです。
・ケアレスミスではない可能性も!?
何度も同じような問題でミスをしている場合、ケアレスミスではない可能性があります。暗記が不十分であったり、計算のやり方が間違っていたりした箇所については正しく覚えなおし、復習を徹底するよう心がけましょう。
最後に・・・
模試当日、ひいては入試当日のコンディションが大変重要です。前日は早く寝て、試験当日は試験本番2~3時間前には起床するようにしましょう。体調管理も点数アップに不可欠な要素です。以上のことを実践し、是非模試での点数アップにつなげてもらえれば幸いです。
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