こんにちは、武田塾新宮中央校です。
以前、こちら👇の記事で志望校別の必要な英単語をまとめました。
【武田塾の勉強法】志望校別英単語~なにをどこまでやればいいの?~
自分に必要な単語帳と単語の量をこちらの記事で把握したら、あとは実行あるのみ!!
実際に英単語を覚えていきましょう!
ただ、莫大な量の英単語をやみくもに覚えていると効率も悪いですし、途中で嫌になる事でしょう。
そこで、今回のテーマは
英単語の覚え方【完全版】
です。
これから説明する手順通りに覚えてみて下さい。必ず結果につながってくるはずです。
英単語は大学受験でも英検でも基本中の基本
本題に行く前に一度モチベーションを上げておきましょう。
①英単語をやるとどんないいことがあるのか
②普通の高校生が3年間かけて覚える英単語は、武田塾の英単語暗記法ならどれくらいで覚えることが出来るのか
③英単語から逃げ続けて高3になってしまったらどうなるのか
上記3つを説明してから本題に行きます。
「ヤバっ!やらなきゃ損だ!」
と思ってもらえると思います。
①英単語をやるとどんないいことがあるのか
色々ありますが、やはり単純に英語の成績が上がるということです。
「英語が苦手、英語が苦手………」
と言っていた生徒をたくさん見てきましたが、英単語をしっかり覚えるだけで9割は解決します。
想像してみてください。
今あなたが使っている英単語帳の中から、どの英単語を聞いても即答できる友達がいたら、その人ってイヤでも英語の成績良いと思いませんか?
英単語は暗記の基本です。英単語が出来れば、他の暗記科目も同じようにできるようになります!
②普通の一般的な高校生が3年間かけて覚える英単語は、本気になればどれくらいで覚えることが出来るのか
一般的な高校だと、定期考査ごとに範囲を決められて進めていきます。
例えば2000語の英単語帳であればおそらく2年生の後半くらいにすべてを終えるのではないでしょうか。
しかし考えてみてください。1年半くらいかけて2000語を覚えるわけですが、終盤の1700~1900番目くらいの単語を覚えている時、もう最初の方の単語忘れていませんか?
私だったら絶対忘れてしまいます。
ではどうすればいいのか?
出来るだけ短期集中で終わらせて何周も繰り返せばよいのです。1周目が一番大変ですが、2周目以降は一回見たことがある単語だけになるので非常に覚えやすくなります。
2000語の英単語ですが、武田塾のやり方で覚えてもらえれば1週間に400単語を覚えるので5週間で終わります。
半分のスピードで進めたとしても10週間(2か月半)です。本当にそれくらいで終わります。本気でやれば!皆さんの先輩たちはそうやって覚えてくれていました!
もちろん1周するだけで完璧に覚えられる人はいませんので、2周3周と繰り返していきます。
英単語は他の数学や理科社会の分野と違って、高1だからここまで高2だからここまでという枠組みはありません。早めにやったもん勝ちです。
③英単語から逃げ続けて高3になってしまったらどうなるのか
高3になって慌てて英単語を覚える羽目になります。
考えてみてください。
「1週間後までに英単語100個覚えないと罰ゲーム!」
「2時間後にテストします。それまでに英単語100個覚えないと罰ゲーム!」
上記、精神的にキツいのはどっちでしょう?もちろん後者ですよね。
高3まで英単語をサボり続けると、この苦痛を毎日味わうことになります。
1.2年生でこの記事を読んでいる方は超ラッキーですね!今日から始めましょう!
武田塾式英単語の覚え方!満点で1日を終えること
さあ、本題です。やっていきましょう!
1つの基準として、90分で100個の英単語を覚えられるようになる!
まずこれを目標にしてください。
「えっ100個!?多い!!」
そう思った方、ご安心下さい。
10個ならどうですか?覚えられますよね。
10個の英単語を9分で覚えれば×10で
100個の英単語を90分で覚えられるようになります。
では具体的な手順をご説明します。
①100個の英単語をテストして〇と×に分けてください
〇の基準は英単語を見た瞬間に日本語訳が答えられるかどうかです。
それ以外は×にしてください。
例えば、思い出すのに10秒くらいかかった英単語は×のチェックを付けましょう。
意味がたくさんあるものに関しては一語一訳で大丈夫です。
英単語→日本語訳だけで大丈夫です。まずは英語長文を読むことを想定して覚えましょう。
多義語を覚えたりスペルを書けるようにするといった作業は2周目からで大丈夫です。
②×の単語をノートに書いてください
×のチェックを付けた単語を英単語→日本語訳の順番でノートに書いていきましょう。
単語カードよりもノートの方がおすすめです。
③書いた英単語を10個ずつに分ける
全て書けたらその英単語を10個ずつに分けてください。
例えば〇が10個、×が90個だった方は、×の英単語の10個セットが9個ある形になります。
④10個ずつ覚えるのを繰り返す
分けた英単語を10個ずつセットで覚えていきましょう。
×が90個だった方は、これを9回繰り返すことになります。
九九を覚えるときにいきなり全て覚えようとしませんでしたよね。
一の段、二の段、三の段………
という感じで段階を踏んで覚えましたよね。
英単語も全く同じです。
⑤まとめてテスト
×のチェックをつけた単語全てをテストしてください。
最初の方に覚えた10個セットなどは、かなりの確率で忘れていると思います。
テストをしてさらに〇と×に分けて下さい。
×の単語を覚え直してまたテストしてください。
また〇と×に分かれますのでもう一度×の単語を覚え直します。
これを満点が取れるまで繰り返してください。
⑥単語ごとに×がついた回数を数えてみてください
×が何回もついた英単語は何度も覚え直さないと定着しない英単語です。これは人それぞれ違いますので、回数を記録しておくとよいです。
「英単語を覚えるのが苦手」と言っている生徒は総じて、自分がどんな単語は覚えやすくてどんな単語は覚えにくいのかを把握できていません。
×の回数が多い英単語ほど優先的に見直せばよいのです。
⑦最後にまとめてテストをして満点が取れたら終了
テスト
→チェック
→✕だけを覚え直す
→✕だけをテスト
→チェック
………
これを延々と繰り返して、「イケる!」と思ったらまとめてテストしてください。
満点が取れたらその日の勉強は終了です。
英単語を400個覚える1週間のスケジュール
1週間で400個覚えましょうと言いましたね。
「1日100個だったら1週間で700個じゃないの?」
良い質問です!
1週間で400個であっています。毎日進めていたらどんどん忘れていってしまうので、復習日というのを必ず設けてください。
1週間の内訳を提示します。
【1日目】100個覚える 【2日目】100個覚える 【3日目】100個覚える 【4日目】100個覚える 【5日目】400個まとめて復習する・覚え直す 【6日目】400個まとめて復習する・覚え直す 【7日目】チェック日・予備日・休憩日 |
こんな感じで進めて下さい。
なぜ復習日が必要なのか。考えてみてください!
4日目にはもう1日目に覚えた英単語忘れてませんか?
4日前の晩ご飯、何食べたかすぐに思い出せるでしょうか?
普通は忘れるものなので、そのために復習日を取ります。
4日進めて2日復習
我々はこれを4日2日ペースと呼んでいます。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ武田塾新宮中央校の受験相談にお越しください。