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【古典】古文の読み方!古文単語を覚えたら次は何をしたらいい?

みなさんこんにちは!

武田塾新宮中央校です。

みなさん!

共通テストまで残り36週間となりました!!!

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共通テスト対策は計画的に進めていきましょう。

 

ところでみなさん!

 

古文読めてますか?

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・・・あれ?なんかこの流れどっかで見たことある・・・?デジャヴ?

と思ったあなたはすごい!実はこの流れは4/27に投稿した記事と全く同じです!

https://www.takeda.tv/shinguchuo/blog/post-190103/

え?またおんなじこと書くのかよ?と思った方!違いますからね!今回はその続きです。

 

・・・さて、以前は「古文単語の覚え方」を紹介しましたが、あくまで古文単語を覚えるのは古文を読めるようになるための第一段階にすぎません。

apple,baseball,soccer・・・よっしゃあ!単語全部覚えたぜ!これで英語は完璧だ・・・とはならないですよね。それだけでは英語長文は読めません。

これと同じで、古文単語を覚えただけでは古文を読めるようにはなりません。古文を読むためには読むためのコツを知っておく必要があります。

まずは古文を読む前に知っておいてほしいことがあります。

古文は全文訳せる必要はない。

古文は「不完全な文章」なのです。実は主語や目的語などといった言葉が省略されています。英語も省略はありますが、主語が省略されていることはほとんどありませんよね。(受験英語ではほとんどありません。)

なぜこのような違いが起こるのかというと「文化の違い」があるからです。日本は「ハイコンテクスト文化」と言われ、英語圏は「ローコンテクスト文化」と言われています。

コンテクストとは「文脈」の意味で、日本は「書いてないけど文脈で読み取れよ!」という価値観で、英語圏は「書いてないこと以外のことなんかわかんないよ!」という価値観なのです。

日本では「空気読め!」とか言いますよね。主語もなんも言ってないけど雰囲気で読み取ってくれよ!というのが日本の文章なのです。

それが古文には大いに現れています。主語や目的語は書いてないけど読み取らないといけないのです。

そんなムチャクチャな!と思うかもしれませんが、テストに出るということは明確な答えがあるのです。不完全な文章であっても答えがないものはテストには出ません。

というわけで今回は不完全な文章である「古文の読み方」を紹介したいと思います。

①登場人物の関係図を書く。

古文の文章を読む前に「まえがき」が冒頭に書かれていますよね。そこをよく読んでください。登場人物の関係が書かれてることが多いです。

それを図に書きましょう。簡単でいいです。矢印や棒人間を使って書くといいでしょう。

登場人物の関係を洗い出すことで「誰が誰より偉い」という関係がわかるようになります。そうすると敬語を使って表現されている→立場が下の人から上の人に向かって話した

ということがわかります。主語や目的語が省略されている古文を読む上で「誰が誰に話した」のかは非常に重要な情報です。かならず「まえがき」は読むようにしましょう。

②動詞に丸をつけて主語を考える。

「その動作は誰が行っているのか?」を考えることも重要です。登場人物の関係図を書く上で「誰が行った動作なのか」が分かれば、関係図の中にその動作を行ったことを付け加えて書くことができますね。

 

③古文をイメージ化・漫画化する

①、②の作業を行って文章に書かれていることをイメージ化・漫画化しましょう。文章だと何をやっているのかよくわからないかもしれませんが、漫画で書くと何をやっているのかが一目でわかりますね。漫画といっても簡単なもので大丈夫!その文章の流れ、人物の関係図などがわかればOKです!

 

いかがでしょうか?この方法が定着すれば古文の文章を読むことができます。古文が読めなくて悩んでいる人はぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、人物関係を考えるうえで古文の背景知識も必要になってくる場合があります。その知識を漫画で学習できる参考書があります。

【高校入試こわくない国語古文・漢文】

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この参考書は高校入試用の参考書ですが、古文の内容が漫画で書かれているので、不完全な文章であっても一目でどういうことかわかるようになっています。古文単語は覚えたけど文章が読めない・・・という方におススメな参考書です。古文に伸び悩んだらこちらの参考書をやってみましょう。

 

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