皆さんこんにちは、
武田塾新安城校です!
今回は受験生にとって大切なこの時期だからこそ知っておきたい、
『共通テストを使い私立大学を出願する際における注意点』
についてお話ししていきたいと思います!
受験が終わった後に、「知らなかった…。」
とならないように、知らない方や曖昧な認識になっている方・・・
ぜひこのブログを読んでいただけると嬉しいです!!!
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共通テスト利用と共通テストプラス(併用)について
まず初めに、
共通テスト利用と共通テストプラス
の違いについて説明していきます。。。
共通テスト利用とはその名の通り、
共通テストの点数を利用して私立大学の入試を受験する方法です!
一般的には3科目型と5科目型があり、大学によっては科目指定がある大学もあります。
この共通テスト利用のメリットは、実際に大学に入試を受けに行かずに、
共通テストの点数だけで合否を判断するところです!
つまり、私立大学の一般入試対策をしなくてもいいのです。
しかし、大学受験自体が甘くはないと、皆さんが一番ご存じのはずです・・・
表があれば裏があるように、メリットがあれば必ず注意すべき点もあります。
そちらに関しては後程ご説明いたしましょう・・・
続いて、共通テストプラスとは、
共通テストの点数+各私立大学の一般入試の点数の合計で
合否を判断する方法です!
こちらは利用と違い、一般入試を必ず受験する必要があります!
また、基本的には一番点数が高い科目で判断してくれるので、
もともと私立の一般入試を受験する予定の方は、
こちらのプラス方式を判定として上乗せするか否かの選択になります!
★出願の際の注意点★
下の表をご覧ください!
同じ大学の同じ学部を受けるときの大まかなレベルを表したのが下の図です。
簡単ですが私立大学の一般入試前期試験を『0』として、
それぞれの試験方法の難易度および偏差値を図で表しています!
偏差値2.5というのは判定が変わる基準でもあります!
となりますと、例えば第一志望の合格率が50%の人、つまりC判定の人にとっては、
共通テストプラスはD判定ぐらいになっていて、
共通テスト利用はE判定ぐらいになっているということがわかります。
逆に言えば、共通テスト利用入試でA判定がでて初めて、
一般前期試験の判定がC以上であるということがいえます。
また、何故そもそも偏差値が高くなるのかというと、
要因としては主に二点あります!!!
・共通テストを使用するため、国公立を第一志望の受験生も出願してくる
・そもそもの募集人数の枠が少ない
まず国公立を第一志望としている方は、共通テストの対策を十分に行っているため、
利用やプラスなどを出願の際は問題ないかと思いますが、
私立第一志望の方は要注意です!
募集人数がそもそも少ないことに加え、
共通テスト対策をしている方たちに有利に働きやすいため、
合格内定者が、
『国公立第一志望で、滑り止めとして私立を共通テスト利用もしくはプラスで出願しました!』
という受験生が多くなることが予想されます。
つまり、私立大学をメインとして受験なさる方は、一般入試対策を十分に行い、
共通テスト利用やプラスはあくまでおまけとして考えることが必要なのかもしれません・・・
共通テスト《利用》は滑り止めで受けるべし
第一志望を共通テスト利用で狙うということがどれだけ難しいかは、
先程のご説明で分かっていただけたかと思います・・・
お伝えした通り、共通テスト利用は出願するだけで終わりです!
つまり試験を受けにいかなくてもいいので、基本的には2ランク以上、上の人が滑り止めで受けてきます。
気楽に出願してくるのです・・・。
そして、地域一番校、例えば愛知であれば南山文系や名城理系は、
名古屋大学の人たちが共通テスト利用で仕掛けてくるので、余計得策ではありません!
ですから私達も、滑り止めを共通テスト利用で抑えておく必要があります。
つまり現状で前期試験A方式などでA判定がでているところを狙っていく必要があります!
出願時期は絶対に確認しておくこと!!!
よくありがちなミスですよね・・・
特に私立大学を受験する際に、前期試験の出願期日が
入試直前の1月末まで設けられている場合が特に要注意です!
名城大学を例に出すと、2024年度においての出願期日は下記のようになります。
受験方式 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表日 |
A方式 | 12/18~1/16 | 2/1・2・3 | 2/20 |
B方式 | 12/18~2/5 | 2/21 | 3/6 |
C方式(前期) | 12/18~1/19 | 1/13・14(共通テスト) | 2/20 |
C方式(後期) | 2/13~2/27 | 1/13・14(共通テスト) | 3/12 |
F方式 | 12/18~1/16 | 2/1・2・3 | 2/20 |
K方式 | 12/18~1/16 | 2/1・2・3 | 2/20 |
A方式とB方式は皆さんご存じの通り一般入試になりますが、
F方式が共通テストプラス型、C方式が共通テスト利用型
そしてK方式が傾斜配点
つまり、大学によっては名前が違ったりするんですね。
方式によって期日が違うので、注意しましょう!
また、名城大学においてはもう一点注意しなければいけないことが、B方式の出願期日についてです!
このB方式は何かというと、中期日程と言われている方式になります。
名城大学以外にも愛知学院大学などが取り入れている方式になりますね。
出願期日を見てみると2/5となっており、
「一般入試よりも遅いから余裕あるじゃないか!」
と思いがちですが、ちょっと待ってください!!!
一般前期試験とF方式、C方式の合格発表が2/20
ということは、
合否の結果を見てから出願しようと思っても遅い!という事になります。。。
つまり、前期試験やF・C方式と同じように、あらかじめ出願しておかないと、
試験すら受けることが出来ないという事です!
このように、共通テスト利用やプラス方式を受験または出願する予定の方は、
必ず余裕をもって準備しておく必要があるわけです!
もちろん、共通テスト後に出願を受け付けている大学も複数存在します。
ただし、こちらの大学も出願までに時間の余裕があるわけではありません・・・
受験生の皆さん、出願期日は直前に確認しておくのではなく、
前もって確認した上で、保護者の方と十分に相談しておくことをお勧めいたします!!!
まとめ
今回、共通テスト利用やプラス(併用)についてまとめさせていただきましたが、
それぞれの試験方式のレベルや出願期日、それに加え一般入試の出願期日などなど、
受験勉強に取り組むことも大切ですが、
それ以外にも気を付けるべきことはたくさんあります!
自分一人で出来ることはある程度限られてしまうので、
必要がある場合は保護者の方の協力や、学校の先生、塾の先生などを頼り、
不安が少しでもない状態で受験にのぞめるようにしましょう!
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受験生の方はこの12月中に準備しておかないと、
年を越してからでは余裕が持てなくなってしまいます・・・
現段階で受験校に関してお悩みの方や、
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