こんにちは！
武田塾新安城校です！
日に日にあたたかくなってきている一方で
寒暖差が激しく、体調を崩しやすくなっています。
みなさん体調の方はいかがでしょうか？
今回は、高校二年生、三年生向けに志望校選びの注意点についてお話していきたいと思います！
第一志望について・・・
まずは第一志望についてです。
この際の注意点は、大学選びと科目選びです。
志望校を変更することは決して悪いことではありません。
しかし、一度変えてしまうと二度と引き返せなくなってしまうことがあります・・・
それが《国公立大学から私立大学に変更する》パターンです！
国公立大学の受験の際、
まず共通テストで点数をかせぐ必要があるため、
文系であれば五教科七科目、理系であれば五教科六科目が必要です。
それに対して、私立大学は、
少ない場合は一科目、多い場合でも四科目です。
志望校を国公立大学から私立大学に変更するということは、
科目を絞ることにつながります！
一度変えてしまうと引き返せなくなってしまうので、
志望校を国公立大学から私立大学に変更する場合は、
滑り止めの大学をどこにするのか、受験科目はどうするのかをきちんと考えてから
変更するようにしましょう。
また、私立大学の第一志望を変更する人も多いと思います！
ですが、私立大学の場合、日程が被らなければ複数回受験することができます！
そのため、滑り止めをきちんと考えれている場合は、
私立大学が第一志望の場合は、理由次第では志望校の変更をしなくても良いかと思います！
ですが、その反対に同じ偏差値帯の大学を多数受験しようとしている場合は、
志望校を一度考え直してみるといいと思います。
また、滑り止めを1,2校決めておくといいと思います。
まだ滑り止めの大学を決める必要はないですが
併願校を決めておくと9月、10月に楽になります。
決め方としては自分の偏差値より5～10ほど低い大学を滑り止めにするといいでしょう。
配点について・・・
続いては配点についてです！
入試において配点はとても重要です！
みなさん自分の第一志望の配点はご存じでしょうか？？？
把握できていない場合は、すぐに大学のHPにアクセスし、
入試要項を確認しましょう！
配点を知らないと共通テストと二次試験、どちらに勉強の比重を置けばいいのか？
どの科目を勉強するべきかというのが分かりません。。。
例えば・・・愛知教育大学・教育学部の教員養成課程の配点は、
共通テスト：900点
二次試験：小論文100点、各専門科目の試験400点、調査書10点
合計1410点満点です！
・・・
一方で、名古屋大学経済学部の配点は、
共通テスト：900点
二次試験：国語500点、数学500点、英語500点
合計2500点満点です！
愛知教育大学は共通テストの配点が高いのに対し、
名古屋大学は二次試験の配点が高くなっていることが分かります。。。
また、愛知教育大学の二次試験は各専門科目の試験の配点が一番高いですが、
名古屋大学の二次試験はどの科目も配点は同じです。
このように『大学によって配点は様々』です。
二次試験の配点が高いから共通テストの勉強をしなくてもいいという問題ではないですが、
配点の高い科目を優先して勉強した方が点数は取りやすくなります！
今の自分の実力と相談して勉強の内容を考えてください。
このように志望校の配点を知らないというのは受験において致命的なのです。
志望校を決める際は配点をきちんと調べて、
自分の得意科目や苦手科目、出題範囲をきちんと考えて志望校を決めるようにしてください。
学部・学科の選択について
最後に学部・学科の選択についてです。
みなさん志望校の学部・学科についてきちんと調べましたか？
その学部・学科でどんなことを学びたいのか、
どんなことが学べるのかをきちんと調べておかないと、
入学した後に、【自分が思っていたのと違う、おもしろくない、学びたいことを学べない】
などの理由で大学に行かなくなってしまったり、やめてしまうことがあります。
例えば工学部という一つのくくりの中にも様々な学科があります。
学科によって学習内容はかなり変わってきます。
学部の中でもどんなことを学びたいのかを明確にし、
自分が学びたいことを学べる学部・学科選びをしましょう。
とても分かりやすい例を紹介すると、
医者になりたいという人は医学部を、
薬剤師になりたいという人は薬学部を、
弁護士や裁判官、検察官になりたいという人は法学部を選ぶのが一般的です。
厳密にいうと、弁護士や裁判官、検察官に関しては、
法学部を卒業していなくても職に就くことは可能ですが、
法学部を卒業し、ロースクールに通い、国家試験に合格する流れが一般的です。
その一方で、医師や薬剤師はそれぞれ、
医学部、薬学部を卒業していないと免許を取ることができません。
将来の職業が具体的に決まっている場合は、
どの大学のどの学部に行けば免許を取ることができるのか、
またその職業に就くことができるのかを事前に調べておくようにしましょう。
具体的な職業が決まっていないという人は、
大学で職業を決めることも可能なので、自分が学びたいことが学べる学部を選ぶようにしましょう。
例えば、語学について学びたいという人は文学部を、
心理学に興味があるという人は心理学部や心理学科を選ぶといいと思います。
講義の内容は大学によってさまざまなので、大学のホームページや「シラバス」を見てみるといいと思います。
自分が大学に入って何を勉強したいのか、何がしたいのかを明確にして
それに合った学部・学科を選ぶことが重要です。
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