こんにちは。武田塾新安城校です!
春休みも残り一週間ほどになりました・・・
そろそろ勉強始めようかなと考えている1・2年生もいるのではないでしょうか?
その中には、
「問題を解きながら基礎を確認したい!」
「数学の問題に対する苦手意識をなんとかしたい!」
「基礎より少し難しめの問題が解きたい!」
でも何をすればいいのか分からないという人が多いと思います!
そんな人たちのために、
今日は『基礎問題精講』を紹介していきます!
数学を基礎から学びたい人におすすめ『基礎問題精講』
『基礎問題精講』は、中堅私大レベルやセンター試験を解くための基礎固めをしたい人におすすめの教材です。
解説がかなり詳しく、基礎的なところから学べるため、数学を初めて学ぶ人でも学習を進めやすいです。
同じような基礎を網羅しているタイプの参考書としては「チャート式」などが有名ですが、
こちらは問題数が多く途中で挫折してしまう人も少なくありません。
一方、基礎問題精講は問題数が絞られているので効率よく学習を進めることができます。
数学に苦手意識がある人や、初学者にもお勧めできる参考書です。
基礎問題精講は1か月で終わる!?
あくまで目安ではありますが、基礎問題精講は約1か月で、1冊を完璧にすることができます。
基礎問題精講IA
問題数:145問
1周にかかる期間:約3週間
例
1周目 第1週 | 1周目 第2週 | 1周目 第3週 | 2周目 | |
1日目 | 1-13 | 46-57 | 91-102 | 1章・2章 |
2日目 | 14-24 | 58-65 | 103-113 | 3章・4章 |
3日目 | 25-35 | 66-79 | 114-126 | 5章・6章 |
4日目 | 36-45 | 76-90 | 127-145 | 7章・8章 |
5日目 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 |
6日目 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 |
7日目 | テスト | テスト | テスト | テスト |
基礎問題精講IIB
問題数:167問
1周にかかる期間:約4週間
1周目 第1週 | 1周目 第2週 | 1周目 第3週 | 1周目 第4週 | 2周目 | |
1日目 | 1-10 | 43-52 | 87-96 | 129-138 | 1章・2章 |
2日目 | 11-20 | 53-62 | 97-106 | 139-148 | 3章・4章 |
3日目 | 21-31 | 63-73 | 107-117 | 149-159 | 5章・6章 |
4日目 | 32-42 | 74-86 | 118-128 | 160-167 | 7章・8章 |
5日目 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 |
6日目 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 |
7日目 | テスト | テスト | テスト | テスト | テスト |
基礎問題精講III
問題数:125問
1周にかかる期間:約4週間
1周目 第1週 | 1周目 第2週 | 1周目 第3週 | 1周目 第4週 | 2周目 | |
1日目 | 1-8 | 32-39 | 63-70 | 94-101 | 1章・2章 |
2日目 | 9-16 | 40-47 | 71-78 | 102-109 | 3章・4章 |
3日目 | 17-24 | 48-55 | 79-86 | 110-117 | 5章 |
4日目 | 25-31 | 56-62 | 87-93 | 118-125 | 6章 |
5日目 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 |
6日目 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 | 復習 |
7日目 | テスト | テスト | テスト | テスト | テスト |
青チャート・黄チャートと基礎問題精講の比較
みなさんは学校で何の参考書を使っていますか?
赤チャートや青チャート、黄チャート、Focus Gold などなど、使っている参考書は様々だと思います。
そこで、基礎問題精講と青チャート、黄チャートを
問題数、問題の難易度、解説の3つの面で比較していきたいと思います。
まず最初に、問題数について見てみると、
基礎問題精講に掲載されている問題数は、青チャート・黄チャートの三分の一程度です。
単純計算ですが、1通り解き終わるまでに必要な時間も3分の1だけで済みます。
次に、問題の難易度についての比較は、基礎問題精講には、青チャートよりもやさしめな問題が多いです。
基礎をきちんと理解するために、必要最低限の難易度設定なので、解きやすくなっています。
最後に解説について見てみると、チャート式は簡潔な説明が多く、
ゼロから学習するのにはあまり向いていません。
一方、基礎問題精講は詳しく解説があって分かりやすいので、
一から基礎を学習していく人でも使いやすい参考書です。
中堅私大レベルやセンター試験対策におすすめ
数Ⅰ・Aの各単元の知識がまったくない状態からいきなり問題を解くのは難しいので、
先に教科書や他の講義系の易しい参考書を使って各単元の公式や定理を理解するようにしましょう。
そのうえで、基礎問題精講に載っている基本問題がヒント無しで解けるように学習するのがおすすめです。
数学の勉強を始めるときにただ教科書を読んでいるだけだと、
実際に問題を解く力が身につかず点数が上がっていきません。
そのため、教科書で理解した後は、各単元で頻出の問題を一通り解ける状態にしておくことが重要です。
基礎問題精講に載っている問題は、基礎問題を解くためにやっておきたい良問ばかりなので、
これらの問題を一通り解けるようにするだけで、センター試験や中堅私大レベルはクリアできます。
できるまで繰り返し学習してから次に進もう
基礎固めをする際、繰り返し学習が大切になります。
理解が浅い単元や、覚えたての公式などは、記憶に定着していないため時間が経つと忘れていってしまいます。
一回解けるようになった問題は、1週間ごとや1か月ごとなど、期間を決めて復習をするのがおすすめです。
また、焦りからいろいろな問題集に手を付けてしまう人がいますが、これはかえって非効率です。
一つの問題集がしっかりできるようになってから、次の問題集に進まないと、解ける問題は増えません。
数Ⅰ・Aの基礎問題が終わったら、次に数Ⅱ・Bの基礎問題に取り組みましょう。
それらがすべてできるようになり、時間がある場合には、基礎問題精講の演習問題に取り組んでみてください。
また、一度解いた問題を復習する時は、考え方やプロセスをきちんと理解することが大切です。
答えが合っているかどうかよりも、正しい解き方が自分で導き出せることが大切です。
もし解き方が分からないところがあれば、解説を良く読み直すようにしましょう。
特に、数Aの図形問題では、証明などの記述形式の問題も多く含まれます。
繰り返し手を動かして、解き方や考え方の基本パターンを定着させるようにしてください。
基礎レベルより少し難しい問題集『文系の数学 重要事項完全習得編』
『文系の数学 重要事項完全習得編』は、日東駒専レベルの数学の問題に対応できるようになる問題集です。
数ⅠAⅡBのすべてをカバーしていて、例題150題、演習問題が150題と標準的な問題量になっています。
基礎的な問題が解けるようになった後に、
きちんと知識が定着しているかどうかのチェックに使える教材です。
また解答解説がわかりやすいので、
忘れてしまっている部分がある場合にはきちんと復習することができます。
文系の受験生で数学を使う人にとって必ずマスターしておきたい問題が網羅されているので、
全問きちんと解けるように繰り返し復習するのがおすすめです。
『文系の数学 重要事項完全習得編』の詳しい特長や学習方法について解説します。
理系の人の基礎固めにもおすすめ
タイトルに「文系の」と入っていますが、
『文系の数学 重要事項完全習得編』は理系の基礎固めとしてもおすすめできる問題集です。
この教材の前書きにも書かれている通り、理系の人でも基礎力に自信がない人は、
しっかりと基本の問題が解けるようになることが大切になります。
具体的には、定期試験や問題集で一度やった問題がそのまま出れば解けるのに、
模試などで範囲が決まっていないテストになると点が取れなくなってしまう人におすすめです。
このタイプに当てはまる人は、問題の解き方を「手順」レベルで覚えてしまっている可能性が高いため、
問題の条件設定が変わったり、すこしひねった出題をされたりすると解けなくなってしまうことが多いです。
これを解決するためには、各問題を解くときの基本的な考え方を理解したうえで式を立てることが大切になります。
『文系の数学 重要事項完全習得編』では、問題の解き方だけにとどまらず、
解くときに大事になる基本的な考え方が「入試の必勝ポイント」という欄でまとめられているので、
ここに書かれている内容を理解して頭にインプットしておきましょう。
そうすることで、多少ひねった問題が出てきたとしても着目すべきポイントがわかり、
応用問題にも対応できる力が身に付きます。
理系の人でも、記憶力や暗記力に任せて無理やり解き方を覚えてきてしまった人は、
高2の後半や高3の1学期ごろに暗記が限界になることが多いです。
そういう時に、『文系の数学 重要事項完全習得編』を使って基礎を固めておけば、
無理なく点数を伸ばしていけるようになるでしょう。
解説のわかりやすさが最大の特長
『文系の数学 重要事項完全習得編』は、重要な問題が厳選されていることに加えて、
それぞれの解説がわかりやすく書かれているのが最大の特長となっています。
そのため、数学があまり得意でない文系の受験生や、
できるだけわかりやすく説明してほしい人におすすめの教材です。
ただし、基本的な公式や定理についての説明が一から解説されているわけではないので、
もしわからない公式などが出てきたら教科書を見直して理解を固めていってください。
扱われている問題数も標準的なボリュームなので、
この一冊を全問仕上げたとしてもそこまで時間がかかりません。
いろいろな参考書に手を出してつまみ食いをするよりも、
一冊をきちんと極めた方が得点力アップにつながります。
より難易度の高い問題集にステップアップするのは、
『文系の数学 重要事項完全習得編』に掲載されている問題を演習問題まで含めて仕上げたあとで大丈夫です。
似たような文系向けの数学問題集として『チャート式』などが有名ですが、
最大の違いは解説のわかりやすさとなります。
『チャート式』はたしかに基礎的な問題が厳選され、
もれなく網羅されている良書ではありますが、一問一問の解説はそれほど詳しくありません。
途中の式の変形や、「なぜその定理を使うと気づけるのか?」といった考え方のプロセスが書かれていないので、
数学が苦手な人にとってはただの解法暗記になってしまう危険性もあります。
一方で『文系の数学 重要事項完全習得編』は考え方のプロセスがかみ砕いて説明されていますので、
「どういう問題が来たら何に着目して解けばよいか」という考え方が身に付きます。
わかりやすい解説を望む人は、『文系の数学 重要事項完全習得編』で基礎を固めていってください。
『文系の数学 重要事項完全習得編』が終わったら過去問を解いてみよう
『文系の数学 重要事項完全習得編』を一通りマスターできたら、
その時点で一度志望する大学の過去問や共通テストの過去問を解いてみましょう。
合格に必要な最低点がわかる場合は、その点数と今の実力にどれくらいのギャップがあるかを確認してください。
基本的にこの教材を仕上げた後であればかなりの手ごたえが得られるはずです。
もし思うように点数が取れない場合には、なぜ問題が解けないのかを自分なりに分析して補強しましょう。
たいていは公式や定理の覚えが甘いか、それらの解法のうちどれを使えばよいかがわからない、
または計算力不足で時間が足りないのどれかです。
どのパターンでも『文系の数学 重要事項完全習得編』の演習を徹底することで解決できますので、
過去問とのギャップに応じて学習を継続することをおすすめします。
まとめ
『基礎問題精講』は、数学の基礎レベルの問題がコンパクトにまとまっているおすすめの参考書です。
数学をこれから学ぶ人や、基礎固めをしたい人でも取り組みやすい内容になっています。
チャート式と比べて問題数が少ないので、短期間で効率よく数学の点数をアップすることが可能です。
基礎問題精講にの問題が一通り解けるようになると、
中堅私大レベルやセンター試験の問題は解けるようになるでしょう。
各単元で重要な基本問題を繰り返し解くことで、必答問題は確実に解けるだけの実力を身につけてください。
『文系の数学 重要事項完全習得編』は解説がわかりやすく、
必ず解いておきたい良問がコンパクトにまとまった1冊です。
繰り返し学習して、数学の基礎的な問題を解ける力を身につけてください。
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