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【高校1・2年生必見!漢文と言えばコレ!おススメの参考書】

こんにちは。武田塾新安城校です。

今回はおすすめの漢文の参考書を紹介していきたいと思います。

漢文ってどうやって読むの、何から手をつけたらいいのかわからないという人が多いのではないでしょうか。

また、漢文ってなんとなくの意味は理解できても、いざ現代語訳しなさいって言われるとできないという人もいると思います。

学校の定期テストでも訳が出来ず、困っている人はたくさんいるのではないでしょうか。

今日はそんな人にために漢文の参考書を2冊紹介します。

その参考書がこちら!

漢文早覚え速答法パワーアップ版ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習です。

 

この1冊で共通テスト8割の実力がすぐに身につく

『漢文早覚え速答法パワーアップ版』は、漢文が苦手な人にもおすすめの参考書です。内容は講義形式でわかりやすく、要点の説明の後にすぐに演習問題が続く構成になっています。この一冊だけでも共通テストで8割レベルの知識が身につく上、 問題数も少ないためすぐに終わらせることが可能です。

そのため、漢文が苦手な人、なかなか点数が上がらずに困っている人でも取り組みやすく、短期間で点数をアップできます。漢文はそもそも読み方がわからなかったり、何から手をつけたらいいのかわからないと言った人が非常に多い科目です。しかし、この漢文早覚え速答法はそうした漢文が苦手な人にも理解しやすい講義形式の口調で書かれていて、何をどの順番で覚えれば良いのか明確に分かるのがポイントです。

 

漢文が苦手な人もまずはこれだけ覚えよう

漢文を解くためにはまず知識が必要です。よく使われる句形の意味や、漢字の読み方、送り仮名の付け方が分からなければいくら考えても正しい答えが導き出せないからです。見慣れない感じがたくさん出てくるので膨大な量の暗記をしなければいけないと思いがちですが、この参考書で紹介されている覚えるべき基本的な句形はたったの10個です。参考書の中では”いがよみ公式”という名前で解説されているこの10個の重要句形を1つずつ演習すれば、「漢字の部分以外の読み方」に注目することで暗記の量を最小限に抑えつつ、入試で出題されやすいポイントを覚えることができます。ただ知識が羅列されている参考書と違って、まず最初に覚えなければいけない項目や、覚え方の語呂合わせなどが親しみやすい口調で書かれているので、1ページずつ順番に読み込んで行くと自然に漢文が得意になっていきます。10個の”いがよみ公式”を覚えたら、それに加えて知っておくべき漢字を覚えましょう。これは漢字が書ける必要はなく、漢字の形を見て意味がわかる状態になっておけば点数が取れるという暗記リストです。

また、それぞれの暗記項目の直後に簡単な演習問題が載っているので、覚えた知識がきちんと活用できるかどうかをチェックできる構成になっています。1日にやる分量を決めてまとめて勉強すれば短期間で一冊仕上げることが可能です。

 

送り仮名のマスターには音読が重要

漢文早覚え速答法は、最低限覚えるべき項目を要点だけに絞って掲載しているため、送り仮名についての説明が少なくなっている箇所があります。参考書勉強する際には問題ありませんが、なぜその送り仮名になっているのか気になる人にとっては説明不足感が否めません。

より詳しく知りたい人には『漢文ヤマのヤマ』という別の参考書がおすすめですが、漢文が苦手な人であれば細かい知識を追うよりもまず音読をすることで送り仮名になれていく方が大切です。漢字の文章だけを見て送り仮名を含めた読み方がスラスラ言えるような状態になるまで音読の練習を繰り返しましょう。

読み方がわかれば漢字の句形にも慣れてくるので、初めて見る漢文でもぱっと見た瞬間に意味が推測できるようになります。
共通テストレベルの難易度であれば8割はこの参考書に載っている知識だけを使って解くことが可能です。

また、最近の入試問題では難しい問題として漢詩についての知識が必要とされるものが出始めています。漢文早覚え速答法にも関心の「これだけは覚えておきたい」という知識が含まれているのですが、それに加えて『ステップアップノート10』に掲載されている漢詩についての知識も身につけておくとさらに高得点が見込めます。

 

私大&記述対策には付録の小冊子を活用

付録で付いている小冊子も、受験対策のために非常に役立つ内容となっています。漢文の読み方や意味の知識とは別に、私大の二次試験や共通テスト、そして記述問題対策といった形で、入試問題形式別の対策が詰め込まれている小冊子です。どのような形式の問題が出題された時に、どこに注目すると答えがすぐに見つかるかといった解き方のテクニックが掲載されています。この小冊子をやっておくことで、記述問題にも対応できるようになる他、この解き方を知らない他の受験生よりもて早く問題を解き進められるようになります。自分の受ける大学の出題傾向に合わせて、この小冊子の問題も練習しておけば、漢文についての知識はほぼマスターできると考えてよいでしょう。

 

漢文の基本知識を覚えた後の練習に最適な問題集『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』

『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』は、漢文の基本的な知識を身につけた後に標準レベルまでの問題を練習するのに役立つ問題集です。問題集の中では解説がわかりやすくなっていて、基本知識が身についているかどうかをしっかり確認できます。しかし、一冊目としてこの教材からやるのはおすすめしません。というのも基本的にはこの教材は問題集としての側面が強く、基本的な漢文のルールなどについての解説は詳しくないからです。あくまでも基本ができている人が演習を通してさらに知識を定着させていく用途で使える教材となっています。

 

この問題集に取り組む前に仕上げておきたい基本的な教材は『漢文早覚え速答法』

漢文の学習方法として基本的な流れは、まず最初に返り点や送り仮名などの初歩的なルールを身につけることから始まります。その上でよく使われる漢字やその読み方のルールを頭に入れることが大切です。『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』ではその基本的な知識を身につけるための解説は入っていないので、この教材に取り組む前段階として、上で紹介している『漢文早覚え速答法』などの基本教材がおすすめです。基本的な知識が頭に入った段階で、『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』を使って演習を繰り返し行うことがおすすめです。

 

『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』には簡単な読解問題もついている

『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』の特徴は、漢文の句形だけでなく簡単な読解問題もついていることです。実際の大学入試では漢文の問題は単体で出てくるというよりも、ある程度まとまった本文があってその上で語法などについて聞かれる問題が多いです。そのため、漢文で書かれた本文をきちんと読解できる力が必要になります。『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』には、ボリュームは少ないですが読解問題も含まれているので、基本的な漢文の句形を身につけた後演習を通して読解力を身につけていくのに役立ちます。

読解問題を演習する際には、2周目以降本文の内容を覚えてしまっている場合があります。その時にはただ正しい答えを導き出すだけでなく、なぜその回答にたどり着くのかという考え方のプロセスをしっかり確認するようにしましょう。解答の根拠を自分なりの言葉で説明できるようになることが大切です。

『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』を一通り解けば入試で出題される必要最低限の漢文の知識が身に付くので、その上でさらに読解問題を解いていきたい人は別の問題集または志望大学の過去問に取り組んでいってください。

 

漢詩に関する知識や暗記すべき事項のまとめも活用しよう

『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』では漢文の句形に関する知識に加えて、大学入試でよく出題される漢詩に関する知識も掲載されているのが特徴です。漢詩の問題については、覚えるべき項目を一通り覚えてしまえば知識問題として得点が取りやすい分野になりますので、『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』に載っている内容を一通り覚えておくようにしましょう。さらに、この他の漢文で暗記しておくべき基本事項がまとまって掲載されているので、知識を一気に整理したい場合やまとめて復習をしたい時に役立ちます。一通り学習が終わった後、復習をする時にはこのまとめページを活用するようにしてください。時間があれば実際に問題を2周3周と繰り返し解いていくことがおすすめですが、時間がない時にはまとめページが役立ちます。『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』にまとめられている漢文の基本知識をしっかりとマスターして、過去問演習をするための必要最小限の実力を短期間で身につけていきましょう。

 

まとめ

今回は、『漢文早覚え速答法 パワーアップ版』と『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』について、特徴や学習方法を解説しました。『漢文早覚え速答法 パワーアップ版』は掲載されている10個の句形と、頻出の漢字を覚えて、問題演習をしながら知識を身につけていくようにしましょう。『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』は、一冊目に取り組むのは難しいですが、『漢文早覚え速答法』などの基本的な教材の内容をインプットした後であれば自分に取り組めるレベルとなっています。漢文の句形の問題だけでなく、簡単な読解問題や漢詩に関する問題も掲載されていますので、大学入試で必要とされる漢文の知識をバランスよく身につけることが可能です。基本知識を身につけて『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』を演習した後は、実際の志望校の過去問を解いて漢文の実力を仕上げていきましょう。

国語の点数をアップしたい人は是非これらの参考書を活用して漢文の実力を高めてください。

 

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