こんにちは！
武田塾新安城校です。
今回は、毎年悩む人が多い、
「科目を絞るべきかどうか」
についてお話ししていきます。
メリットもあればデメリットもありますのでしっかり解説しますね。
これを守らないと入試が近づいたときに絶望する可能性がありますので注意してくださいね。
科目を絞る際のメリットと注意点
1.絞ってはいけない科目
2.国公立なら？私立なら？
3.科目を絞るときの大きなデメリット
1.絞ってはいけない科目
まず、そもそも捨ててはいけない科目を再確認しておこうと思います。
「あたりまえだろ！」と思われる内容だとは思いますが、念のため！
英語
まず英語は絶対に！！捨ててはいけません。
受験校は絶対に1校だけで、英語を使用しないという場合は別ですが、、
大学受験は文理共に英語必須ですので絶対に捨てないことです。
最も時間がかかり、必要不可欠な英語。受験勉強は英語を優先していくべきですよね。
数学
次に、数学です。
理系の場合、数学は捨ててはいけません。ほとんどの大学で理系進学する場合数学は必須です。
ただし、数学Ⅲについては例外です。
理系進学の場合でも数学Ⅲは必要ないという大学・学部・学科もあります。
また、共通テストでの出題はないため数学Ⅲは捨てやすいとも言えます。
ただ、ガッツリ理系の学部（医学部・工学部など）は数学Ⅲが必要なところがほとんどです。
また、文系私立は数学を使わない学部の方が多いですので捨ててもあまり問題ないといえるでしょう。
ただし、数学が必須の学部もありますし、
数学でも受験できる場合は不利になってしまう可能性もありますので注意してください。
国語
文系の国語は理系の数学と同じ立場になります。
文系進学の場合、国語は必須です。
ただ、漢文は使わないことが多かったりもします。
私立単願の場合は漢文を捨てることもできますが、数学と違う点は漢文が共通テストに出題される点です。
2.国公立なら？私立なら？
国公立の場合、科目を絞ることはあまり考えることはできないでしょう。
先ほど話に出した数学Ⅲは別ですが、基本共通テストに出題され必要になります。
理科が1科目で受験できる大学・学部もありますが、ごく一部ですのでリスクが大きいです。
それに対して私立大学の場合は科目を絞ってしまっても良いと感じます。
基本3～4科目の受験がほとんどですし、難関私立大学の場合その科目を深い部分まで追求している必要があります。
科目ごとのウェイトは私立大学の方が高いので絞ってしまうのも一つの手です。
ただし、いずれの場合も受験する大学をしっかりと調べ、必要科目を調べておく必要があります。
3.科目を絞るときの大きなデメリット
それではここから科目を絞るときの注意点をお話ししていきます。
まず、一番大きいデメリットは
「可能性が狭まっていくこと」です。
第一志望の大学の科目だけ見て、科目を絞ってしまうと、
・滑り止めにしようとした大学が科目不足で受けられない。
・大学のレベルを上げるor下げる時に足りない。
・共通テストで失敗してしまい、調べたら受けられる大学が少ない。
こういったことが起こり得ます。
受験が近づいて、受けたい大学が出てきたけれど受験科目を絞ってしまって受験できない、、
こういった受験生が毎年一定数います。
最後に
科目を絞ることはリスクです。
自分の進学する大学の可能性を狭めてしまうことになります。
しかし、なぜ科目を絞ることをお話しするのか。
それは、科目を絞ることで逆転合格に大きく近づく人がいるからです。
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