英検(実用英語技能検定)は、有名な資格ですよね。
しかし受験ていない人は、知らないことも多いかも知れません。
この度は2024年5月に改定される内容を中心にご説明します!
また2025年度には、新設級として準2級プラスが受検できるようになります。
それも踏まえて、英検について詳しく紹介していきたいと思います。
英検の概要
英検は、「書く」「読む」「聞く」「話す」の4技能を測る試験です。
1~5級まであります。
5級、4級
●リーディング、リスニング
・スピーキングテストもある(合否の判定に影響なし)
5級
●中学初級程度のレベル
・初歩的な英語を理解でき、それを表現することが求められる
4級
●中学中級程度のレベル
・5級より一段上の内容が出題される
3級~1級
●1次試験と2次試験がある
1次試験:リーディング、ライティング、リスニング |
2次試験:英語での面接 |
3級
●中学卒業程度のレベル
・身近な英語の理解と使用が求められる
準2級
●高校中級程度のレベル
・基礎力を、応用力として次の段階へ繋げる重要な級
・日常生活に必要なレベルの英語の理解、使用が求められる
●メリット
・入試優遇や単位認定など
準2級プラス
●2級と準2級の中間のレベル
・2025年度から新設される
・2級と準2級とでは、大きな難易度のギャップがある
→2級以上の合格に、多くの時間がかかっていたため設立される
※今後変更がある可能性も!公式ホームページなどを随時参照のこと
2級
●高校卒業程度のレベル
・英語力を、実生活の様々な分野で応用できる力を身につける級
・社会生活に必要なレベルの英語の理解、使用が求められる
●メリット
・入試優遇、単位認定など
・海外留学や社会人の一般的な英語力の条件として幅広く適用される
準1級
●大学中級程度のレベル
・最終目標の手前のレベル
・社会生活で求められる英語を十分理解し、使用できることが求められる
●メリット
・入試優遇や単位認定など
・教員採用試験で優遇されたり、海外留学にも多方面で幅広く適用される
1級
●最終目標となる級
・広く社会生活で求められる英語を十分理解し、使用できることが求められる
●メリット
・入試優遇、単位認定、海外留学など
・通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除される
英検は何回受けられるの?
従来型の英検
ペーパーで実施。1次でリーディング・ライティング・リスニング、2次でスピーキングの試験。
年に3回実施。但し、3回目は1月の実施となり、タイミング的に高3生は受験で使用することができないため注意。
S-CBT
パソコンで実施。4技能を1日で全て検査。
4か月ごとに検定期間が設けられており、各検定期間(4月~7月)、(8月~11月)、(12月~3月)に同一級を2回まで受験可能。同一級でなければ好きなだけ受験可能。
ライティングについては、筆記型・タイピング型が選択できる。キーボードで操作するのが苦手な場合は前者が無難だが、タイピング型ではコピー・貼り付けができるため、後者の方がオススメ!
S-CBTの実際の様子はこちらから。
従来型の英検と、S-CBTは併用できるため、4か月間で同一級を3回受験できます!
2024年改定内容
2024年に準2級プラスが新設されるとともに、試験内容も一部改定されました。
特に大きな変化として、ライティングに「要約問題」が追加されたことです。
以前はライティングで稼ぐことが合格への近道だったのですが、そこに少し障壁が追加された形でしょうか…
しかしそれでも、ライティングで得点することが英検攻略のカギであることは変わりありません!
改定内容については、2024年5月試験から実施されます。
【改定内容一覧】
【英検準一級の要約問題出題例】
(引用:https://www.eiken.or.jp/eiken/2024renewal/ 日本英語検定協会)
費用
級ごとに費用は異なるため、チェックしましょう。
また級が上がるごとに、費用も上がります。
5級:3,900円 |
4級:4,500円 |
3級:6,400円 |
準2級:7,900円 |
2級:8,400円 |
準1級:9,800円 |
1級:11,800円 |
※団体受験の場合は、金額が異なる場合がある
※1次試験免除者も同じ金額
会場
本会場
協会が国内の約230都市と海外4都市に設置している会場を、「本会場」と呼びます。
申込の際に、受験地域の選択を行います。
試験会場の指定はできません。
申込が遅いと、自宅から遠い試験会場になる可能性もあります。
準会場
協会が認めた団体が設置する試験会場です。
準会場は、団体申込の場合のみ使用されます。
(つまり個人申込の場合は「本会場」となる)
難易度
級 |
難易度 |
1級 | 大学上級程度 |
準1級 | 大学中級程度 |
2級 | 高校卒業程度 |
準2級 | 高校中級程度 |
3級 | 中学卒業程度 |
4級 | 中学中級程度 |
5級 | 中学初級程度 |
合格点
級 | 1次試験の合格点 | 2次試験の合格点 |
1級 | 2028/2550 | 602/850 |
準1級 | 1792/2250 | 512/750 |
2級 | 1520/1950 | 460/650 |
準2級 | 1322/1800 | 406/600 |
3級 | 1103/1650 | 353/550 |
4級 | 622/1000 | - |
5級 | 419/850 | - |
大学受験に使うなら2級以上を受けよう
私立で英検を受験に使える大学は非常に多いです。
国立大学でも、英検などの外部試験利用が可能な大学もあります。
大学受験で有利になるには、2級以上を目標にしましょう。
大学によっては優遇措置があります。
英検の資格は一生ものですが、大学入試で使える英検の期限は基本的に2年間です。高1の段階で英検を取っていても入試には使えない場合が多いので注意しましょう!!
主な優遇措置
①出願資格
・各大学が級やスコアを指定し、出願条件として設定
→出願条件を満たせば、英語試験を免除されるケースが多い
②得点換算
・級やスコアが、共通テストや各大学の個別試験の点数に換算される
・レベルが高ければ、試験が免除となるケースもある
③加点
・級やスコアが、共通テストや各大学の個別試験の英語の点数に加点される
④判定優遇・合否参考
・級やスコアが、出願書類の評価で優遇される
メリット
推薦入試で有利
学校推薦型・総合型選抜では、英検やTOEICを出願資格の指標にしている大学が多くあります。
(特に外国語や国際関係の学部・学科に多い)
出願の時点で受験生が絞られます。
そのため、偏差値が高い大学を低い倍率で受けることができます。
英語の試験だけ事前に受けられる
前述の通り、英語の試験が免除になるケースがあります。
早めに高いスコアを取得すれば、受験勉強のコスパが良くなるのです。
小中学生は?
小中学生の時点で、2級以上への合格は、やや難しいかも知れません。
しかし準2級以下なら、無理なく目指せると思います。
例えば明治学園では、中学3年生終了段階で、約7割の生徒が英検準2級に合格しています。
小中学生の時に英検を受ければ、英語の授業で役に立つでしょう。
また高校生になってから、2級以上を目指すための良い予行演習になります。
まとめ
他の資格もそうですが、英検はあなたの武器になります。
・英検2級以上取得するまでの時間があるか ・志望校に英検が使えるのか |
これらをしっかり考え、判断しましょう!
志望校に合格したいなら、武田塾。
突然ですが、質問です。
志望校に合格するための条件は何でしょうか?
答えは「入試問題で合格最低点以上の得点を取る」ことです。
すなわち、入試当日に「入試問題が解ける状態」になっていることが必要です。
ではここで、共通テスト英語の問題を解いてみてください。
<引用:独立行政法人 大学入試センター https://www.dnc.ac.jp/>
もし今これが解けない状態であれば、入試当日までに何をする必要がありますか?
「単語の意味を覚える」「文法を覚える」「速読力をつける」
こうしたことが必要ですよね。
単語の意味を覚えるにはどうすれば良いでしょう?単語帳で意味を隠しながら何度も反復しますよね。
文法の暗記も速読力の強化も同様です。自分で問題を解いていかなければなりません。
これらはすべて、授業ではなく「参考書学習」で行っている事に気が付いたでしょうか?
学校で全く同じ授業を受けているのに、なぜ「伸びる生徒」と「伸びない生徒」が生まれるのでしょうか?
それは、自宅で「参考書学習をしているかどうか」の違いだけなのです。
授業はあくまで「理解」に過ぎず、その内容を「暗記=インプット」し、「演習=アウトプット」することで初めてテストで問題を解けるようになるのです。
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表面的な理解で正解に辿り着いたのでは、入試問題には一切対応できないからです。
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