【福岡教育大学を徹底紹介！】学部・学科・進路について

教育学部の詳細

初等教育教員養成、中等教育教員養成、特別支援教育教員養成の3過程に大別されます。

初等教育教員養成課程（定員：385）

幼児教育、小学校教育専攻、人文・社会教育、 理数教育、芸術・実技教育の5プログラム。

全てのプログラムで 、小学校教育を学びます。

そのため、複数の教員免許状を取得することが可能です。

幼児教育

・幼稚園教員の養成を主とする

・４年間かけて、幼児教育を中心に学ぶ

・小学校教育も、主として学修する

小学校教育

・小学校教育のスペシャリストを目指し、小学校教育を主として学ぶ

・学級経営や生徒指導の能力を身につける

・実践力を磨くための学修を行う

人文・社会教育

・小学校教育を主として学ぶ

・人文/社会教育分野の教科（国語、社会、英語）から副専攻を選択

・小学校高学年の教科担任、中学校での教科指導ができるように学修

理数教育

・小学校教育を主として学ぶ

・理数教育分野の教科（理科、数学）から副専攻を選択

・小学校高学年の教科担任、中学校での教科指導ができるように学修

芸術・実技教育

・小学校教育を主として学ぶ

・芸術/実技教育分野の教科（音楽、美術、保健体育、家庭、技術）から副専攻を選択

・小学校高学年の教科担任、中学校での教科指導ができるように学修

中等教育教員養成課程（定員：170）

特に中学校教員の養成を重視。

学校支援ボランティア活動なども行っています。

国語専攻

・教科教育として国語科教育を学ぶ

・教科専門として国語学、古典文学、近代文学、漢文学を学ぶ

社会科専攻

・社会科という教科の目的、内容、授業方法を扱う社会科教育学を学ぶ

・社会科の各専門分野（歴史学・地理学・社会科学・哲学）を学ぶ

数学専攻

・中高における数学の教科内容についての基礎的知識と技能を養う

・2年後期から専門分野の授業が開設される

・以下の分野の基礎理論から現代数学の内容までを学習

理科専攻

・実験や自然観察に基づき、わかりやすく理科を教える教師を目指す

・科学的な思考力や記述力、プレゼンテーション能力を育む

・中高の理科教員に必要な物理、化学、生物、地学、理科教育の各分野の確実な習得

英語専攻

・専門の講義、演習は専任教員（ネイティブスピーカーを含む）が担当

・分野は英語教育、英語学、英語音声学、英米文学、異文化理解、英語コミュニケーションと多彩

→４年次は上記の分野から自分でテーマを選び、卒業研究をまとめる

・毎年数名が、約1カ月～１年間留学している

→以下との交流協定などを利用

音楽専攻

・1年生に、音楽理論の基礎固めを行う

・2年生以降は、ヨーロッパ音楽に加え、日本の伝統音楽や民族音楽の理論/歴史を学ぶ

・3年生と4年生で教育実習を行う

・4年生では、卒業研究に取り組む

→在学中に表現技能を磨いた種目による卒業演奏と、音楽教育に関わる課題を研究した卒業論文

美術専攻

・１～２年次には、基礎的な知識/技能を修得するための科目を学ぶ

・２年次後期からは専門的な科目も学ぶ

・３年次後期～４年次前期には、より専門性を深める

→少人数制のセミナー科目「美術課題研究Ⅰ」と「美術課題研究Ⅱ」を実施

保健体育専攻

・１年次に協力中学校で、体験実習を実施

・２年次は基礎実習で、指導案作成の基礎を学ぶ

・３年次の運動方法論講義では、体育授業における各種運動教材の取り扱い方を学ぶ

・３、４年次に教育実習を行う

・教科専門科目は保健体育科教育、体育学、運動学、健康教育学の理論と体育実技で編成

家庭専攻

・生徒の生活実践力を育てる家庭科教師を目指す

・2～3年次では、実習、実験を含めたさらに深い編成に

・3～4年次では、より専門性の高い選択科目を受講

技術専攻

・技術が「分かる」、技能で「できる」中学校技術科/高校工業科教員を養成

・木材加工、金属加工、機械、電気、栽培、情報、技術/工業科教育の7つの専門領域

書道専攻

・中国、四国、九州地方において、唯一の書道教員を養成する専攻

・高等学校書道の教員として専門的能力を身につける

・中学校国語科の教員免許状も取得

→中学校における書写教育も充実

特別支援教育教員養成課程（定員：60）

・児童/生徒の障がいに応じた教育活動に必要な能力を修得

・特別支援教育の動向、職責、業務の理解、指導力の修得に必要な授業科目を履修

・学校支援ボランティア活動などを行う

特別支援初等教育プログラムと特別支援中等教育プログラムに分かれます。

それぞれ、6つの障害領域から主専攻を決定。

特別支援初等教育

・視覚障害

・聴覚障害

・知的障害

・肢体不自由

・病弱

・言語障害

特別支援中等教育

・視覚障害

・聴覚障害

・知的障害

・肢体不自由

・病弱

・言語障害

進路状況

教員を中心に、様々な就職実績を誇ります。

大学院への進学も多いです。

また取得可能な教育職員免許・資格も、もちろん数多くあります。

学位プログラムや、主専攻・副専攻により、多様かつ複数の教員免許の取得が可能です。

詳しくは公式ホームページのデータを参照しましょう！

公立学校教員採用試験 合格状況（令和4年度実施分）

九州

・福岡県-161

・福岡市-111

・北九州市-46

・佐賀県-11

・長崎県-11

・熊本県

・熊本市-13

・大分県

・宮崎県

・鹿児島県-16

・沖縄県

九州以外

・山口県

・広島県/市-20

・岡山県

・岡山市

・香川県

・愛媛県

・高知県

・愛知県

・福井県

・横浜市

・茨城県

・山形県

教員以外の主な就職先・進学先 （令和4年度卒業生実績）

一般企業

・英進館

・ベネッセスタイルケア

・九州旅客鉄道

・福岡銀行

・スターバックスコーヒージャパン

・マイナビ

ほか

公務員

・福岡県

・福岡県警察

・福岡市

・北九州市

・宗像市

・福津市

・九州地方整備局

・福岡労働局

・国立大学法人

・国立病院機構

ほか

進学先

・福岡教育大学大学院

・九州大学大学院

・広島大学大学院

・東京大学大学院

・東京学芸大学大学院

・筑波大学大学院

ほか

学費・奨学金制度

学費

入学金：282,000円

年間授業料（施設費などを除く）：5,358,00円

奨学金制度

福岡教育大学未来奨学金学業成績優秀者奨学金【給付】

給付額：10万円

人数：20名

対象：学業において優秀な成績を修めた者

対象学年の制限：３年生

他制度併用：可

福岡教育大学未来奨学金国際交流協定校派遣支援奨学金【給付】

給付額：32万円～24万円（留学先による）

人数：予算の範囲内

対象：本学と学生交流協定を締結している海外の大学に協定留学する者

対象学年の制限：なし

他制度併用：日本学生支援機構海外留学支援制度奨学金、それに準じる奨学金との併用不可