こんにちは!武田塾下曽根校です。
今回は、有名なチャート式シリーズについて、特徴や使い方をまとめて解説します!
多くの受験生が使う参考書だと思うので、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
チャート式シリーズ
「数研出版チャート式シリーズ」は、受験対策として使う有名な参考書です。
シリーズは難易度別に「白チャート」「黄チャート」「青チャート」「赤チャート」の大きく4種類があります。
これらは、使用目的や志望校のレベルによって使い分けるため、受験の最後まで一つのシリーズをやり続けることになります。
「白チャート」が終わったから次は「黄チャート」というような使い方は基本的にはしません。
また、白チャート以外は基本的に受験対策として用います。
ただし、授業との併用や学校の定期テスト対策については、白チャートより他の参考書を使った方がコストパフォーマンスが良いです。
問題の構成
チャート式は単元毎に問題が構成されており、各単元の導入部分で定理や公式がまとめられています。
これらの定理や公式がどうやって導かれるかも記してあるのがチャート式の特徴でもあります。
その後の問題ページは、1ページの上部から順に
・基本例題
・ヒントやポイント
・解答、解説
・演習問題
という形で構成されています。
ページのレイアウトが全て統一されているため、見やすいのが特徴です。
問題の難易度は徐々に上がって行き、基本例題→重要例題→発展例題となっていきます。
また、例題については難易度がマークで示されているので、難易度も一目でわかるようになっています。
問題の進め方
数学の網羅系参考書に共通することは、非常に多くの問題が収録されていることです。
もちろんこのチャート式も例外ではありません。
問題は例題、演習問題だけでなく、章末問題や巻末問題を含めると数Ⅲまで含め800~1000問といった問題数になります。
「こんなに多い問題数とけないよ!」と思うかもしれませんが、安心してください。
全ての問題を解くことは時間的に無理ですし、そもそも解く必要はありません。
一番大事な問題は「基本例題」です。この基本例題だけを一通りとくだけで、全ての内容が網羅的に学習できるようになっています。
まずはこの基本例題を何度も反復して完璧になったら、次にその下の演習問題を重要な単元や苦手な単元から優先して進めていきましょう。
章末問題や巻末問題は、時間があれば実力試しとして使いましょう。
3色刷りで分かりやすい解説
数学の問題集や参考書を決める際の大きないポイントが、「どれだけ解説が詳しいか」というところです。
数学は一見わかりそうな問題でも、途中計算や考え方がわからずに躓くことがよくあります。
しかもほかの科目と違い、その部分がすぐに調べて分かるということでもないため、一度躓くとかなり時間をロスしてしまいます。
従って、いかに解説が詳しいかによって勉強時間にも大きく影響が出てきます。
難易度の低い問題集であっても、数学については必ず解説が詳しいものを選びましょう。
その点、チャート式に関しては解説は詳しい部類に入ります。
解説の中で重要なポイントや途中計算なども丁寧に示してあるので、自学自習しやすい参考書になっています。
また、基本的に3色刷りで印刷されているため、視覚的にも見やすいのが特徴です。
ただし、チャート式には難易度の高い問題も数多く収録されているため、それでもやはり躓くことは出てくることもあります。
チャート式より詳しく解説が書かれている参考書もあるので、解説の詳しさでいうと「ある程度詳しい」という言い方が正しいかもしれません。
ちなみに、解説の量はどのシリーズもさほど変わらず、白チャートも赤チャートも解説の量はほぼ同じです。
チャート式の良い点
本参考書の良い点として、まず一つ目が「内容が整理されている」という点です。
各単元の暗記しておくべき定理や公式が一覧としてまとめられてあり、また問題についてもポイントや解き方が見やすく書かれております。
数学はそれらの内容をきちんと整理しておくことが、入試問題を解けるかに直結してくるため、そういった意味で受験対策として使いやすい参考書になります。
二つ目は「網羅性が高い」という点です。
問題が多いだけでなく、様々なパターンの問題が掲載されているため、この参考書だけあればどこの大学入試にも対応できる安心の一冊になります。
青チャートであれば、例え東大の入試であっても、この参考書で十分対応できるレベルまで到達できるでしょう。
三つ目は「最新の入試傾向も加味した良問で構成されている」ことです。
数学の問題集は、良問で構成されているけど改訂が少ないものや、単に近年の過去問だけを寄せ集めただけで良問をそろえられていないものなど、どちらも両立しているものは少ないのが現状です。
逆にこの二つを満たしている参考書は、良質な問題集といえるでしょう。
チャート式シリーズはどちらも満たしている良質な参考書であり、だからこそ受験対策としての安心の一冊として人気である大きな理由の一つなのです。
チャート式4シリーズの特徴と使い方
では、チャート式シリーズは主に4つのシリーズに分かれていますが、それぞれどういった違いがあるのでしょうか?
これからチャート式を購入しようと考えている方は、是非ともご覧いただければと思います。
白チャート
一番難易度の低い参考書で、4シリーズの中で唯一受験対策としてではなく授業と並行して使うor定期テスト対策として使う位置づけの参考書です。
問題のレベルが共通テストレベルまでで構成されているため、大学の個別試験対策は別の参考書で行う必要があります。
ただし、白チャートだけでもかなりの問題数があるため、これに追加で演習を行っていくのは現実的ではありません。
受験対策としてはもっとコスパの良い参考書を使うのが無難でしょう。
通常、授業の内容を確認したり定期テスト対策として用いますが、厚いため持ち運びも大変で、問題数も多いためもっと少ない問題数で構成された参考書を使うのがベストでしょう。
黄チャート
基本的な事項を丁寧に解説してくれつつ、しっかり大学入試まで対応できるシリーズです。
数学が苦手な方も使いやすく、授業で分からなかった部分もわかりやすく解説してあります。
黄チャートと青チャートは使用目的と難易度がほぼ似通っています。
解説はやや黄チャートの方が詳しいため、授業でも理解ができない方は黄チャートの方がいいかもしれません。
また、基礎から応用レベルまでしっかり網羅されているため、このシリーズだけで旧帝大のある程度のレベルまで対応できます。
ただし、旧帝大上位レベル~東大レベルが志望校と決まっている場合は、次に紹介する青チャートを選択したほうがいいかもしれません。
青チャート
シリーズの中で一番人気のものになります。
ちなみに私も学生時代はこの青チャートだけを使っていました(笑)
青チャートは基礎から応用まで全てを網羅している参考書になっており、この一冊で東大レベルまで対応できる凄い一冊となっています。
問題数もシリーズの中で最多であり、問題が足りなくて困ることはありません。
黄チャートよりやや応用レベルの問題が多いといったところですが、どちらも基礎から応用レベルまで網羅されいるため、黄チャートを持っている場合は青チャートに買い替える必要は基本的にありません。
赤チャート
旧帝大~東大、医学部といった非常に難易度の高い入試向けの参考書です。基本問題がほぼ収録されていないため、標準レベルまで仕上がってから手を付けるようにしましょう。
他のシリーズに比べ、解説がより数学的で本質的なため、基礎力が身についていないと解説を読んでも理解できないこともあるでしょう。
逆に、数学が得意な方にとっては赤チャートの解説の方がむしろわかりやすいこともあります。
いずれにせよ購入する人を選ぶ参考書なので、なかなか見かける機会が少ないかもしれません(笑)
まとめ
今回は数学の網羅系参考書として有名なチャート式シリーズを解説していきました。
入試対策で使う予定のある方、どのシリーズを買うべきか悩んでいる方は是非以上の内容を参考にしていただければと思います。
志望校に合格したいなら、武田塾。
突然ですが、質問です。
志望校に合格するための条件は何でしょうか?
答えは「入試問題で合格最低点以上の得点を取る」ことです。
すなわち、入試当日に「入試問題が解ける状態」になっていることが必要です。
ではここで、共通テスト英語の問題を解いてみてください。
<引用:独立行政法人 大学入試センター https://www.dnc.ac.jp/>
もし今これが解けない状態であれば、入試当日までに何をする必要がありますか?
「単語の意味を覚える」「文法を覚える」「速読力をつける」
こうしたことが必要ですよね。
単語の意味を覚えるにはどうすれば良いでしょう?単語帳で意味を隠しながら何度も反復しますよね。
文法の暗記も速読力の強化も同様です。自分で問題を解いていかなければなりません。
これらはすべて、授業ではなく「参考書学習」で行っている事に気が付いたでしょうか?
学校で全く同じ授業を受けているのに、なぜ「伸びる生徒」と「伸びない生徒」が生まれるのでしょうか?
それは、自宅で「参考書学習をしているかどうか」の違いだけなのです。
授業はあくまで「理解」に過ぎず、その内容を「暗記=インプット」し、「演習=アウトプット」することで初めてテストで問題を解けるようになるのです。
武田塾では何をするの?
だから武田塾では授業をせず、秘伝のルートに則って参考書学習に100%注力させるのです!
その中で分からない箇所は「全科目」「即座に」質問対応します。これが最も効率の良い学習の進め方なのです!
また、武田塾では授業の代わりに「特訓」を行います。通常の個別指導塾とは異なり、講師と完全1:1の指導で、正解した問題についても「内容が本質まで理解できているか」を徹底指導します。
表面的な理解で正解に辿り着いたのでは、入試問題には一切対応できないからです。
武田塾の勉強法
武田塾では一人一人個別のカリキュラムを作成します。現在までの学習状況、志望校、受験までの時間は一人一人異なるからです。
そしてそのカリキュラムから毎週宿題を提示し、間違えた問題は1週間で4回、手を使って解き直しをしてもらいます。
一度解き直すだけでは全く意味がありません。ここまで反復しなければ記憶には定着しないのです。
武田塾の勉強法に少しでも興味がわいた方は、下部の「無料受験相談」バナー、又は「校舎直通電話」から、まずは無料相談にお越しください‼
無料相談では何をしてくれるの?
無料相談では、30分~1時間のお時間を頂戴し、受験のプロが生徒様の現状の成績・学習状況を踏まえ、
・成績を伸ばすために何をすべきか
・選択科目の選び方
・部活との両立方法
・受験校の選定
・入試の傾向や方式
・武田塾の勉強法
・コースや料金体系
などを全て無料でお教えいたします!
受験に対する不安を、この機会に一気に解消しちゃいましょう!
下曽根校 校舎長:吉尾 汐史(ヨシオ キヨフミ)
九州工業大学 情報工学部、九州工業大学 情報工学府
✨指導実績✨
【2023年度】
🎉九州工業大学、山口大学、青山学院大学現役合格🎉
【2024年度】
🎉九州工業大学、熊本大学、現役合格🎉
🎉弘学館高校、青雲高校、合格🎉
🎉福岡教育大学付属中学校 合格🎉
信念は「生徒を第一志望校に合格させ、幸福な人生を歩んでもらうこと。」
まずは下部バナーから、お気軽にお問い合わせください‼お待ちしております(^-^)
※無料受験相談を受けたことによる入塾の強制は一切致しません。
************************************************************
主な通塾学校
<公立高校>小倉高校・戸畑高校・小倉西高校・小倉南高・小倉東高校・門司学園高校・北九州高校
<私立高校>九州国際大付属高校・敬愛高校・西南女学院高校・常盤高校・東筑紫学園高校
<中学校>曽根中学校・沼中学校・吉田中学校
下曽根駅近辺で大学受験の塾・予備校をお探しなら武田塾下曽根校
「いきなり無料相談はちょっと…」という方!まずは公式LINEから
今の状況、お悩み、質問などをご相談ください!
上記バナーから友達追加し、メッセージを送ってください♪