こんにちは、武田塾下曽根校です!
今回は武田塾の参考書ルートにも入っている
『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』についてお話したいと思います!
英文法を学ぶ第1冊目として非常におススメなので、
英文法が苦手な人、これから英文法を学び始める人は是非参考にしてください!
『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』とは?
大岩の英文法は、中学レベルから高校基礎レベルまでの英文法をわかりやすい言葉で説明している参考書です。
「品詞」や「基本5文系」から始まるので、英語の勉強を始める人はこの参考書からやり始めましょう。
英語を学び始める人にはもちろん、基本的にはすべての受験生にやってほしい参考書です。
各単元の本質的な意味を理解できるようにわかりやすく説明されているので、英文法はこの参考書から始めることがオススメです!
使い方
大岩の英文法は、問題数は少ないので、各単元の講義部分を読んで理解していきます。
各単元の重要事項や、用法などを説明しているので、ここをしっかり読み込みます!
そして、最終的には、大事な文法事項を自分の言葉で説明できるようになりましょう。
例えば、
・品詞の説明
・第1文型~第5文型、それぞれの文型の説明
・分詞とはなにかについての説明
など、をしっかり言えるようになりましょう!
それができるように講義部分を読み込み、章末のチェック問題では、正解するだけでなく、「なぜそれが正解なのか」を説明できるようになりましょう。
ペース
全25講あるので、1日3講ペースで進めましょう。
このペースであれば1ヵ月で終わらせることができます!
『大岩の英文法』の完成度チェック問題
大岩の英文法の基本事項が、本当に身についているかどうかのチェック問題を以下に出題していきます!
以下の問題が全問クリアで英文法の基礎が身についたと言えるので、
正解できなかった場合はもう一度、『大岩の英文法』をやり直しましょう!!
問題1. 「形容詞」と「副詞」について、それぞれ説明しなさい。
問題2. 「自動詞」と「他動詞」について、それぞれ説明しなさい。
問題3. 第2文型・第4文型・第5文型の特徴をそれぞれ説明しなさい。
問題4. 「大過去」という言葉の意味と、英語での表現の形を説明しなさい。
問題5. 「原型不定詞」について説明しなさい。
問題6. 「分詞」とはなにか説明しなさい。
問題7. 「分詞構文の作り方」を説明しなさい。
問題8. 関係代名詞(whichなど)と関係副詞(whereなど)の使い分けの説明をしなさい。
問題9. 仮定法「現在のもしもの話」「過去のもしもの話」「未来のもしもの話」について、それぞれ文の作り方を説明しなさい。
解答
各問題の解答を簡単に説明していきます!
解答ページも掲載しているので、
より詳しく知りたい人は参考書をしっかり確認しましょう!
問題1. 解答ページ 第0講p.17-19
・「形容詞」とは、名詞を修飾する(説明する)言葉。
large,small,happy,beautifulなど。
・「副詞」とは、名詞以外を修飾する言葉。
名詞以外とは、動詞・形容詞・(他の)副詞・文全体などのこと。
very,fast,often ,alwaysなど。
問題2. 解答ページ 第3講p.36-37
・「自動詞」とは、主語が自分だけでできる動作を表す動詞。
→自分だけで完結する動作なので、直後に直接名詞(目的語)を置くことができない。
・「他動詞」とは、主語以外に、他の人やモノなどが必要になる動詞。
→直後に直接名詞(目的語)を置かなければいけない。
問題3. 解答ページ 第3講p.38-42
・第2文型:S+V(自)+C
第2文型を作る動詞は、be動詞か自動詞。
第2文型は必ずS=Cになる。
またC(補語)になれるのは、名詞と形容詞のみ。
・第4文型:S+V(他)+O1+O2
第4文型は、主語以外にも名詞が2つ出てくる文。
動詞の後ろに名詞(目的語O)を2つ置き、
「S+V+~に+~を」という順番になる。
・第5文型:S+V(他)+O+C
第5文型はO=Cという関係になる。
Oには名詞、Cには名詞か形容詞などがくる。
第4文型は、O1とO2にはイコール関係が成立していないので、そこが第5文型との違い。
問題4. 解答ページ 第4講p.48-49
「大過去(だいかこ)」とは、過去よりも、さらにもっと過去の話のこと。
大過去は「had+過去分詞」になる。
問題5. 解答ページ 第13講p.118-119
「原形不定詞」とはto不定詞のtoがなくなって
「V原形」だけになった形。
原形不定詞は「使役動詞」や「知覚動詞」の文でよく使う。
使役動詞(make,have,letなど)や
知覚動詞(see,hear,feelなど)は、
「S+V+O(名詞)+C(V原形)」という形をとり、このCに原形不定詞がくる。
問題6. 解答ページ 第15講p.130
「分詞」とは、動詞(V)をVing(現在分詞)やVpp(過去分詞)に変化させたもので、形容詞のカタマリを作る。
例えば「走っている犬」の”走っている”は形容詞。
”走っている”のような動作っぽい形容詞を分詞で表すことができる。
例文:The running dogs are my friend's.(走っているあの犬は私の友人の犬です。)
running(走っている)はdogs(犬)を修飾しているので、分詞となる。
問題7. 解答ページ 第17講p.146
「分詞構文」は、副詞のカタマリとして使う分詞。
分詞構文は接続詞を使わないで、文と文をつなぐことができる。
As he was ill, he couldn't go with us.
=Being ill, he couldn't go with us.
(病気だったので、彼は私たちと一緒に行けなかった。)
Being が分詞であり、分詞が副詞のカタマリを作って、接続詞がある文と同じような意味を出している。
分詞構文は、「As S V...」「If S V...」などの接続詞を消して、カタマリの中のVを分詞(VingやVpp)に変えたものと考えられる。
【分詞構文の作り方】
問題8. 解答ページ 第21講p.175
「関係代名詞」は、関係詞節中で、主語や目的語、補語といった名詞の役割をする。
「関係副詞」は、関係詞節中で、副詞の役割をする。
関係代名詞whichか関係副詞whereかは、関係詞節の中で、名詞の働きをするのか、副詞の働きをするのかで使い分ける。
また関係代名詞の後ろは、必ず名詞(代名詞)が抜けているのに対し、
関係副詞は、名詞(代名詞)が抜けていない完全な文がくる。
問題9. 解答ページ 第24講p.210
・「現在のもしもの話」(仮定法過去)
If S Vp(過去形),
S would[could,might] V(原形).
・「過去のもしもの話」(仮定法過去完了)
If S had Vpp(過去分詞),
S would[could,might] have Vpp(過去分詞).
・「未来のもしもの話」(未来の仮定法)
①If S were to V(原形),
S would[could,might] V(原形).
②If S should V(原形),
S will[can,may] V(原形).
まとめ
いかがだったでしょうか?
チェック問題全問正解できましたか?
できなかった場合は、もう一度大岩の英文法をやり直ししましょう。
大岩の英文法がクリアしたら、次はNext Stageやvintageなどの問題集をこなし、英文法をしっかりマスターしましょう!
志望校に合格したいなら、武田塾。
突然ですが、質問です。
志望校に合格するための条件は何でしょうか?
答えは「入試問題で合格最低点以上の得点を取る」ことです。
すなわち、入試当日に「入試問題が解ける状態」になっていることが必要です。
ではここで、共通テスト英語の問題を解いてみてください。
<引用:独立行政法人 大学入試センター https://www.dnc.ac.jp/>
もし今これが解けない状態であれば、入試当日までに何をする必要がありますか?
「単語の意味を覚える」「文法を覚える」「速読力をつける」
こうしたことが必要ですよね。
単語の意味を覚えるにはどうすれば良いでしょう?単語帳で意味を隠しながら何度も反復しますよね。
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