ブログ

【実態はいかに…!】講師が日本史探求(試作問題)解いてみた

こんにちは!志木校講師の関です!!

みなさんお久しぶりですね。覚えていらっしゃいますか?

 

うんうん。

「会いたかったよ~!」なんて声が聞こえてきます。

 

僕も会いたかったですよ!!(大声)

このブログの本題は??

感動の再会を果たしたところで、

今回はですね、もしかしたら気になっている方も

いらっしゃるかなと思いまして、

 

共通テストセンターより発表された

「歴史総合,日本史探求」

試作問題を実際に私が解いてみたので、

その所感/情報を皆さんにお伝えしようと思います!

 

是非良ければ「試作問題」を手に取って、解いてみてから

このブログを見ていただけると理解が楽かなと思います!

 

↓ダウンロードはこちらから(共通テストセンターの該当HPリンク)↓

https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7/r7_kentoujoukyou/r7mondai.html

 

このブログを読む上での注意点

実際に大学入試センターから発表されたものでは

ありますが、本問題にも記載のあるように

本試作問題は,令和7年度大学入試共通テストから新たに出題科目として設定する『歴史総合,日本史探求』について具体的なイメージの共有のために作成・公表するものです。

本試作問題は専門家により作成されたものですが、過去の大学入試センター試験や大学入試共通テストと同様の問題作成や点検のプロセスを経たものではありません。

なお,令和7年度大学入試共通テストの出題内容については,本試作問題の作成を踏まえつつ,引き続き検討することとしています。

(令和7年度大学入試共通テスト試作問題『歴史総合,日本史探求』 作成の趣旨及び留意点 より)

「確定版」ではないことを了承の上、

勉強のヒントとして扱うようにお願いいたします。

 

新たな情報や問題が発表され次第

随時お伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは全体の所感から…

あ、ここ本当にただ僕の感想なので

「どうでもいい」って方は

情報の所に飛んでください。

 

さて新しいスタイルへと生まれ変わった

日本史くんですが、一言で表すと

すっごい疲れます

 

もう上の黄色マーカーも薄れちゃうくらい疲れました。

 

受験改革の影響を受け続けて、

どんどん「考察力」が問われるようになってしまったことから

ポンポン解ける問題が少なくなっているなぁという印象。

 

問題数的には例年とそう大差ない(全34問)ですが、

寝ぼけているとうっかり間違える問題が多いですね。

 

問題文をよく見ること!なんてアドバイスで

終わらせるつもりはないですので、

早速各大問ごとに見ていきましょう!

 

各大問の情報や対策

お待たせしました。やっとこのブログに

見ていただける価値が生まれそうです。

 

ここからは日本史用語や小難しい話ですので、

眠くない時に見ることをお勧めいたします。

 

大問1「歴史総合」

正直、日本史受験の関は

「こんなんわかるわけなかろう」

逆に自信もっていたのですが

 

「意外と解けるぞ…?」

 

となりました。

 

ただ、やっぱり世界史範囲の選択肢もあって

そこが惑わされるところかなと思います。

 

テーマは「人とモノの移動とその影響」

【小問A:19世紀の交通革新による世界の一体化】

基礎的情報と穴埋めがセットとなったパネルと

世界地図を参照しながら解答をするものです。

 

「時代背景の理解」がより一層重要となる問題ですが、

この問題に限っては「年号の暗記」が解決してくれそうです。

 

地図から読み解く問題としては「上海」と「広州」がだいたい

どこらへんかが理解できていれば即答できるものでした。

 

ただ

問4:選択肢「海底通信ケーブルの敷設」だったりとか

問5:選択肢「スエズ運河の開通」とかは

現在の日本史の授業では触れない所ですので、

ここが出来なかった!という人は

未来の自分のために、今この瞬間に覚えてしまいましょう。

 

【小問B:沖縄県からの移民・出稼ぎ】

ここでは表と資料問題が出題されました。

どちらも日本史の知識というより

読解力/計算力が求められている形です。

 

選択肢が全然わからなくても、

「いや(笑)これは違うでしょ」

みたいな選択肢が紛れ込んでいますので、

2択には絞れます。あとは頑張れ。

 

知識があれば即答

不足していても、よく問題文を読んで、

時間をかければ問題ありません。

 

対策は?何すればいいの?

まずは当たり前に、時代背景とともに用語の知識を固めましょう。

そのうえで「その用語を使いこなせるか」の観点から

「地図把握」

「年号把握」

を、今のうちから少しずつ進めておくことを

強くお勧めします!

 

「あれここの場所分かるかな?」

「あれこの出来事って何時代だっけ?」

と、普段の授業や勉強の時点から

疑問を抱き、確認する習慣を今のうちに作っておくと

非常に役に立ちますので、だまされたと思ってやってみて下さい。

 

現時点では参考書が出そろっていないので、

学校教科書を使用するのが良いですね。

 

現時点で出ている参考書等に関しては

↓こちらのブログから!↓

大問2~6「日本史探求」

ここから先はがっつり日本史となります。

関。大歓喜。

 

大問1とは違い、世界史範囲が選択肢に

組み込まれることもなく

普段の日本史勉強で戦っていくことができる

ラインナップとなっております。

 

ただ背景知識として諸外国の様子を

頭に入れておくことが出来れば

勉強を進める上でも、すごくやりやすいですね。

 

では見ていきましょう。

 

大問2:「学びの歴史」

一見、テーマ史でよくある「教育史」かなと

思ったのですが、そんなことはなく

「儒学」「大学/国学」等を少しさらいながら

単純に知識を資料や写真に応用できるか

が重要な問題でした。

 

もちろん時代の流れを把握しておけば即答の

範囲ではありますが、個々の用語を丁寧に

覚えておけば解答可能ですね。

 

対策としては

日本史B用語や一問一答で学ぶ用語で

「書ける/読める」けど

「意味はよくわかんない」という

用語を無くすために、用語集や図表,資料集で

逐一確認すれば大丈夫です!

 

たとえば

「蔭位の制」って説明できるかな?とかね

 

 

大問3:「木簡から読み取れることは?」

藤原京の木簡から、都ごとの特徴や

各時代の流通に対する出題でした。

 

皆さんそもそも、木簡って覚えてますか。

よくわからない?

 

大丈夫。分からなくても解けます。

だけどそれだと「関が知らないだけでしょ?」

って思われそうで震えるので説明いたします。

 

簡単に言えば「荷札」です。

メルカリとかで物を送るときに

荷物入れた袋に張り付けるアレ。

ゆうぱっくとか書いてあるアレ。

 

「送り主」「送り先」や「注意事項などの連絡欄」などが記載され

使った後はその面を削り取って再利用という

なんとも地球にやさしい(?)木簡くんでした。

 

本題に戻ります。

 

設定では、アキラさん達グループが木簡について調べ、

それをクラスに発表するみたいです。

 

①グループが作った資料

②平安京や藤原京を含む地図

の2点を材料として出題は進んでいきますが、

The読み取れ問題の他にも、

「用語と時代がマッチしてますか?」

を問われるものが多かったです。

 

用語を、それ単体ではなく

近しい用語とセットで覚えてみたり

 

年表上で「大体この変だったな~」と

確認しておくことが大切ですね。

資料集とかについている年表が

役に立つかもしれません!!

 

 

大問4:「中世社会の権力と対立や紛争」

「僧兵」「女人養子」「御成敗式目」

「国人一揆」「大名とキリスト教」

の用語を理解できていれば全く問題ありません。

 

資料や会話文形式の問題ですが、

難易度としては高くなく、

いわゆる落としたくない大問という

印象です。

 

一問一答系の参考書において

問題文までしっかり読んでいるだけでも

十分に理解できる選択肢です!

 

 

大問5:「江戸時代の政治や社会」

問1は、いきなり大きな表とメモがあって

そこから読み解いていく形式の問題です。

 

【表からわかること】はそのまんま

表から読み解くことが可能ですが、

【考えたこと】は知識が必要。

 

江戸の三大改革を勉強する流れの中で、

しっかりと田沼意次を拾ってあげることが

出来ていれば年号と照らし合わせて

消去法が出来るでしょう。

 

そのほか資料問題に関しても

「書いてあることを良く見て考える」

ステップを丁寧に踏めば問題なく

解答が可能です。

 

ただ、最後の陽明学者の問題は

作成者と書籍を組み合わせて覚えられているか

選択肢の一部に入っているので、

 

普段の勉強から

「作成者」を聴いて「書籍」を口に出す

「書籍」を聴いて「作成者」を口に出す

の両ベクトルで理解できているかを

しっかりと確認しておいてくださいね。

 

 

大問6:「日本の近現代史」

年号や時代の流れが一段の求められる大問です。

一問一答しかやってないぜ!という受験生は

もしかしたら苦しむかもしれない問題構成となっています。

 

西南戦争や義務教育の延長など

付近の用語年号に目がいきがちな

出来事がスポットライト浴びます。

 

近現代史は特に歴史の展開が速く

一年単位で覚えなきゃいけないことも

あったりするので、

自分で表を作ってみて、わかりやすく

目で見える形に整えてみたり、

 

映像資料などを通して

イメージを掴んでおくことをお勧めします。

 

とにかく参考書進めなきゃ!!と急いで、

こういったイメージづけや視覚化の作業を

怠ってしまう受験生が多いですが、

基盤が固まっていないと、その上にのせても

すぐ崩れちゃいます。終盤のジェンガです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。長いブログを見るのも

疲れますよね。書きながらそう思います。

 

今回の日本史探求を解いてみたまとめとしては

①時代背景をよく見る

→教科書や年表を利用して

 歴史の流れにより気を付けること。

 年号を覚えたり、一問一答で

 問題文ごと覚えてしまうのも

 十分に対策になります。

 

 明治維新の流れ説明できますか?

 

②用語に対する説明が出来るようになる

→ちょっと問題文を変えられると

 正解出来ない!という状況を避けるために

 定期的に用語の理解度チェックを行いましょう。

 友達同士で確認してみても良いですね。

 

 地名なら「地図上での把握」

 人名なら「文化物や出来事」

 出来事なら「関係図や時代」

 

 を主に覚えておくこと!

 

この2本の柱を中心に対策をしていきましょう。

というかそもそも日本史を勉強する上では

必要な対策なので、全受験生必須ですね。

 

終わりに

っていっても

「どのぐらい出来ているか分かんない!」

「どうやって進めればいいの…」

「そもそも受験時代がふわっとしてていまいちつかめない」

 

という不安を抱える受験生は非常に多いです。

 

自分の受験勉強の仕方などの確認や

一緒に戦ってくれる味方が欲しいという

そこのあなた。是非受験相談にいらっしゃってください。

 

僕をはじめとして様々な経験をした講師陣が

一緒に受験に向けてサポートしていきます!

 

「まずは敵を知るところから。そのための第一歩です」

無料受験相談

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
あなたもできる武田塾「逆転合格の勉強法」を教えます
⇒必勝勉強法はこちら

もっと詳しく知って逆転合格したいあなた
志木校無料受験相談のご予約はこちらです♪
—————————————————————–
志木・新座・朝霞・ふじみ野・和光市・板橋の逆転合格専門塾・予備校・個別指導塾【武田塾志木校】
〒352-0001

埼玉県新座市東北2-31-7 新座コアビル3階

(東武東上線志木駅より、徒歩1分)
TEL:048-487-7997
Mail:shiki@takeda.tv

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる