皆さんこんにちは!武田塾志木校の松尾です。
今日は受験生が苦手な科目トップの古文の勉強法についてお伝えしていきます。
実は古文は、いくつかのコツを掴めば文系科目の中で
一番最速で伸ばすことが可能なんです!
私自身、高2の夏休み中に1か月で古文を完璧にしました。
さっそく古文のコツをお伝えしていこうと思います。
「古文を読む」とは?
みなさん、そもそも古文を読むとはどういうことだと思いますか?
「全訳ができること」
だと思っていませんか?
実は、全訳が出来る必要は、受験において全く必要ありません!
必要ないというよりは、古文を全訳することは不可能です。
全訳が出来ない理由①省略が多すぎる
古文はとにかく省略だらけです。
ですが、省略が多いことは別に特別な事ではありません。
現代の小説の本文を思い出してみて下さい。
「」の前に、毎回その発言をした人(主語)が明記されているでしょうか?
答えはNOです。
現代を生きる私たちも、普段から必要ない情報を省略しながら生活しています。
なので、古文が省略だらけなのは全くおかしなことではないのです。それが受験レベルであっても、です。
全訳が出来ない理由②単語帳に載っていない単語がたくさんある。
英単語帳などは2000語前後載っているものがほとんどですが、
古文単語帳は315語や565語など、
同じ文章のはずなのに、英単語より圧倒的に少ないです。
知らない単語が多い中で完璧に現代語訳をするのは、絶対不可能です。
全訳が出来ない理由③本文を見ただけでは読み取れない情報も多い
古文には、古文常識というものがあります。
当時の人の常識は、当たり前ですが本文にはいちいち記述されていません。
現代を生きる私たちには到底理解できないものも多くあるので、
完璧に理解するのは厳しいです。
「古文を読める人」とはどんな人か?
では、「古文を読める人」とは具体的にどのような人のことを言うのでしょうか?
それはズバリ、「本文のあらすじが理解できる人」です。
イメージ化が出来る
本文のあらすじを理解するには、イメージ化・映像化が
頭の中で出来ているかが重要になってきます。
そのため、武田塾の古文の最初のルートには、漫画で内容が描かれている
『こわくない国語古文・漢文』
を採用してイメージ化の練習を行っています。
古文常識をある程度知っている
先述した通り、古文常識は本文の中で省略されています。
その省略された部分を知っているか、知らないか、で
だいぶイメージの掴みやすさが変わってきます。
大体の話の流れを知っている
大学入試で出題される古文の文章はだいたい決まっていて、
演習を進めていると一回読んだことある文章が出てくることがよくあります。
つまり、演習量を増やせば増やすだけ初見の文章は減っていきます。
特に源氏物語は頻出なので、夏までに
『あさきゆめみし』
という源氏物語の漫画を、一周だけでも読んでおくのはおすすめです。
「古文が読める人」になる勉強法
では、「古文が読める人」になるにはどうしたらいいでしょうか。
古文単語、古文常識、古文文法を覚えること以外に
本文を読む上で意識して欲しい所をお伝えします。
動詞・会話文の主語をとる
古文は基本的に主語が省略されています。
古文が苦手な人が読んでて一番混乱してしまう大きな理由は、
今までお伝えしてきた通り、省略を追えていないことです。
主語を追うには「主語転換の法則の知識」、「敬語の知識」
などをはじめとした知識が必要になってきます。
主語を追うことで、
『誰が・いつ・どうして・何をした』
が理解できやすくなり、話のイメージ化がより楽になります。
現代語訳と本文を見比べて、本文の抜けを補ってみる
現代語訳と本文を見比べて、
抜けている情報を本文に書き込んでみましょう。
これをやっていくと、どういう情報が省略されやすいのかが自分で理解しやすくなり、
普段から意識して読むことが出来るようになってきます。
また、記号を使って補うことで
これから演習をするときに、情報を可視化させやすくなるメリットもあります。
無料受験相談実施中!
このブログを読む前と読んだ後では、
古文を勉強することに対する心理的なハードルは
だいぶ下がったのではないでしょうか!
とは言え、実際にやり始めてみると、
細かい疑問が出てくることは間違いないです。
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