皆さんこんにちは武田塾志木校講師の長谷川です。
現役生の皆さん、受験勉強捗っていますか？
まだ4月だし......
なんて思っていると、受験本番まであっという間です。
部活で忙しい人も、出来る範囲で進めていきましょう。
さて、今回は歴史科目（日本史・世界史）についてお話します。
この時期は英語や数学を中心に勉強している人も多いかと思いますが、
実は、歴史科目も入試本番までにやらなければいけないことがかなり多くあります。
共通テスト世界史で100点を取った僕が(自慢)歴史科目の勉強ポイントを伝授するので、
もしよろしければ参考にしていって下さい！
歴史は学校と同じペースで勉強していたら受験に間に合わない！
いきなりですが、学校の授業のペースで進めていると、
と受験本番に間に合いません！
学校の授業では、
3年生の3学期、つまり入試本番の直前まで掛けて
通史を一周する場合がほとんどです。
もちろん、歴史科目は通史のインプットを
一周するだけではとても太刀打ち出来ません。
通史をインプットしたら、実際の入試問題に当たって
アウトプットの練習をすることが必要不可欠です！
学校の授業の進度に合わせて勉強をしていると、
アウトプットの練習がほぼ出来なくなり、入試問題で得点出来るに至りません。
理想としては、秋以降は問題演習を増やして定着を図りたいです。
でも現実では、秋以降も通史が終わらず、演習量が足りない......
となると、やはり点数は伸びていかないです。
戦後史や、入試で頻出の近現代史が苦手な受験生が多いのは、
授業に合わせるとこの範囲はインプットすら直前になってしまうからですね。
軽くでも通史をさらっておこう！
繰り返しますが、学校の授業に頼りきりだと非常に危険です。
なので、どうしても先取りしていく必要があります。
ここでおすすめなのは、基本的なレベルの通史を終えていくことです。
「基本的なレベルの」というところが大事！
例えば早慶レベルまで対応出来るレベルまで通史をインプットしようとすると
かなり負荷が掛かってしまい、なかなか先に進みません。
まずは、日東駒専や共通テストレベルの基本的なところをマスターしましょう。
日本史も世界史も、全体の流れや因果関係が大事です。
それゆえに、最初から細かい知識を詰めていくより、全体的な流れを抑えた方が効果的なんですね。
おすすめの参考書と使い方
日本史は
金谷の日本史 なぜと流れがわかる本
で通史を確認して、
時代と流れで覚える！日本史B用語
日本史B一問一答
などでアウトプットを積んでいきましょう。
世界史は
パノラマ世界史
で通史をさらって
時代と流れで覚える！世界史B単語
世界史B一問一答
でまたアウトプットするのがオススメです。
この際、一問一答では星２－３に絞って取り組むようにしましょう。
序盤から細かい知識を詰め込むのではなく、あくまでも基本単語が最優先です。
一周仕上げることを目標として、頑張ってみましょう。
歴史に限らず、暗記科目は反復が大事です。
進めるだけでなく、復習も意識しましょう！
やっぱり何回も反復しないと、なかなか身に付いていかないです。
地道な作業にはなりますが、これが一番の近道なのです。
遅くとも夏休み終わるまでには終えよう！
ここまでの参考書を、夏休みが終わるまでに終えておきたいです。
通史が一周終わっていると、そのあとの理解がスムーズです！
学校の授業も理解しやすくなり、参考書学習も捗ります！
秋以降は、本格的な問題集や過去問演習に取り組みたいです。
その為にはやはり、通史は夏休みの段階で終わっているのがベストです。
今のうちから、歴史科目も頑張っていきましょう！
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