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早稲田を目指している受験生へ~早稲田の英検利用入試~

みなさんこんにちは、武田塾志木校講師の長谷川です!

今回は早稲田の英検利用入試についてお話します。

早稲田を目指す受験生の方では、英検を取ろうとしている受験生も多いのではないでしょうか。

早稲田では、文学部、文化構想学部、商学部、国際教養学部で英検を使うことが出来ます。

結論から言うと、国際教養学部以外は英検持っていなくても受けることは出来ますが、

ただ、持っていると選択肢が増える場合があります。

一緒に見ていきましょう。

 

文学部、文化構想学部

この2つの学部の場合、英検を使うことで英語の一般試験を免除することが出来ます。

2科目勝負になるわけですね。

結論から言うと、国語と歴史がずば抜けて得意な人にはお勧めできます。

ただ、従来の3科目方式に比べると合格最低点が高くなりがちです。

2科目では、各科目平均点+20%あれば確実に合格可能です。

+15%だと少し厳しいですね。

+18%くらいがぎりぎりのボーダーラインだと思います。

過去問演習の段階でこのくらい取れていれば、検討してもいいと思います。

そうでない人は、おそらく3科目の従来の方式がやりやすいと思います。

また、英検利用と従来型は併願できるので、お金が許せば併願してもいいかもしれません。

ちなみに、英検の基準は

全体CSEスコア2200以上かつ、各技能CSEスコア500以上です。

英検準一級合格の場合、無条件でこのスコアに達成できます。

不合格の場合でも、S-CBTの場合は四技能受験できますので、このスコアを満たせる場合があります。

英検二級の場合は比較的高めなスコアです。

しかし、対策さえしっかりしていれば到達は難しくありません。

特に英会話はCSEスコア500点を切る可能性があるので、念入りに対策していきましょう。

国際教養学部

国際教養学部は、英検合格で得点に加算されるタイプです。

実は、国際教養学部は早稲田の中で唯一英検の重要度が高いです。

英検準一級の取得がほぼ必須になります。

一応なくても出願できますが、その場合はややディスアドバンテージになってしまうのです。

国際教養学部の配点は、

共通テスト国語50点

共通テスト選択科目50点

英語独自試験80点

英検枠20点

計200満点になります。

そして、この英検枠では、

一級合格20点

準一級合格14点

二級合格7点

となっています。

国際教養学部の場合、準一級を持っている受験生が非常に多く、ここで差がつけられてしまうというわけですね。

さすがに一級を持っている受験生は多くないので、一級は目指さなくても大丈夫です!

国際教養学部を目指す受験生は、必ず英検準一級以上をもっておきましょう。

 

商学部

商学部でも英検利用方式があります。

英検準一級以上の合格が出願条件です。それ以外の方は出願できません。

こちらの方式では、3科目(200点満点)に英検の点数を加算します。

英検一級合格で5点、準一級では0点です。

こちらの場合は、英検準一級でも戦えそうですね。

ただ、ここまで言っておいて申し訳ないですが......

来年度(2022年)入試では、従来の地歴公民型、数学型おすすめです。

というのも、今年の入試の場合、英検利用方式では倍率が低く、10点ほど合格最低点が低くなっていたからです。

その為、来年度では倍率が上昇する恐れがあります。

また、この方式では、少なくとも英検準一級に合格した、英語の得意な受験生が出願してきます。

ここでさらに倍率が上がってしまうと、激戦になってしまう恐れがあるということですね。

繰り返しになりますが、従来の地歴公民型、数学型をお勧めします。

もちろん従来型で英検は必要ないので、商学部に関してはあまり英検は気にしなくても大丈夫です。

終わりに

まとめると、

国際教養学部はほぼ必須、

文学部、文化構想学部は得意科目に合わせて要検討、なくても問題なし

商学部ではほぼ不要

となります。他の大学に比べるとあまり活用の機会は多くないかもしれませんね。早稲田受験の場合には、英検というよりは、過去問を念入りに対策しておきましょう。

武田塾志木校では、早稲田の過去問対策も行っています。早稲田志望の受験生は、ぜひ無料相談にお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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