みなさんこんにちは!
武田塾滋賀守山校です。
JR守山駅から徒歩1分と、学生に人気のある塾です。
現在高校2年生の、来年受験生となるみなさん!
今どうお過ごしでしょうか?
夏も終わりもうそろそろ来年の受験について
考え始めたころではないでしょうか?
武田塾のブログでは、様々な受験に役立つ情報を
掲載しています。ぜひ参考にしてください!
ところで、現在高校2年生の皆さんは、自分たちの
代から新課程が始まっていることをご存じですか?
それに伴い、2025年度から共通テストにも変更点が
設けられます。そこで今回は、新課程の現在高校二年生、
つまり2025年度受験生に向けて、共通テストの変更点
をご紹介しようと思います!
※情報は2023年8月現在
新課程(新学習指導要領)とは?
そもそも、新課程って何?という方も多いのでは
ないでしょうか?
まず、学習指導要領とは全国どこの学校でも
一定の水準が保てるよう、文部科学省が定めている
教育課程(カリキュラム)の基準です。
約10年に一度改定しています。
そして新課程とは、新学習指導要領に
基づいて行われる教育方針のことを指します。
今回の改訂では、よりよい学校教育を通じて
よりよい社会を創るという目標を共有し、
社会と連携・協働しながら、
未来の創り手となるために必要な資質・能力
を育む「社会に開かれた教育課程」の実現を
目指すことになりました。
それに伴って、新しい時代に必要となる
資質・能力を踏まえた教科・科目等の新設や
目標・内容の見直し、主体的・対話的で
深い学びを実現する「アクティブ・ラーニング」
の視点からの学習過程の改善が行われました。
数学
数学では「数学C」が復活しました。
数学Bであった「ベクトル」、数学Ⅲであった
「式と曲線」「複素数平面」が数学Cに移動
しました。
また、現行の数学Bにもある「確率分布と統計的な推測」
が必須になりました。
原稿過程では必須ではないうえに、多くの大学入試において
出題範囲外となっていました。加えて、内容に
仮説検定や標本調査が追加されています。
また、細かくはなりますが、数学A
「場合の数と確立」に期待値の内容が追加
されています。
統計学の充実度の向上が図られたことが
見て取れますね。
社会
社会は構成が大きく変化しました。
世界史A・日本史Aは歴史総合に、
世界史Bは世界史探求に、
日本史Bは日本史探求に変化しました。
地理に関しても、
地理Aは、地理総合、
地理Bは地理探求になっています。
また現代社会が公共という科目に置き換わりました。
旧課程では、
世界史A・日本史A・地理A
世界史B・日本史B・地理B
という構造で、この中から、
必修:世界史A or 世界史B
選択:日本史A・日本史B・地理A・地理Bから一科目
と選択できる仕組みでした。
ですが、新課程では、先ほど紹介した、
歴史総合・地理総合・世界史探求・日本史探求・地理探求
の中から、
必修:歴史総合・地理総合
選択:世界史探求・日本史探求・地理探求一科目
という仕組みに変化しました。
新課程では、世界史・日本史を区別せず、
世界と日本の近現代史を相互的に学ぶこととなるのです。
これは、グローバル化が進む現代社会に調和した教育課程ですね!
そしてその後、自分の興味ある分野を決定し
「探求」していくこととなります。
また、公共とは、現代社会の置き換え、
となりますが、こちらは必修科目となります。
情報
そして今回の過程改変で最大の変化があったともいえる
「情報」科目!!!
今回は、情報の科目が再編され、
必修科目「情報Ⅰ」が新たに加わりました。
情報Ⅰでは、プログラミングの基礎を扱うとされています。
情報Ⅰの単元は主に4つ。
1:情報社会の問題解決
情報に関する法律や、
個人のネットリテラシーについて学習します。
2:コミュニケーションと情報デザイン
情報技術の発展により変化した
コミュニケーションの手段、そしてそれに伴う状況
について学びます。
また伝える力を養うため、
図表やページレイアウトなど、
情報におけるデザインの方法について学習します。
3:コンピュータとプログラミング
コンピュータの仕組みや、プログラミングについて学習します。
4:情報通信ネットワークとデータの活用
情報通信ネットワークによる
データの蓄積・収集方法について
学ぶとともに、
データの活用・分析方法における能力を養います。
情報科目の変更は、情報過多な現代社会において
有用な能力を身に着けることのできる人材を
養成していくという意思が感じられますね。
共通テスト
それでは、新課程に伴って変化する共通テストについても解説していきます。
社会
社会は、6科目から最大2科目を選択して
解答することになります。
ここでは、選択不可の組み合わせがあるため、
自分の希望科目と志望校の入試要項を
しっかり照らし合わせる必要があります。
国語
以前までは、
近代以降の文章2門(100)
古文1問(50)
漢文1問(50)
の計200点でした。
新課程からは、
近代以降の文章が3問に増え(110)
大門が計5問になっています。
またそれに伴い解答時間も
80分から90分に変更されました。
数学
数学ⅡBが、数学ⅡBCになります。
数学B・Cの範囲は、
2項目の合計4項目の中から
3項目を選択して解答する形となっています。
数学も、国語同様、大門の増加に伴い
解答時間が60分から70分に変更されました。
情報
新たに情報Ⅰが共通テスト科目に追加されます。
解答時間は60分。
情報が共通テストの科目になるなんて、
旧課程の高校生からは想像できない変化ですね!
まとめ
いかがでしたか?
新課程の変更には、
目まぐるしく変化する現代社会の状況に
調和できるようになるために、
様々な分野における深い理解を促進しよう
という意思が感じられました。
共通テストが、このように大きな変更を
受けたことに伴って、
大学入試で必要な科目も変化しています。
以前までは、国公立大学は5教科7科目を
要求するパターンが主流でしたが、
これに加え情報を必須とする大学が増えているようです。
また、数学は、数学Cの増加によって、
文系も数学Cが必須となると考えられます。
2025年度受験生は従来より
多くの科目の勉強が必要となりそうですね。
ぜひ、一刻もはやい受験勉強を開始しましょう!
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