みなさん、こんにちは!
武田塾滋賀守山校です!
今回は、難しいとよく言われる同志社大学の政治経済について2022年度の出題をもとに書いていこうと思います!!
概要
試験時間:75分
配点:150点満点
大問数:大問3題は例年変わらない。
出題形式
選択問題(マーク問題)と記述問題がどちらも出題される。
3割〜4割が記述問題。
憲法条文の空所問題が頻出。
大問ごとにリード文があり,リード文中の空欄に当てはまる語句を書かせる記述問題や10~30個程度の語群から選ばせる選択問題,またはリード文中の下線部に関連した内容を選択や記述形式で問うものがほとんどです。
下線部に関連した記述について「内容が誤っているものを全て選べ」あるいは「正しいものには1を,正しくないものには2を書け」といった,誤文の数が不明であり一文ずつを正確に判定できないと正解できないような問題もある。
2月5日
〔1〕財産権の自由と企業、市場の健全化
憲法条文空欄記述問題では22条の「居住」、29条の「補償」、第18条の「奴隷的拘束」と「苦役」を埋める問題が出題された。
〔2〕公害問題と環境保護
記述問題では別子銅山煙害事件、四日市ぜんそく、環境庁、リユース、無過失責任、汚染者負担 などが出題された。
〔3〕地方自治と選挙に関する融合問題
記述問題では秘密選挙、小選挙区比例代表並立制、非拘束名簿式、ドント方式、連座制などが出題された。
2月6日
〔1〕議会制民主主義における国会と内閣
憲法第59条からは出席議員が空欄補充で出題された。
〔2〕日本の成長停滞と日本銀行の金融政策
記述問題ではミニマム・アクセス、リスト、公共事業、国債 、食料安全保障が出題された。
〔3〕資本主義陣営と共産主義陣営の政策、安全保障
記述問題ではトルーマン、NATO(北大西洋条約機構)、COMECON(経済相互援助会議)、ワルシャワ条約機構、部分的核実験禁止、全欧安全保障協力、スターウォーズ計画(戦略防衛構想)、新思考などが出題された。
2月7日
〔1〕日本国憲法の成立と安全保障
記述問題では欽定憲法、憲法第11条の統帥権、非核三原則、防衛装備移転三原則、国際法規、難民条約、緒方貞子が出題された。
〔2〕国際経済の歩みと社会保障
記述問題ではマルサス、有効需要、ワーキング・プア、レイオフ、ナショナル・ミニマム 、マネタリズムが出題された。
〔3〕環境問題と環境保護
記述問題では共同実施、クリーン開発メカニズム、排出量取引、地球温暖化対策のための税、デポジット、グリーンコンシューマー、社会的責任投資(SRI)が出題された。
2月8日
〔1〕日本国憲法における財産権と契約に基づく消費者問題と企業の責任、労働
記述問題ではステークホルダー、消費者主権(消費者主義)(コンシューマリズム)、消費者基本法、グレーゾーン金利、自己破産、デモンストレーション 、株主代表訴訟 、リコールなどが出題された。
〔2〕日本の成長停滞と日本銀行の金融政策
記述問題では自主規制、日米構造協議、産業の空洞化、スーパー301 条 、前川レポート 、大規模小売店舗法(大店法)、サプライチェーン などが出題された。
〔3〕農業政策
記述問題では生産者米価、食料・農業・農村基本法(新農業基本法)、耕作放棄地、農地中間管理機構、遺伝子組み換え、トレーサビリティー 、フード・マイレージ などが出題された。
2月9日
〔1〕司法権と平等な人権
憲法条文の空所記述問題では14条から華族と貴族、2条から皇位と世襲、皇室典範が出題された。
〔2〕市場経済のメカニズムと需給バランス
この大問では価格弾力性を求める計算問題が出題された。
〔3〕戦後国際経済の歩みとグローバリゼーション
記述問題ではモノカルチャー経済、南南問題、累積債務、開発援助委員会(DAC)、プレビッシュ報告、17の世界目標などが出題された。
2月10日
〔1〕新しい人権と諸法令に関する判例
記述問題では、宴のあと、私生活をみだりに「公開」されない権利、「個人」の尊厳、言論・「表現」の自由、出版の「差し止め」、「通信傍受法」、憲法から「通信の秘密」が出題された。
〔2〕国民所得と景気変動
記述問題では、ディマンド・プル・インフレ、コスト・プッシュ・インフレ、スタグフレーション、デフレスパイラル、インフレ・ターゲット、コンドラチェフの波、ジュグラーの波、ポリシー・ミックスが出題された。
〔3〕国際通貨体制と地域的経済統合
記述問題では、金本位制、WTO、ネガティブ・コンセンサス、トランプ、最恵国待遇、内国民待遇 、RCEPなどが出題された。
同志社大学 政治経済の対策
2月5日~2月10日の出題された範囲からわかるように非常に様々な範囲からの出題になります。
なので苦手分野を極力減らしておくことが重要になります。
記述問題があるので正しい漢字で書き暗記するようにしておきましょう。
武田塾の政治経済のルートの中に入っている「畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義 」、「蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本」などの参考書を使って、政治分野・経済分野をそれぞれ勉強します。
「畠山の政治・経済爽快講義」に対応した「畠山のスパっととける政治・経済爽快問題集」があるのでおすすめです。
※政治経済を始めたての方や、政治経済が苦手な方は、蔭山の共通テスト 政治経済から取り組むのがおススメ!
政治分野
同志社大学の政治経済の政治範囲からの出題では日本の政治機構(憲法,国会・内閣・裁判所,地方自治)に関する出題が多く、特に憲法の条文の空欄補充の記述問題が超頻出問題になります。
政治分野は基本的に暗記が中心になりますが、参考書で細かいことまでインプットできていないと下線部に関連した記述について「内容が誤っているものを全て選べ」あるいは「正しいものには1を、正しくないものには2を書け」といった、誤文の数が不明であり一文ずつを正確に判定できないと正解できない問題で正解することができません。
なので例えば単語の暗記をする際は内容の暗記と日本史や世界史のように時代の流れを関連させて暗記するのがおすすめです。
経済分野
続いて経済分野の対策は暗記+徹底的な演習です。
経済分野自体そもそも単なる暗記では対応できない,理論や仕組み(需給グラフ、GDPやGNI、金融や財政、外国為替など)の理解が必要になります。
経済分野からは計算問題も頻出なので対策しておく必要がある。
これらに対応するには、やはり「演習」が重要です。
経済分野は実際に解いてみて,考え,間違え,解説を読んで理解するという一連の流れが非常に重要で効率的です。
条約などの細かい年代を問われる問題は出題が少なく年代を細かく暗記する必要はなく年代を考えるのに軸にする年代を暗記するのがおすすめです。
例えば日本史では1600年に関ヶ原の戦いがありこの戦いに勝利した徳川家康が1603年に江戸幕府開きます。
政治経済も日本史や世界史のように流れがあります。
あることが起こったから円高、円安、バブル、不況、貿易赤字、貿易黒字などになります。
なので原因が起こった年代を軸年齢として暗記していくととても効率的に暗記していくことができます。
※特に参考書が一周目のときは年代の暗記を重視しず自分で軸にする年代を見極めるのが重要だと思います。
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