県立湖南農業高校【守山市周辺の高校紹介・評判・口コミ・偏差値】
みなさん、こんにちは。
武田塾滋賀守山校です。
みなさんは『滋賀県立湖南農業高等学校』を知っていますか？
湖南農業高校は滋賀県の湖南地域唯一の農業高校です。
今回はその湖南農業高校について紹介していきたいと思います！
湖南農業高校に興味があったり、入学を考えている人はもちろん、滋賀県内で受験を考えている人もぜひ読んでみてください。
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県立湖南農業高校の基本情報
湖南農業高校は県立の男女共学高校で、１９８１年、野洲高校農業科と草津高校農業科が統合されて開校しました。
現在の設置学科は農業科、食品科、花緑科の三学科です。
設置学科について
農業科
農業や園芸に関する基本的な知識、技術を習得して、食料生産を担う農業技術者として必要な能力や態度を育てるとともに地域社会の発展に貢献できるような学習を行っています。
具体的には水稲、野菜、果樹の栽培、動物の飼育・調教を通して基本的な農作業を体験し、その技術を実践、調査、研究する中で知識、技術を身に付けます。
食品科
食品の製造方法を学ぶとともに、食品に関する基礎的な知識と技術を習得し、食品関連産業に従事できるように学習しています。
ジャム、パン、みそなどの加工実習をはじめ食品に関わる微生物や食品成分を分析するなど食について幅広く学習します。
花緑科
造園や園芸装飾、植物バイオテクノロジーを通して、自然環境と人間が調和・共存できる緑豊かな空間を創造し、実現するための知識、技術を学習し、園芸や緑化関連産業に従事できるように学習します。「草花・バイオ専攻班」、「造園班」、「園芸装飾班」の三つの班に分かれており、一年次にはすべての実習を体験し、二年次からはそのうち一つを専攻して専門的に学んでいきます。
学校生活、実習について
湖南農業高校は体育祭、文化祭、就業体験といった普通科高校でおなじみの活動のほかに農業クラブやフラワーアレンジメントコンテストなど農業高校ならではのイベントがあるそうです。
農業クラブでは研究発表や意見発表、各種競技会、ボランティアに取り組み、北海道や長野県で長期実習や湖南農業高校の直売所での生産物販活動など教科の学習だけでなく、幅広い知識・技術の習得や豊かな人間形成を目指しています。
二年生次にはインターンシップで各学科の専門性に結びついた就業先で専門教科の授業の成果を生かすとともに、勤労観や職業観を身に付ける体験に取り組みます。
3年生ではデュアルシステムという派遣実習があり、それぞれの学科の関連企業で実際の業務に携わることで知識、技術を深めます。インターンシップと異なり、週一回の現地実習を半年間続けます。実習だけでなく派遣先企業の事前研究、プレゼン発表まで行い、就職に向けて十分な力が養えます。
卒業生の進路
湖南農業高校の生徒の進路は就職が６割、進学が４割程度になっており、最近就職が増加傾向にあるそうです。
過去三年間の進学先
東京農業大学、龍谷大学、京都産業大学、長浜バイオ大学、京都文教大学、聖泉大学など
過去三年間の就職先
アートコーポレーション、プリンスホテル、セントラルフルーツ、全国農業協同組合連合会滋賀県本部、大黒天物産、京都宝製菓など
最後に
いかがでしたでしょうか。
湖南農業高校は農業クラブやインターン、デュアルシステムなど実習が多い学校だということがわかりましたね。
実際の仕事を高校生のうちから体験できる環境は非常に貴重だと思います。
進路に関しては進学よりも就職の方が多かったですね。
農業に興味があり、机に座って授業を聞くだけじゃなく、実際に体を動かして色々経験したいという方には湖南農業高校はぴったりの高校だと思いました。
今回のブログは以上となります。
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