自己紹介と今回の内容
こんにちは。この春から新しく武田塾渋谷校に採用していただき講師として働かせていただくことになりました、植山佑真といいます。
わたしは現在、慶應義塾大学法学部法律学科に通う一年生です。初アルバイトということもありいろいろと至らぬ点ばかりですが、できるだけ多くの生徒さんの成績向上、最終的には志望校合格の助けになれればと思います。
今回はわたしがどのような過程を経て慶應義塾大学法学部に合格するに至ったのかを述べることを通じて受験生の方に少しでも参考になるようなアドバイスを書ければと思います。
受験結果
まずはわたしの受験結果から述べたいと思います。
わたしは受験時に出願した慶應法学部・経済学部・早稲田法学部を含む早慶7学部にすべて現役合格することができました。
この結果を伝えると多くの人に「地頭が良かったんだね。」や「東大志望だったの?」などという反応をされますが、わたしは本格的な受験勉強を開始する前は偏差値40台の高校生で第一志望は早慶で国立大学は受験していません。
なので今偏差値が思うように伸びず「早慶になんて受かるはずがない」と考えている方は「こんな人もいるんだな」と思いながら参考にしていただいて勉強に対するモチベーションに変えていただければと思います。
偏差値40からどうやって早慶に!?
次に、偏差値40しかなかったわたしがどのようにして受験勉強するに至り早慶全勝をつかみ取ったのかについて書いていこうと思います。
まず受験勉強を開始しようと思ったきっかけは高1の冬に進研模試で偏差値40をたたき出してしまって、「さすがにこのままじゃどこの大学にも行けないぞ」と思ったことがきっかけです。
なぜ早慶を目指そうかと思ったのかは、早慶は三科目入試ということもあって元の偏差値が低くても合格した人が多数いるという事実を知ったことと全く大学に興味がなかったわたしでも知っていたからです。
受験に対するモチベーションと志望校が決まったはいいものの、わたしは地方の田舎出身でちかくに予備校がなかったのでほぼ独学で勉強をせざるを得ませんでした。
なので当時の私はまずはどのようなやり方で勉強をすれば早慶に届くのかを研究しようと思いました。暇さえあればインターネットで大学受験の勉強法を調べました。その時に出会ったのが武田塾CHです。
武田塾の勉強法や紹介している参考書などを参考にしながら長期的な勉強計画を立てて受験勉強に取り組んでいました。
そうして二年間コツコツと勉強を続けて偏差値を40から80台へと引き上げ、早大プレではA判定・志望者2位という成績を残して自信をもって入試会場へと向かい合格を勝ち取ることができました。
受験生時代意識していたこと①
次にわたしが受験生時代に心がけていたことを書きたいと思います
一つ目は先ほどの内容と矛盾するようですが「ネットの情報はあくまで参考にする」ということです。
というのは受験勉強の方法に王道はあっても正解はないからです。
例えば中高時代からコツコツと毎日7時間の勉強をして現役で東大に入ったAさんの勉強法が一年間の浪人で一日15時間勉強して東大に入ったBさんとでは全くと言っていいほどに勉強の方法やペースは異なるものだろうし、結果的には同じ試験を突破しているのだからどちらが正しいということもないでしょう。
なのでAさんの勉強法があうというひともいれば、Bさんの勉強法のほうが合うという人もいるでしょう。
実際にわたしの慶應の知り合いでも一日12時間以上勉強して入った人もいれば一日3時間の勉強で入った人もいます。予備校の授業を受けながら成績を伸ばしたという人もいれば、まったく塾に行ったことがないけれども受かったという人もいます。
つまりどの勉強法が自分にとって最適であるかはひとそれぞれなのだからネットの情報だけを鵜呑みにして勉強するのではなく、自分で能動的に考えてネットの情報をうまく取り入れながら自己流の勉強法を確立していくことが何より重要です。
受験生時代意識していたこと②
次にわたしが意識していたことは「常にゴールから逆算して今何が足りていないのかを把握する」ということです。
というのは具体的にどのような問題がどのくらいの割合で得点できなければいけないのかが分からずにただ闇雲に問題集を解いたり単語帳を覚えても非効率的だからです。
わたしがそうならないようにやっていたことはまずはゴールをいくつかに細分化するということです。
例えば英語で言えばわたしはまずはセンター試験の過去問で9割、次にMARCHレベルの過去問で8割、最後に早慶の過去問で合格点といった形でゴールを三つに分け一つずつ達成していくというかたちで取り組んでいました。
そうすることで今の自分の直近での目標をつくっていました。次に目標の高さと今の自分の位置との距離を把握するということです。
これは先ほどの例でいえばまずはセンター試験を解いてみて自己採点をして9割の得点と自分の点数の差を把握し、その差を埋めるためには単語をやらなければいけないのか、あるいは文法なのか解釈なのか長文なのかまで考えるようにしていました。
そうすることで直近の目標に加えて一日単位でやらなければならないことを明確化するようにしていました。
皆さんにも意識してほしいこと
上記のふたつに共通していてみなさんにも意識してほしいのは「常に能動的に思考する」ということです。
受動的に勉強をやらされている状態では身につくものも身につかないと思います。
わかりやすく言うと、ただ先生に出された宿題を消化するのではなくこの宿題を出す意図は何なのか、これをやることによってどのような力がつくのかまで自分で考えて取り組むことで初めて勉強の効果を発揮するということです。
これは志望校を問わずすべての受験生が意識すべきことだと思います。なのでこれを読んでいる受験生のかたはせめてこれだけでも参考にしていただければと思います。
最後に
今回はほとんどの受験生に共通する抽象的な内容になりましたが、要望があれば早慶の各学部の問題のアプローチの仕方など具体的な内容についてもこたえていきたいと思っているので質問してみたいなと思った生徒さんは遠慮なく声をかけていただければ嬉しいです。今回は以上です。拙文失礼いたしました。
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