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【文理選択】理系科目でオススメはこれだ!~狙い目科目とメリット・デメリット~

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こんにちは!武田塾渋谷校講師の齊藤です!現在東京理科大学の一年生です!

 

前回後藤先生から文系の選択科目の紹介がありましたが、今回は私齊藤が理系編を紹介します!(^^)

 

文系?理系?どっちの方がいい?

文系理系

前回の後藤先生のブログでどのような理由で文理を選択するのかが書かれてあった通り、私も暗記、国語が嫌い+数学、理科が好きということ、理系の方が大学での勉強が有意義で面白そうという理由で理系を選びました!

 

本音を言ってしまうと、まだ将来設計など何もわからない高校生が自分にピッタリ合った進路に進むのは本当に難しいことだと思います。。。

 

ですので、なんとなく興味がある分野、面白そうな分野に進むことが大半ですし、もしも進路にあっていなかったら転部や編入試験を受けることもできます!!

 

自分がどこの学部に進むべきかを悩むのも大切ですが、もしその学部が合わなかったらどういう逃げ道があるのかを考えることも非常に大事です!!

 

では、文系編に続き、理系編の選択科目を紹介していきたいと思います!少しでも皆さんの文理選択の参考になれば嬉しいです!

 

理系選択科目

各理科科目の特徴

 

①物理

 

物理

まず物理について紹介していきます!

物理のメリット

1 暗記量が少ない

物理のメリットは何といっても暗記量の少なさです!!(笑)
イメージですが生物と比較して1/5ぐらいの感じです!

2 数学的センスが報われる

物理は数式を用いて計算していく事が多いので、数学が得意な人は物理に比較的苦労しない印象を受けます!

物理現象をイメージでき、数式をいじることが好きな人であれば、物理は数学よりもパターンが少ないため抜群に点数は安定します。

3 検算が数学よりも比較的簡単に可能

物理は数値よりも文字を用いて計算していくことが多いので、

・文字に何かしらの文字を代入してきちんとその値になるかを確認

・次元が合致しているかを確認

など、比較的確認できる機会が多く、ミスに気付きやすい点が挙げられます。

 

物理のデメリット

数学的センスが乏しいと攻略が困難

物理は、公式を用いて計算していくものですが、単に公式暗記をして基本問題を解けるようになるだけでは点数は安定しません。

物理の公式の原理を理解した上で暗記をしていかないと、上位国公立早慶の問題に対応できないことがしばしばです、、、(これは数学においても言えますね)

ですので暗記が少ないからと言って安易に物理を選択してしまうと点数に直結しないことがあります。物理を選択すると決めたならば、この公式の原理は?なぜこの公式を用いる?などの深い理解が重要になってきますので、数学的センスが無いと少し厳しいかもしれません。

 

②化学

化学

続いて化学の紹介です!国公立、早慶理工志望ですとほとんどの人が選択する科目であると言えます!

はじめに、化学は【理論】【無機】【有機】に分かれています。ここでは、それぞれの特徴を述べて行こうと思います!

理論編

理論化学は暗記が少ないですが本当に計算がめんどくさいです...笑 三桁×三桁などの計算はザラです。。

また、応用問題は根本を理解していなければ手も足も出ないことが多いです!

かくいう私も、気体やヘンリーの法則などに混乱しまくり、理論化学は本当に苦手でした。。ついには問題の暗記に走ってしまい、重問を何周もしているのに全然模試で成果が出ない最悪の結果となってしまいました。そこで、夏休み明けの9月から一度全て理論化学をやり直す決断をして、根本を理解し、最終的には化学を自分の武器にすることができました。

理論化学は原理理解をすることができれば応用問題も考え方のパターンが一緒ですのですぐに点数に直結します!

私が原理理解を行うのに使用したサイトです!私のようになんとなく理論化学がしっくりこない、、と思っている方がいましたら見てみてください(^^)

https://xn--qck0d2a9as2853cudbqy0lc6cfz4a0e7e.xyz/

無機編

無機はとにかく暗記することが多い!!笑

無機で扱うものは、各物質の色、炎色反応、特徴、化学式などでありほぼ100%暗記であると言っても過言ではありません。

しかし、裏をとると暗記すれば必ず点数をとることができますので、文系科目と同様、流れを理解+コツコツ暗記+こまめに復習することができれば短時間で解答でき武器になります!

 

有機編

理論は計算、無機は暗記であったことに対し、有機は暗記の割合が50%位になります!

高分子、合成ゴム、アミノ酸の範囲は暗記がメインですが、構造決定は各官能基の特徴、反応などの暗記事項を踏まえてどんな物質かを見極めるもので、パズルのような要素があります!

また、構造決定は時間をかければ解ける問題が多く、かつ配分が大きいのでできるようになれば点数は安定します!受験までにどれだけ解いて慣れるかが鍵となります。

③生物

生物

次に生物について紹介します!

生物のメリット

知識問題が多く点が安定しやすい

生物の大半の問題は、知識を問われるもので、いわゆる、知っているか知らないかです!

また、計算問題も出されることはありますが、物理、化学とは違い簡単な四則演算しか求められません。しかも、長くて三行程度の式で解けるような問題ですので数分しかかかりません。

生物で知識を問うような問題では、ひねりのある問題を作ることは難しいです。ゆえに、頻出問題であり、且つ類似問題であるといったものが多々あります。実際に、似た問題を解いた経験がたくさんあるということは、受験本番時の確実な点の獲得につながることになります。

文系科目と同様、日頃いかに暗記に時間をかけられたかが肝心で、もろに努力が点数に直結する科目です!

生物のデメリット

1 満点をとるのがほぼ不可能

 

生物は知識問題、考察問題が主ですので、誰も解けないようなマニアックな問題が出題されることがあります。教科書の範囲は容易に逸脱するものの、その専門の世界では常識であるようなものが問われることになり、正答率はかなり低くなります。

 

しっかり暗記を重ねていけば点数は安定するものの、物理のように9~10割などかなりの高得点をねらうことは難しいことが言えます!

2 暗記すべき量がとにかく多い

物理のように、一つの公式から他の式を導出し、それを使って問題が解けるといったような問題は生物にはありません。。。考察問題は知識がそこまでなくても解けるものがあるのは事実ですが、他に関してはないと言っていいでしょう。

 

また、説明や概念を覚えていても、肝心のAという単語名を正確に、しかもその説明を詳細に覚えていなければ点数につながらないと言った点も物理とは違います。物理で公式名を覚えていないと困る場面は少ないです。しかし、生物では正しい単語を答えとして求められているので、単語を覚えていなければ大変なことになります。

④地学

地学 

最後に,地学選択のメリットデメリットについて説明していきたいと思います!

 

そもそも,地学を選択科目として受けられる大学はどんなところがあるのでしょうか?

受験可能校が少ないイメージの地学ですが,国公立だと意外に多い!!

有名大学だと,東大京大北大九大東北大名古屋大神戸大など,関東圏内ですと,学芸大,都立大,横国大,茨城大,筑波大,千葉大が挙げられます!

 

また,私立大学ですと,

早稲田大学 教育学部

日本大学 文理学部

立正大学 地球環境科学部

などが挙げられます!

 

地学のメリット

地学は高校理科4科目の中では、比較的計算が少なく、どちらかと言えば暗記寄りの科目だと言えます。

 

かといって、覚える量も生物よりはるかに少ないため、短期間の勉強で合格レベルまで仕上げることが可能です!!

 

地学のデメリット

これは特に二次試験で利用する場合の話ですが、記述量、計算量共に多い傾向にあります。

 

ときには何百字の記述問題などもありますし、特に天文分野の物理っぽい問題では、物理なら文字で計算すればいいだけのところ、実際に数値を当てはめることが多いため、計算量が多いです。

 

そしてこれが最大のデメリットなのですが、地学が大学受験においてマイナー科目であるということがあります。物化生と比較し,第一に二次試験で地学を利用できる大学、学部はきわめて限られていますし,国立ならばまだしも私立で抑えをとりたい…!となると上記の大学あたりに絞られてしまいます…

デメリットを踏まえると,大学で地学を学びたい!地学が本当に得意で武器である!と思う人以外はあまり選択すべきでないといえます。

 

 

最後に

 

最後まで読んでくださりありがとうございます!★

いかがでしたでしょうか??

選択科目は悩む所でしょうが、やはり楽かそうでないかで決めるのではなく最終的には自分の興味のある科目を選ばないとやっていて苦しくなってくると思います。

受験勉強が終わる最後の最後まで付き合っていく科目ですので、是非この記事を参考にして選んでみて下さいね!

 

理系科目でオススメはこれだ!~各科目の特徴とメリットデメリット~

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