こんにちは!武田塾新発田校です!
皆さんは私立と国立どちらの方が自分に合っていると思いますか?同じ大学でも私立と国立では全然違うことが多く存在します!今回は私立と国立を比較してみますので、自分にはどっちの方が向いているのかを考えてみましょう!
私立と国立の違い
学費
私立と国立で異なるものと言われてまずイメージするのは学費なのではないでしょうか??
実際に、国立大学と私立大学の4年間の学費(私立は施設費も含む)を比較してみると、
国立大学(文系・理系)➡2,425,200円
私立大学(文系)➡3,553,121円
私立大学(理系)➡4,900,327円
という結果があり、国立大学の方が約100万円以上学費が安くなることが分かります。国立大学では施設費などはかからず、国のお金で研究や実験を行うことがあります。実習費などがかかる場合もありますが私立に比べると圧倒的に学費は安いでしょう。
ただし、やりたいこと・学びたいことがあるけど私立大学は学費が高いから進学をあきらめようというのは待ってください。私立大学にはその学校独自の奨学金制度というものをもうけているところが多数存在します。例えば慶應義塾大学では「学問のすゝめ奨学金」という奨学金制度があり、・首都圏以外の高校出身者が対象 ・父母の年収が1,000万円未満などの条件はありますが年額60万円もの給付を受けることができます。入学初年度では60万円の給付に加えて20万円の入学金も免除してもらえます。採用人数は550人なのでぜひ申請をしてみてください。
入試方法
国立大学 |
共通テスト+二次試験 (5教科7科目以上) |
私立大学 |
・3教科型入試 ・共通テスト利用入試 ・得意科目重視型入試 ・全学部日程入試 ・試験日選択型入試 など (3科目程度) |
上記の通り、国立大学は私立大学に比べると入試方法は少なく、科目数も多いことが分かります。国立大学を目指すのであれば全教科まんべんなく勉強する必要があります。
私立大学は自分に合った入試方法から選ぶことができます。また理系学部志望者は英・数・理、文系学部志望者は英・国・社を受験科目とする場合が多く、得意な分野に時間を費やすことができるため効率的に勉強ができます。
長期休暇
長期休暇も私立と国立では大きく異なります。
国立の夏休みは8月上旬から9月末まで、春休みは2月中旬から3月末まで、
私立は夏休みが7月下旬から9月下旬まで、春休みは1月中旬から3月末まで
私立大学の方が長期休暇が長いのです。そのためこの長い休暇を使って留学やインターンに励む学生もいます。国立大学でも長期休暇を使って留学やインターンには行けますが、より長く参加できるのは私立大学かもしれません。
教員1人あたりに対する学生数
教員1人あたりに対する学生数は、
国立大学➡10~20人程度
私立大学➡20~50人程度
となっています。こう見ると国立大学の方が教員と学生の間が密接で、より手厚い指導を受けられるかもしれません。
また、これは国立大学と私立大学の学生数の差も関係しているのかもしれません。私立大学は国立大学に比べて受け入れ人数が多く、学生数が多い傾向にあります。そのため、教員と学生の間は国立大学に比べると密接ではないかもしれませんが、より多くの人とかかわることができて自分の教養を国立とは別の観点から高めることができると思います。
私立と国立どっちに進学するべき??
「全員国立大学に行くべき!!」「いや、私立大学に行くべき!!」なんてことはありません。
それぞれの大学にいいところがあるので、自分の学びたいこと・やりたいこと・ほしい制度などを総合的に考えて選択しましょう
国立に向いている人 |
・学費をなるべく抑えたい ・教員から手厚い指導を受けたい ・総合的に学力をつけている 等 |
私立に向いている人 |
・長期休暇でなるべくたくさんインターンシップ、留学に参加したい ・ずば抜けて得意な科目がある ・受験回数が多い方がいい 等 |
他にもいろいろと決め手はあると思います!皆さんも国立に行くメリット、私立に行くメリットについて考えてみてくださいね!
終わりに
今回は国立進学した方がいいのか、私立進学した方がいいのか、国立と私立を比較したうえでお話してみました!
高校3年生の皆さんはそろそろ進路を確定しなければなりません。国立と私立、どちらの方がいいのかなと考えたときに是非このブログを思い出してみてください!
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