こんにちは、武田塾新発田校です!
今回は現高校1,2年生が国公立大学を目指すなら1年間でどれだけの勉強時間が必要になるのかを見ていきましょう!
国公立大学への進学を考えている皆さんは早めに受験を意識した勉強を始めましょう。
一説によると…
皆さんは、国公立大学に合格するために必要な勉強時間はどれくらいだと思いますか?
もちろん、勉強時間が多いから合格できるということではありません。勉強時間が少なくても質の良い学習で合格してしまう人もいます。
しかし、明確なデータではありませんが、一説によると国公立大学に合格するために必要な勉強時間は3,000時間以上と言われています。
さらに、東京大学や京都大学など最難関の大学になると3,500時間以上の勉強時間が必要になると言われています。
私立大学は2,000時間~3,000時間と言われています。私立大学は大学によって難易度が大きく違ってくるので、必要な勉強時間にも差が出て来てしまいます。それでも、国公立大学よりも少なくなるのは、単純に必要になる受験科目の数が違うからです。
3000時間ってどれくらい?
3,000時間って想像できますか?
3年生になってから全く勉強してこなかった人が「国公立大学に受験したい」となって受験までの1年間勉強するとします。
すると…
1年を365日で計算すると1日に必要な勉強時間は8時間30分(合計で3,102時間)となります。
しかし、実際には3年生になるのは4月で受験は1月(共通テスト)なので365日も時間なんてありません!
つまり、3年生になってからでは時間が足りないということです。
さらに、仮にちょうど1年前から始めたとしても毎日8時間を超える勉強時間を確保するのは現実的ではありません。
難関を目指すなら、さらに勉強時間が必要になります。
ここまでで、1年生もしくは2年生からの勉強の積み重ねが大切になってくることが分かりますね。
学年別にみると
3,000時間もの勉強時間を確保するにはどうすればいいのかを学年別にみていきましょう。
勉強時間が多いから大学に合格できるという保証はありません。
しかし、3,000時間もの勉強をしたということは毎日の積み重ねが出来ていたということです。
「勉強は量より質が大事」という人もいますが、受験にはどちらも大切です。でも質の前に量を意識してください。つまり、質を上げるためには勉強量(時間)の多さも大切ということです。
1年生から勉強を始めた場合
高校1年生から勉強を始める場合は1日3時間の勉強時間を確保できれば十分な勉強時間を確保できます。
1年生から受験を意識した勉強をすることで時間にも余裕が生まれますし、3年生になってから周囲の生徒よりも優位に立つことが出来ると思います。
1年生はとにかく基礎をおさえましょう。授業で習った基礎の部分を完璧に解けるようにするのがポイントです。英語、数学の基礎をしっかり固めていきましょう!
2年生から勉強を始めた場合
2年生から勉強を始める場合は1日4時間以上を目指しましょう。
2年生時点での学力にもよりますが、だいたいこれくらいの勉強時間が必要になります。
2年生から始める人は1年生の範囲の総復習とこれから学んでいく基礎部分を固めていきましょう。
科目に偏りが無いようにして勉強していきましょう。
3年生から勉強を始めた場合
3年生になってから始めるとなると1日の勉強時間は現実的なものではなくなってしまいます。
1日10時間くらい必要になってしまします…
効率よく最短のルートで勉強しなければ間に合いません。
間に合わないからと言って応用問題や難しい問題から始めようとするのはいけません。
基礎を固めてから難易度を上げるようにしましょう。
とは言っても…
国立大学を目指す人はほとんどが1年生や2年生から受験を意識していると思います。
今回紹介した時間はあくまで参考にしてほしい時間なので、皆さんの今の勉強量や学力を見て何も問題ない、自分なりのやり方があるという人は今までの調子で勉強を進めていきましょう。
「全く勉強してないよ」という人は少しずつ時間を伸ばしてできるだけ多くの問題を解いてみましょう!
今回のまとめ
今回は国公立大学を目指すなら、どのくらいの勉強時間が必要になるのかをみてきました。
まとめると、3年生からでは遅いということが分かりましたね!
1年生からコツコツしていくのが一番効率がいいみたいです。遅くても2年生には初めていた方がよさそうです。
しかし、現実では部活などがありますので思ったように時間が取れないと思います。
根詰めすぎないように無理しすぎないように取り組んでいってほしいです!
これから夏休みに突入すると思います。時間にも余裕ができると思います。勉強も部活も両立して、時には友達と遊んで息抜きをしながら充実した夏休みを送ってください!