こんにちは、武田塾新発田校です!
今回は留学についてです。
「英語がペラペラになりたい!」「海外の文化を知りたい!」「大学で留学を経験してみたい!」
こんな目標があったり、留学を考えていたりしている高校生に向けて、留学の種類、留学に強い大学、大学選びのポイントを紹介します!
留学の種類
留学の種類は主に8つあります!期間など、それぞれ紹介していきます!
語学留学
芸能人が語学留学に行くなどよく聞く留学の種類の1つだと思います!
語学留学は現地の語学学校に行き、同じく語学を学びたいと思っている生徒と一緒に勉強する制度です。
名前の通り語学の習得を目的にした留学です。
期間は1週間(短期留学)~1年間(長期留学)程です。
語学学校内だと自分と同じような留学生との交流が多くなりますが、大学と協定を結ぶ語学学校であれば、現地の大学生とコミュニケーションが取れるかもしれません!
交換留学
この留学は中・長期留学プログラムや派遣留学と言った別名もあります!
交換留学は在学中の日本の大学に籍を置きながら海外の学校へ留学をする制度です!
期間は1学期間(6ヶ月)~1年間程です。
授業計画や日程などは大学側で決められています。
また現地で授業を受けるため、留学先で取得した単位が日本の大学の単位として認められています。
その分、留学する前までに一定以上の語学力を身につける必要があります!
クロス留学
あまり聞きなれない留学名だと思います!
クロス留学は大学で選考した第2外国語を母国語にしている国に行き、主専攻言語と第2外国語を使って授業を受ける制度です。
例えば、主専攻言語に英語、第2外国語にドイツ語を選んでいるなら、ドイツ語が母国語であるドイツに行き、英語とドイツ語を現地で学びます。
期間は1年間程です。
他の留学と違って、一度に2か国の言語を習得できます!
日本語と2つの外国語を話せる、トリリンガルも夢じゃないかもしれません!
私費留学
私費留学は留学先の授業料や生活費などの費用がすべて自己負担となる制度です。
大学によっては、行きたい国や学校を選べたり、日程を好きに決めたり出来ます!
例えば大学で提供している留学制度に自分の行きたい国が入っていなかった場合に、私費留学でその国を留学先として選ぶことが出来ます。
さらに自分の語学力に合わせた学校選びが出来ます。
しかし、大学側で計画したプログラムではないので、治安の良し悪しや地域性なども含めて考えなければなりません。
ダブルディグリー留学
ダブルディグリー留学は日本の大学に在籍していながら、1年以上留学先で学び、大学を卒業すると日本の大学と留学先の大学の両方の学位(同じ学部)を取得できる制度です。
期間は半年~1年間程です。
学位が分からないという人がいるかもしれませんが、「学位」とはその大学の学部を卒業したという称号です。
留学して一気に2つの大学を卒業できるということになります!
この留学を利用せずに、2つの学位を取得しようとすると、日本の大学を卒業後、外国の大学に入学するので、時間がかかってしまいます。
また、留学する前までに高い語学力を身につける必要があります!
費用は日本の大学に在学している分、追加の授業料は必要ありません。
オンライン留学
オンライン留学はオンラインを使って現地の学生と交流する制度です。
通常の留学と違い、交通費や渡航費、生活費などの費用はかかりません!
期間は1週間~2ヶ月程です。
ネット環境が整ってさえいれば、1か国だけではなく、世界各国の人々と繋がることができます。
しかし、現地でできた友達と観光地に行ったり、現地で生活したりすることはできないので、異なる文化や習慣を肌で感じることは難しくなるでしょう。
海外ボランティア
海外ボランティアは発展途上国などの国に行き、ボランティア活動をする制度です。
具体的にどのような分野があるかというと、保育、教育、医療、環境などがあります。
同じように海外ボランティアをしたいと考える人が世界各国から集まるので、現地の人以外にも多くの人と交流できるでしょう。
期間は1週間~2年程です。
日本語ガイドがついているプログラムがあるなど比較的参加しやすいのが特徴です!
JICA(独立行政法人国際協力機構)、NPO団体、NGO団体など様々なところで海外ボランティアが派遣されています!
費用は団体にもよりますが、団体側が費用を用意している場合があるので、自費が少ないです。
海外留学と比べると、おおよそ1/2~1/3の費用で参加できます。
海外インターンシップ
インターンシップとは働きに出る前に企業で実際に働き、体験してみるということです。
つまり、海外インターンシップは現地の企業で職場体験をする制度です!
期間は2週間~1年半程です。
海外で働きたいと思っている人におすすめの制度となっています。
企業によって高い英語力を求めているところもあれば、英語力を問われないところもあります!
留学に強い大学
学生派遣数が多い大学順に紹介したいと思います!
独立行政法人日本学生支援機構の2021年度日本人学生留学状況調査によると多い順から以下の通りです。
早稲田大学(私立)539人
近畿大学(私立)435人
慶應義塾大学(私立)414人
同志社大学(私立)386人
大阪大学(国立)351人
関西外国語大学(私立)331人
東京外国語大学(国立)278人
東京大学(国立)272人
名古屋外国語大学(私立)252人
立教大学(私立)217人
2021年度のものなので、新型コロナウイルス感染症の流行の影響もあり、流行前より全体的に数が少ないです。
一番派遣数が多い早稲田大学をみても、流行前の2018年度の3,033人とだいぶ異なります。
今年から規制が緩むこともあり、留学生が多くなることが予想され、順番が変わると思いますが、ランクインしている大学はほとんど変わっていないので、参考にしてみてください!!
大学選び
まずは留学の種類を把握した上で、留学するにあたっての目的を考えましょう!
将来医学の分野に進み、英語で書かれている論文を読んだり、海外の医療技術を活かさなければならない時がきたりするので、学生のうちに海外の医療について学び、英語を使えるようになりたいから留学に行く!など目的を具体的に考えてみましょう。
目的を考え、さらに期間や費用などを考えると、自分に合った留学の制度が見つかると思います!
また、目的を考えることで、大学側からなぜ留学したいのかを問われた時に意思が伝えやすくなります!
そして、留学の制度が決まると、大学が見えてきます。
大学の学生派遣数が多くても、大学によっては自分のやりたい留学、自分の行きたい国が留学先に含まれていないこともあります。
例えば、早稲田大学はクロス留学が、近畿大学はダブルディグリー留学が導入されていません。
自分のやりたい留学はどこでできるのか、インターネットで調べたり、それぞれの大学のホームページを見たり、詳しく確認しましょう!
大学が見えたら、あとは勉強です!!
特に英語に力を入れなければなりません!
英語力の低い人でも参加できる留学の制度もありますが、今のうちから勉強しておくと、現地で外国人とコミュニケーションがしやすかったり、授業が受けやすくなったりします!
また、多くの大学が留学に参加できるための基準を設けています。
例えば、英検が何級以上やTOEIC、TOEFLなどの語学試験の点数が何点以上と求めているところがあります。
基準を早いうちから満たしていれば、留学の期間を延ばしたり、余裕をもって留学について考えたりすることが出来ます!
高校生のうちから、英語力を伸ばしましょう!
もし英語が苦手と思っていれば、ぜひ武田塾の無料相談を受けてみてください!!
また、ぜひ武田塾新発田校にお越しください!
武田塾で自分に合った勉強法を知り、英語力を一緒に伸ばしましょう!
まとめ
今回は留学について紹介しました!
留学は学習面だけでなく、ホームステイ先や寮で出会った人との交流、観光地などのそこでしか見られない景色から、学べることがたくさんあるはずです!
このブログを参考にして、外国についてなんか気になるなどちょっとした興味から、留学について考えてみたり、進路や将来について考えたりしてみてください!