こんにちは、武田塾新発田校です!
受験生の皆さん毎日の勉強本当にお疲れ様です!
後3ヶ月ほどで共通テスト本番を迎えますね。
以前、高校2年生向けに受験に成功するために秋にしてほしいことを紹介しました。
今回は受験生に対して「大学受験で成功するための10月にやるべきことを紹介していきます!
受験生にとっての10月って?
受験生にとっての10月は成績の変化が顕著に表れてくる時期です。
言い方を変えると、成績が伸び始める時期となっています。以前、成長曲線というものについて紹介しました。詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!
現役生は、だいたい高校2年生の秋から冬にかけて勉強をスタートする人が多い傾向があります。そして、8月までに基礎力をつけて、9月ごろから応用や演習を解いて実践を積んでいく進み方が一般的です。そうすると、10月にはその実践で積んだ力が成績に現れてくるころとなります。
上のグラフの赤の曲線で見るとちょうど急カーブしている部分が10月の成績の伸び方を表しています。
あくまで、高校2年生の秋から冬に勉強を始めて、8月から9月にかけて実践を積んでいた人に多い傾向ですので、勉強を始めるのが子の期間より遅かった場合は、その分、伸びるのも遅くなっていると思います。
そのため、まだ、成績が伸び始めないと言って焦るのは禁物です。同じように、高校2年の秋から始めたのに成績が一向に上がらないという人もいると思います。しかし、成績の伸び方は人それぞれ個人差がありますので、10月の模試での判定が悪くても見直しを粘り強く行っていると10月後半や11月あるいは直前になって成績がぐっと上がるかもしれません。
焦らず粘り強くです!
受験生の10月にやるべきこと
受験までの期間を確認
10月に入ったら入試までの残りの期間がどのくらい存在しているのかを確認しましょう。
ちなみに10月13日時点で残り93日です。すでに100日切ってます。各大学、私立や国公立の二次試験までは約4ヶ月と言ったところでしょうか。
この3、4か月で問題演習を終えて志望校の入試に対応できる学力をつけなければなりません。しかし、12月と1月の共通テストまでの期間は共通テストの対策を重点的にすると思うので志望校の勉強は実質10月、11月と共通テスト終了から二次試験までの2か月半しかできないということです。
2ヶ月半というとだいたい70日間しかないです。かなり短く感じてしまうかもしれませんが、1日1日大事にしていけば大丈夫です。
そのために、試験日から逆算して作る計画を作ると良いですよ。「〇〇日までに△△を完璧にする」みたいな。
やり残しを防ぐために計画を立てると良いと思います。
ひたすら演習あるのみ!
10月以降はシンプルです!
ひたすら演習を解きましょう。「とにかく問題を解いて解いて、実践を積む」これに限ります。
入試には解き方のパターンが決まっている問題つまり典型問題というものがありますから、そこをいかに落とさないかが大事です。
入試はだれもが緊張しています。そのせいで、どれだけ対策してもミスをしてしまう人が多くなります。だからこその典型問題をしっかりとるということが合格のカギになります。典型問題完答+αでそこそこの得点をとることができると思います。
このことから、典型問題を必ず取る力を最優先でつけてほしいと思います。パターンが当てはまらない問題は周りの受験生も解けていないことが多いです。
取れる所を落とさない力をつけましょう。
志望校の過去問も確認しておく
問題演習は問題集を使用して進めることが多いかと思います。
しかし、志望校の過去問もよく確認しておくようにしましょう。
注目するポイントは3つです。
・問題数
・今の自分の実力で対応できる難易度なのかどうか
・よく出題される分野はどこか
この3つのポイントを確認しておきましょう。
共通テスト終了後から取り組み始めるよりも今から確認を始めておく方が余裕をもって対策することができます。
定着度の確認
典型問題だけでも各科目合わせるとかなりの数が存在しますよね。問題を見たらすぐに答えられるようにしましょう。
そのためには、1度だけではなく何度も何度も問題を解きなおす必要があります。9月ごろから演習問題を解き始めている人はかなりの数の問題を解いていることと思います。
問題を解くとともに復習もしっかりするようにしましょう。
復習できているかの基準については問題を見たらすぐに解き方を思いつけるかどうか、人に説明できるかどうかにすると良いですよ。
「多分、解ける」というあやふやな状態は危険です。
国公立大の場合は記述対策しっかりと
国公立大学は問題の解答方法が記述式になっています。
記述力は中々身につくものではありません。問題演習を解くときに、記述の答案を作ってみながら解答してみるのもいいですね。ただ、答えを出すだけではなく本番をイメージしながら問題を解いてみるのといいですよ。
10月後半からは共通テストを意識
10月後半からが問題演習に加えて共通テストにも意識を向けるようにしましょう。
2023年度の共通テストは1月14日と15日の2日間です。10月後半から共通テストを見据えて対策を立て始めると余裕を持つことができます。
本格的に共通テストの過去問を解き始めるのは11月以降で構いません。ただ、苦手科目があるなら、早めに対策を立てましょう。
模試は記述模試、大学別模試
記述模試や大学別模試を受けると良いでしょう。すでに、残りわずかしか模試はありませんが、模試を受けて復習するのが実力アップに役立ちます。
難関大学を受験するなら「東大模試」「早稲田オープン」などを受けておきましょう。大学別の模試は質が高いので復習すれば必ず実力をあげることができます。
ただし、模試を受けていい判定がでたら、もちろん喜んでいいですが、油断だけはしないようにしましょう。
今回のまとめ
今回は受験生の10月にしてほしいことを紹介しました。現役生は後半に伸びると言われています。この後半にあたるのが10月からなんです。
まだ、伸び始めない人も焦らないで11月から伸びるかもしれません。とにかく、粘り強く勉強しましょう。
過去問の見るべきポイントも紹介しました。
では、受験生の皆さん後3ヶ月頑張りましょう!