こんにちは!!武田塾新発田校です!!
いきなりですが工学部と聞いて皆さんはどんなイメージを持っていますか??
建築、土木、機械などなど様々なイメージがわくと思います!
今回は工学部について紹介しようと思います!!
工学部とは
工学部とは学部名の通り工学を学ぶ学部です。
では工学とはどのような学問なのでしょうか??
大辞林には「科学知識を応用して、大規模に物品を生産するための方法を研究する学問。」広義には、「ある物を作り出したり、ある事を実現させたりするための方法・システムなどを研究する学問の総称。」と書いてあります。
つまり、工学部は人や社会の生活豊かにするために生活に必要なものを作る技術や知識を学ぶ学部なのです!
また、工学部は多くの学科に分けることができます!どんな学科があるのか簡単に紹介していきます!
機械系学科
主に機械について学ぶ学科で、機械の設計を目的としている場合が多いです。
最近普及が多くなっているロボットやドローン、皆さんが使っているスマートフォンなどの精密機器、生活に必要な家電や自動車などあげていけばきりがありません。
そんな私たちにとって必要な機会を作る技術や知識を機械系学科では学んでいるのです。
建築・設計系学科
建物を構築すること、また、その建物の外や中の環境に関することを学びます。
設計、建設はその建物でどんな場所でどんな人がどんな用途で利用するのかを考えて作らなければなりません。
例えば京都のような観光地の中でコンビニエンスストアを作る場合、外観に合うように外壁の色を茶色にしたり、木を使ったりと様々な工夫が施されます。
そういったことを学べる学科が建築・設計系の学科なのです。
電気・電子系学科
電気をエネルギーとしてどのようなことに活用するか、半導体や電子回路などのエレクトロニクス系、有線や無線通信など電子情報に関する研究など電気・電子系と言っても様々なのです。
多くの電気・電子系学科では基礎的な電気・電子系の勉強や物理などを学んだあとに自分の興味のある研究分野に進むみたいです。
生物系学科
最近よく耳にする「遺伝子工学」「細胞工学」「生命工学」などの分野はこの学科で学ぶことができます。
農学部や理工学部とは違い、工学部は遺伝子や細胞などから生活に役立つものを開発する技術や知識を学ぶことができます。
高校のときに生物が好きだった人や、生物を使って社会に貢献できるようなものを作りたいと考えている人におすすめの学科です。
化学系学科
物質を分子、原子レベルで解析し、新しい素材や物質を開発する学科です。
IRやNMRによる、有機化合物の構造決定やバイオテクノロジーなども学ぶことができます。
高校のときに化学が好きだった人や、化学を使って新しい素材や物資を作りたいという人におすすめの学科です。
情報・IT系学科
コンピューターにかかわる学科です。例えば初音ミクなどのボーカロイドも信号処理技術を利用した音声合成ソフトウェアでこの学科で勉強するようなことから生まれているのです。
人工知能(AI)の研究も情報・IT系学科で学ぶことができるのです。
土木系学科
自然環境保全・災害対策や上下水道の整備などを取り扱っている学科です。
地球温暖化などの気候変動に適応していくために研究し、自然環境を“まもる”、自然災害を“へらす” を目標にしている学校も多いみたいです。
工学を学べる大学
国公立大学
東北大学
偏差値:57.5~60.0
学科: 化学・バイオ工学科
材料科学総合学科
電気情報物理工学科
建築・社会環境工学科
機械知能・航空工学科
千葉大学
偏差値:55.0~60.0
学科: 総合工学科
九州大学
偏差値:55.0~57.5
学科: 建築学科
電気情報工学科
材料工学科
地球資源システム工学科
量子物理工学科
機械工学科
融合基礎工学科
応用科学科
化学工学科
航空宇宙工学科
土木工学科
船舶海洋工学科
富山大学
偏差値45.0~52.5
学科: 工学科
知能情報工学科
生命工学科
電気電子工学科
機械工学科
応用科学科
新潟大学
偏差値:47.5
学科: 工学科
私立大学
慶応義塾大学
偏差値:65.0
学科: 機械工学科
電気情報工学科
応用化学科
物理情報工学科
管理工学科
システムデザイン工学科
情報工学科
明治大学
偏差値:55.0~60.0
学科: 電気電子生命学科
機械工学科
機械情報工学科
建築学科
応用化学科
情報科学科
同志社大学
偏差値:55.0~62.5
学科: インテリジェント情報工学科
情報システムデザイン学科
電気工学科
電子工学科
機械システム工学科
機械理工学科
機能分子・生命化学科
化学システム創成工学科
環境システム学科
崇城大学
偏差値:37.5~55.0
学科: 機械工学科
ナノサイエンス学科
建築学科
宇宙航空システム工学科
東洋大学
偏差値:45.0~52.5
学科: 機械工学科
生体医工学科
電気電子情報工学科
応用化学科
都市環境デザイン学科
建築学科
就職先について
工学部は主に機械メーカーの開発や設計などに就職することが多いです。
例えば、自動車メーカーであればよりパワーのあるエンジンの開発や実験、自動安全システムのプログラミングなどで活躍しています。
工学部は大学院に進む人も多く、大学院に進んだ人の9割は専門技術職に就職しているみたいです。
人気の就職ランキング
1位 研究職
2位 設計・開発職
3位 生産管理・品質管理
4位 セールスエンジニア職
5位 サービスエンジニア職
今回のまとめ
一口に工学部と言えど様々な学科があることが分かりましたね!!
工学部に入って総合的な工学を学び、自分の研究したい分野を学科として選び、深く学んでいける所が工学部の魅力なのではないんでしょうか??
今回取り上げた工学を学べる大学以外にも、もっとたくさん工学を学ぶことのできる大学はあります。
自分が学びたいことが学べる工学部を探して、将来人や社会に貢献できるようなモノづくりを学んでくださいね!!