こんにちは、武田塾新発田校です!
学校に通っていると勉強ができる子とそうでない子がいることが分かりますよね。
皆さんは勉強が得意ですか?
成績がいい子はいったいどのように勉強しているのでしょうか。
また、できない子は勉強できる子と何処が違うのでしょうか?
今回は勉強ができる子とそうでない子の違いを明らかにしていこうかと思います。
また、勉強が得意でない子はどうすればいいのかを紹介していこうかと思います。
勉強できる子の特徴
まずは、勉強ができる子の特徴を紹介します。
興味
まずは、興味をもてるかです。
勉強ができる子は「なぜ?」「どうして?」を考えます。
例えば、数学が一番わかりやすいでしょうか。
解けなかった問題に対して「どうしてこの公式を使うのか」や「なんでこの求め方を使うのか」といったことに対して分かるまで解説を読んだり、先生に聞いたりという行動を起こします。
英語でも「なんでこの訳になるんだ」などの疑問に対して理解しようとする取り組みこそに差が生まれます。
この「なぜ?」という感覚は勉強をするうえでとても大事な感覚となっています。
集中力
2つ目は集中力です。
勉強ができる子は集中力が高い傾向にあります。
集中して勉強することで理解度が深くなります。
単元や課題についてしっかり取り組むので理解が深くなるんですね。
また、メリハリがあるのも特徴かもしれませんね。休むときはしっかり休んで、やるときはしっかり集中して取り組んでいる印象があります。
習慣
これが一番大きな差でもあるかもしれません。
勉強は反復が大事なので、習慣を作ることは非常に大切です。「今日やったから明日はいいや」ということを繰り返していては成績は上がりません。
下のグラフを見てください。
これは「エビングハウスの忘却曲線」と言います。
1回やっただけではほとんど定着していません。グラフからも読み取れるように20分後で42%の知識を忘れてしまっているんです。一か月後には80%近くの知識を忘れてしまっています。
しかし、復習をしっかり行い、反復をすればしっかり知識を定着させることができます。
つまり、勉強には習慣がとても大事なんです。
これら、3つが勉強のできる子の大きな特徴です。
勉強できない子の特徴
勉強できない子の特徴はできる子の特徴と反対と考えることができます。
興味をもてない
勉強ができる子は「なぜ?」をしっかり解決しますが、できない子は「できなかった」で終わる特徴があります。解答を確認して終わる子が多いです。
興味をもてないと「なぜ?」という感覚が少なくなってしまいます。そうすると知識が定着しないですよね。そして、勉強ができなくなるあるいは苦手になってしまうんです。
集中力がない
集中して勉強しないと理解するのにも時間がかかり、問題を解くのにも時間がかかり効率が悪いですね。それ以前に、問題や解説を理解することが難しく感じてしまう可能性が高いです。
勉強が得意でない子は集中して勉強することが難しいため、解説を理解できずに読んだだけで終わってしまうことがあります。また、理解できていないため、問題を解くことも難しいというようになってしまうことが多いようです。
一回で終わる
復習をあまりしないことが原因ですね。
一回理解できたから「完璧に覚えた」というようなことはやめましょう。
先ほどグラフでも見てもらったように1回では何も知識を得ることができません。復習すれば知識を定着できます。
勉強を習慣づけることが大切です。
できるようにするには?
では、勉強ができるようにするにはどうすればいいのでしょうか。
今紹介した、できない子の特徴を改善すればいいですよね。しかし、どうやって改善すればいいのか分かりませんよね。今回はそれを紹介していきます。
集中力をつけさせるには
メリハリ
休憩するとき、勉強するときのメリハリをつけましょう。「ここまでしたら休憩しよう」「あと〇時間したら今日は終わり」などそれぞれの時間を明確に分けるようにしましょう。
環境を整える
勉強をしている時、近くに漫画やスマホがあると気を取られてしまい集中力が低下してしまいます。
勉強をする時は、スマホや漫画、雑誌など勉強に関係なくて気が取られそうなものは近くに置かないようにしましょう。
また、スマホは通知が来ると気になってしまう人がいると思うのでそういう人は通知を切っておくようにしましょう。
短時間から
長時間の集中をいきなり始めるのは難しいと思います。
それなら、短時間の集中からはじめて行きましょう。
30分からでもいいです。30分勉強して休憩という行為を繰り返してみましょう。そして、少しづつ時間を伸ばしていけば集中力が続くようになると思います。
習慣をつけさせるには
・スキマ時間を勉強時間に置き換える
・記録をつける
・少ない時間から、数問から
これらのように徐々にでもいいので習慣づけていくようにしましょう。
勉強に習慣意識がついてしまえば抵抗が少なくなります。いきなり、膨大な時間や問題を解こうとすると、やる気やモチベーションが下がる可能性があるので少ない時間や、問題数を少なくするなどしてみるといいですよ。
今回のまとめ
今回は勉強ができる子とそうでない子の特徴とできるようになる方法を紹介しました。
もちろんすべての人が今回紹介した理由でできないということではないと思います。しかし、多くの原因が今回紹介したことにあると思います。
私自身、好きな科目は集中力も続いていたし、理解を深めよう頑張っていましたが、苦手科目は勉強頻度が少なく理解を深めようともあまりしなかったために成績は良くありませんでした…
多くの人も3つの特徴に当てはまるのではないでしょうか。大体は「興味」「集中力」「習慣」の3つがそろえば勉強は比較的できるようになると思います。
これら3つができていないなら、その習慣をつけるまでです。これらを意識して取り組んでみてください!