こんにちは、武田塾新発田校です!
今回は「成長曲線」というものについて紹介していきますね。
その前に…
皆さんはドラマの「ドランゴン桜」をご存じですか?
シーズン1は今の高校生がちょうど生まれたころか生まれる前に放送されていました。
2020年にはシーズン2が放送されましたね!
このドラマは偏差値が低い高校の立て直しのため学生と弁護士が東大受験に挑戦していく内容となっています。
東京大学に合格するまでの道のりが描かれていて、独特な勉強法が話題となりました。
なぜ、ドラマの紹介をしたかというと、この「成長曲線」はドラゴン桜にも出てきた言葉なんですよ!
今回はそんな「学習の成長曲線」がどのようなものであるかを解説していきたいと思います。
「学習の成長曲線」について
このドラマを見ていない人はわからないと思うので、「学習の成長曲線」とはいったいどのようなものなのかを少し解説していきます。
https://www.takeda.tv/column/post-166220/
グラフを見るとわかるように成績というものは直線状にただひたすら伸びていくものではないんですよね…
実際の伸び方は急に曲線状に上がるんですね。
このギャップが原因で勉強のやる気がなくなってしまうという学生さん多いんです。
これをわかりやすく表してくれたのがドラゴン桜の中に出てくる「学習の成長曲線」なんです。
なぜ「学習の成長曲線」が重要なのか
ドラゴン桜をはじめとする、数多くの受験ドラマではこの「学習の成長曲線」が出てくるんです。
なんで、この成長曲線が大事なのでしょうか。
結論を先に言うと、「モチベーションの差が出るから」なんです。
先ほどのグラフを見てもらうと「自分が思う成長」と「実際の成長」は大きな差があるため理想と現実のギャップが大きいのです。
このギャップを知らないで受験勉強をしていても「なんであんなに勉強しているのに成績が伸びないの!」となってしまい「もう無理だ…」という状態になってしまい諦めが出てしまうのです。
逆に、この成長曲線を知っていれば「もう少ししたら一気に成績は上がってくる」という余裕が生まれてモチベーションが下がらないのです。
受験にとってモチベーションというものは非常に大切です。そのため、この「学習の成長曲線」は重要視されているのです!
受験以外では
この成長曲線は何も受験勉強だけで活用されるわけではないんです。
スポーツなんかでも成長曲線があると言われています。
確かに、勉強とスポーツは共通点がありますからね。
ここから言えることは、すぐに結果は出ない。何事も時間をかけてやらなければならないということですね。
実際の例
「学習の成長曲線」のように学力が伸びたという例題を紹介します。
スタートの出遅れ
高校生といえば勉強だけではなく部活、趣味、学校の許可があればアルバイトなど、様々な経験を得ることが出来る楽しい時期ですよね。
特に部活なんかは、熱中している方は多いのではないでしょうか。高校生のうちにしかできないことはたくさんありますから色々忙しいですよね…
でも、これらに熱中しすぎて本来の目的を忘れてしまってはいけません。
これが原因で受験勉強のスタートが遅れてしまう人が多いのです。
そこで何が起こるかというと…
スタートが遅れることで成績が伸び始める時期も遅くなってしまいます。
3年夏から開始
部活に力を入れている分、試合に勝ち進むことで、引退は長くなりますよね。
ここではある学生さんの実体験を紹介します。
部活を引退したのは8月だそうです。そして8月から受験勉強を開始しました。志望校は8月時点では無謀ともいわれるほど偏差値が高い大学だったそうです。
最初の1か月は今までに勉強してこなかった分、基礎を勉強して成績は伸びたそうです。
しかし、2か月目…
全く成績は伸びなかったそうです。成績が伸びなかった期間は3か月、4か月と過ぎていったそうです。
気づくと11月。
受験は1月から2月にほとんど行われますよね。
もう猶予がありませんね。
それでも、この学生さんはあきらめずにいつものように勉強を続けていたそうです。すると4か月目の後半、一気に成績が伸びたそうです。
地道に継続したことで無理だと言われていた志望校に合格することができたのです!
部活をしている子は追いつく
ドラマは違いますが「二月の勝者」というドラマでも似たような話がありました。
このドラマは大学受験ではなく中学受験を題材にしていましたが、何かに打ち込めた人は受験でも伸びるというような言葉を言っていました。
実際に部活をしていた子たちは急に伸びて難関校に進学していく子が多い傾向がみられます。
その理由はやはり部活に熱中していたということは、コツコツ継続ができる子が多いからなんです。
夏から受験勉強を始めた方が良いといっているわけではありませんよ!
受験勉強は早く始める方が良いです。
ここで言いたいことは、スタートが遅れたとしても継続していけば周りに追いつく可能性があるということです。
特性から見たコツ
「学習の成長曲線」の特性から受験勉強のコツを紹介していきます。
停滞期
成績には停滞期が来て急に伸びるという特性があります。これを繰り返して成績は伸びていきます。
停滞期が来るのは当たり前のことなので落ち込む必要はありません。むしろ、勉強のほとんどは停滞期です。基本的にはあまり伸びないという精神でいた方が気持ち的には楽かも…
継続の仕方
やはり何度も言っているように継続は大事です。
継続していると伸びます。しかし、間違った方法の継続は伸びないので注意しましょう。
目標は成績を上げるよりも毎日継続するということにした方が良いかもしれませんね。
模試や学校の成績などに気を取られないで数字はあくまで参考程度にしてくださいね。
目標の細分化
皆さんの目標はどのようなものですか?
「△△大学に合格する」
この目標にしている人はいませんか?
最終目標としては良いのですが、これだと漠然としています。
まずは、目標の細分化を行い「今週にこの範囲終わらせる」などにしてみてください。
しかし詰め込みすぎは禁止です!
簡単にできる目標で構いませんので、必ずするようにしましょう。
1日1日のやりがいは薄いかもしれませんが、その先のやりがいは大きいものへと変わっているはずです。
今回のまとめ
直接勉強には関係ないですが、精神的には知っておくとやはり有利です。
受験勉強は何よりメンタルとの戦いです。
何事も継続していきましょう。
諦めずに続けることが大切だとわかっていただけたら嬉しいです。
もし、これらをご覧いただいた場合でも勉強に不安のある方は、一度武田塾へお越しください。
武田塾で正しい勉強方法や勉強習慣を確実に管理することで成績を伸ばすことができ、皆様を志望校合格まで導きます!
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