こんにちは、武田塾新発田校です!
大学受験で日本史を勉強している生徒でこんな悩みをもった生徒は多いのではないでしょうか。
「日本史を選択したが暗記が多すぎてつらい」
「用語とかは覚えられたけど全然得点に結びつかない」
これらが原因で日本史に苦手意識を抱いてしまっているかもしれません。
しかし、日本史は正しい順序と正しい勉強法で勉強すれば必ず成績は上がります。
今回はそんな日本史のおススメの勉強法を紹介していきたいと思います!!
日本史が苦手な原因は
日本史が苦手な生徒はそもそも暗記科目全般が苦手という傾向があります。
日本史や世界史といった歴史系の科目は、覚えなければいけないことが膨大にあるので暗記は避けては通れません。
更に、歴史にさほど興味がないとなると泣きっ面に蜂です。
興味のないことを膨大に頭に叩き込むなんて恐ろしい修行のように感じますよね。
まずは、大河ドラマや歴史系の漫画などを見て歴史に興味をもち抵抗感をなくすところから始めてみると良いかもしれません。
その上で、日本史を覚えていくコツを見ていきましょう!
日本史の覚え方のコツは?
①まずは流れを覚えよう!
日本史の勉強は用語などを覚えるより先に、
各時代の出来事や、「誰が」「いつ」「なぜ」「どういう行動をとったか」といった流れをつかむことが大切です。
「日本史はストーリーで覚えると良いですよ」とよく言われると思いますがまさしくその通りです。
ただ、一度にすべての細かいところまで覚えようとすると頭がパンクしてしまいます。
そのためまずは、各時代の中心人物と主要な出来事をおさえるようにしましょう。
それには、教科書や参考書にざっと目を通すだけでも大丈夫です。
あらかじめ流れをざっくりでもおさえておくことで、その後の覚える用語などの暗記がスムーズにいきます。
◎日本史が苦手な子におすすめの流れがつかめる参考書
○金谷の日本史 「なぜ」と「流れ」がわかる本
この参考書は日本史を初めて勉強する人にも分かりやすい講義系の参考書です。
基礎的な事項から、それぞれの関係を交えながら丁寧に解説してくれているのでスムーズに流れをおさえることができます。
②用語や年号を覚えよう!
ある程度流れをつかむことができたら次は用語と年号を覚えていきましょう。
日本史で覚えるべき用語とは、人名や地域名、事件や戦争の名前などです。
共通テストや、各大学の試験の中で用語や年号をそのまま聞かれることはそんなに多くはありません。
しかし、事件や人物の順序並び替え問題や正誤問題は頻出パターンなので、それらの問題に対応しやすくなります。
この用語や年号を覚える際にしっかり流れを意識して、
それぞれの出来事の因果関係や、歴史の中でどのような順序で変化してきたのかといった経緯を理解しながら覚えていくと良いです。
◎用語や年号を覚えるのにおすすめの参考書
〇30日完成 スピードマスター 日本史問題集 日本史B
この本はその名の通り、30日で日本史がマスターできる教材です。
注意点としては、説明がほとんどないので、教科書や先ほどの「金谷の日本史 「なぜ」と「流れ」がわかる本」などと併用しながら進めていくと良いです。
〇日本史B一問一答
日本史といえば一問一答と言っても過言ではないでしょう。
この1冊で早慶までもカバーできてしまう優れものです。ただ初学者の1冊目としてはあまりおすすめしません。
③文化史を覚えよう!
最後は日本史の勉強の中で一番敬遠されがちな文化史を覚えましょう。
この文化史は、日本史で高得点を狙いたいのであれば避けては通れません。
しかし、文化史はその作品がなぜ作られたのか、何を表したものなのかといった背景知識が重要になってくるので、
必ず通史を学んだうえで取り組むようにしましょう。
◎文化史に特化した問題集
〇スピードマスター 日本文化史問題集
この本は、日本史の中でも特に文化史に特化した内容が凝縮されている問題集です。
この参考書は日本史の学習がある程度仕上がってきた人が、文化史をマスターするために有効な教材です。
オリジナル年表を作ろう!!
さて、今回は更に日本史の勉強がある程度進んでいるちょっと上級者向けの勉強を紹介します。
それは、年表を使った勉強方法です。
年表を使った勉強では「いつ、だれが、何をした」といったことが簡潔にまとめられているので、
全体の流れをつかむのに最適な勉強材料となります。
そして年表を使った勉強法の中で、武田塾が特におすすめする勉強法がオリジナル年表を使った勉強法です。
この勉強法では、自分の知識を年表として整理することで自分の苦手な範囲をすぐに把握することができます。
オリジナル年表の具体的な勉強のやり方を紹介していきます。
1.ノートを1ページを左側と右側に分ける
まずは上の写真のように、ノート1ページを区切ってください。
〇ノートの左側には為政者の名前を書く
ノートの左側には為政者の名前を書いてください。
平安時代であれば天皇の名前、
写真のように鎌倉時代であれば執権の名前、
室町・江戸時代は将軍、
明治以降は総理大臣といった具合です。
その為政者の名前を古い人から順番に書いていって下さい。
まずはこの時点でその時代の政権の順番を把握できているかを確かめることができます。
〇ノートの右側にはその為政者の時に起こった出来事を書く
ノートの右側には左側に書いた為政者の時代に起こった出来事などを書きます。
その為政者が行った政策や、関連する出来事や人物を書いていきましょう。
左側に書いた人以外のその時代に力をもっていた人なども書くと尚良いです。
重要なポイントしっかり思い出せるか、箇条書きで書き出すことで知識の漏れを確認することができます。
2.あいまいなポイントを復習
1のやり方で縄文・弥生から現代まで一通りやっていくと自分の記憶のあいまいなところが出てくると思います。
ノートで空白になっている部分がまさにそのあいまいなところになります。
そのあいまいな点を重点的に復習することで日本史の苦手な部分をなくすことができます。
このように年表の形式で人物や出来事を書きだすことで、出来事の順番を整理しながら自分の苦手な部分を見つけることができます。
このオリジナル年表のポイントとしては、
年号までしっかり確認する必要はないということと、
資料を見ながらではなく自分の頭に入っている知識だけで作るということです。
是非、試してみてください!
今回のまとめ
日本史の勉強法についてまとめてきました。
1流れを覚える
2用語や年号を覚える
3文学史を覚える
この三つの手順と、単語だけでなくそれぞれの因果関係を考えながら覚えていくことを意識して勉強していってください!
もし、これらをご覧いただいた場合でも勉強に不安のある方は、一度武田塾へお越しください。
武田塾で正しい勉強方法や勉強習慣を確実に管理することで成績を伸ばすことができ、皆様を志望校合格まで導きます!
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