こんにちは、武田塾新発田校です!
皆さんはMARCHという大学群は知っていますよね。
では、STARSという大学群を知っていますか?
これは国立大学の大学群の1つなんです。
STARSは国立大学の中でも比較的合格しやすいと言われています。
学力にあまり自信がないけれど、どうしても国立の大学に進学したいという方におすすめできる大学かもしれません。
今回は、「STRAS」がどんな大学群なのか、特徴や偏差値、難易度を詳しくご紹介していきたいと思います。
STARSとは
STARSの読み方は【スターズ】と呼ばれています。
STARSに属する大学は以下の大学になります。
S:佐賀大学
T:鳥取大学
A:秋田大学
R:琉球大学
S:島根大学
全国的な知名度はあまり高くないものの、その地域内での就職には強い大学が揃っています。
今回はこの5つの大学の偏差値や特徴について紹介していきます。
各大学の偏差値と難易度
このSTARSという大学群は、前述したとおり比較的合格しやすい大学となっています。
具体的な偏差値で見ていくと、平均がどの大学も50前後となっており、国立大学の中では比較的優しめです。
関東圏の日東駒専やMARCHといった私立の大学群より入りやすいとも言われていますが、
私立大学より国立大学のほうが、受験科目が多く、記述や論述問題も多いため単純に偏差値だけで比べるのは難しいでしょう。
事実として他の国立大学に比べてSTARSは入りやすいのですが、合格のためにはそれなりの勉強量が必要となります。
また、どの大学にも医学部がありますが、例外なく医学部の難易度は高いので注意が必要です。
それでは、それぞれの大学の偏差値を学部ごとに見ていきましょう!
佐賀大学
経済学部:47.5
教育学部:50~52.5
理工学部:45.0~52.5
農学部:47.5~50.0
医学部:62.5
芸術地域デザイン学部:50.0
鳥取大学
地域学部:47.5
工学部:45.0~47.5
農学部:47.5~62.5
医学部:47.5~65.0
秋田大学
教育文化学部:47.5~55.0
理工学部:42.5~50.0
国際資源学部:42.5~47.5
医学部:47.5~62.5
琉球大学
人文社会学部:45.0
国際地域創造学部:42.5~45.0
教育学部:45.0~50.0
理学部:45.0~47.5
工学部:42.5
農学部:45.0
医学部:50.0~65.0
島根大学
法文学部:50.0~52.5
教育学部:47.5
総合理工学部:45.0~50.0
生物資源科学部:47.5~500
医学部:65.0
人間科学部:52.5
参考:https://passnavi.evidus.com/
各大学の特徴は
STARSの大学内で知名度やブランド力は全国的に見てそこまで差はありません。
STARS内で大学を選ぶとするならば、
どの地方で就職したいか、学びたい学問が勉強できるか、興味のある研究をしている教授がいるかなどを考慮して決めると良いです。
就職面で見れば、地方の国立大学はその地方では高い知名度を誇っているので、将来的なことも考えて決めると良いですね。
それでは、STARSの大学の特徴をそれぞれ見ていきましょう!
佐賀大学の特徴
佐賀大学の学部は
教育学部・芸術地域デザイン学部・経済学部・医学部・理工学部・農学部の全6学部で、2つのキャンパスに分かれています。
医学部看護学科は九州では最も歴史があり、看護師国家試験の合格率は毎年ほぼ100%を誇っています。
佐賀大学は大学内にある施設がとても充実していることでも評判が良いです。
特に研究室は充実していて、
佐賀地域の歴史文化を学ぶことができる地域学歴史文化研究センターや、
生物資源開発・機器分析・環境安全など総合的に実験できる総合分析実験センターなどがあります。
近年では英語教育にも力を入れており、学生全員がTOEICの受験を義務付けられているなど、
社会のグローバル化や国際交流に対応できる英語力を身に着けられるようになっています。
就職や留学、部活・サークルのサポートが手厚く、
特に留学については学生の個性に合わせてじっくりと相談に乗ってもらえることも魅力の一つです。
鳥取大学の特徴
鳥取大学の学部は
地域学部・医学部・農学部・工学部の全4学部で、2つのキャンパスに分かれています。
見てわかる通り鳥取大学は理系メインの大学になりますが、全国でも珍しい地域学部が設置されています。
この地域学部は鳥取市との連携・貢献を行っているのはもちろん、
中国やモンゴルなど世界中の地域との国際的な交流も行っています。
卒業生は、地方自治体や警察機関、金融機関などに数多く就職しているので、
地域で活躍できるキーパーソンになりたいという人にはおすすめです。
キャンパスは最寄駅から徒歩5分、鳥取空港からも徒歩で15分ほどという立地にありアクセスは良いです。
秋田大学の特徴
秋田大学の学部は
国際資源学部・教育文化学部・医学部・理工学部の全4学部で、手形・本道・保戸野の3つのキャンパスに分かれています。
秋田大学の中で特徴的な学部は国際資源学部でしょう。
世界中で実際に行うフィールドワークを通じて資源とエネルギー消費についての知識や技術を学ぶことができます。
フィールドワーク先はカナダ、サウジアラビア、フィリピン、ドイツなど非常にたくさんの場所で行われており、
しかも費用は全て大学が負担してくれます。
現代の資源問題は地球規模で考えていくべき深刻な問題なので、秋田大学資源学部は今注目が高まっている学部の1つと言えます。
秋田大学の就職率はほぼ100%という高い水準を誇ります。
充実した教育・研究環境、医学部医学科の国家試験合格率の高さなども魅力です。
琉球大学の特徴
琉球大学の学部は
人文社会学部・国際地域創造学部・教育学部・理学部・医学部・工学部・農学部の全7学部で、日本最南端の総合大学です。
農学部には亜熱帯地域農学科や亜熱帯生物資源科学科などが、
理学部には海洋自然科学科が、
人文社会学部には琉球アジア文化学科が設置されており、沖縄の大学ならではの学問領域を数多く学べるのが特色です。
琉球大学は様々な部活やサークルが存在し、
中には、ダイビングサークルやウィンドサーフィン部などといった綺麗な海に囲まれた沖縄だからこそできるものもあります。
課外交流を通じて他の大学では味わえない充実した学生生活を送れるでしょう。
島根大学の特徴
島根大学の学部は
法文学部・教育学部・人間科学部・医学部・総合理工学部・生物資源科学部の全6学部で2つのキャンパスに分かれています。
島根大学には6学部しかありませんが、非常に幅広い学問分野を網羅しているのが特色です。
学部の壁を越えて広く連携する教育体制が整っているので、
どの学部に所属していても、人文・社会・自然科学のあらゆる授業が受講でるという特色があります。
地元高校との連携や一般の方を対象に公園を行う「サイエンスカフェ」を開催するなど、
様々な活動やイベントを通して地域貢献をしているのも特徴です。
また国際交流にも力を入れており、アジアを中心に留学・国際交流の制度が整っています。
今回のまとめ
ここまでSTARSの偏差値やレベル、各大学の特色などについて紹介してきました。
STARSは偏差値50前後の比較的入りやすい国公立大学とはいえ、
受験科目は膨大になるため、決して易しいハードルではありません。
甘い考えで1年間過ごせば合格は難しいでしょう。
しかし、STARSは国立大学の中ではかなり簡単に合格できる部類に入ります。
どうしても国公立大学に入りたいんだ!地元の有名企業に就職したい!と考えている方にオススメの大学群になりますので、
ぜひチャレンジしてみてください!
もし、これらをご覧いただいた場合でも勉強に不安のある方は、一度武田塾へお越しください。
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