みなさんこんにちは!
逆転合格の武田塾千里中央校です🌻
今回のブログは「2024年大阪大学の入試分析~文系編~」です!
今回は2024年大阪大学の入試傾向や例年から見た難易度の変化に加え、受験する上で対策すべきことを一挙にご紹介します!
大阪大学を志望している受験生はぜひ最後までご覧になってください!
各科目の出題傾向について
英語
入試傾向:大問4題/記述式の問題(外国語学部の場合は大問5題/記述式の問題)
国語
入試傾向:現代文2題・古文1題/記述式の問題(文学部は現代文2題・古文1題・漢文1題/記述式の問題)
数学
入試傾向:大問3題/記述式の問題
日本史
入試傾向:大問4題/記述式の問題(各設問200字ずつ、総字数800字程度)
世界史
入試傾向:大問3題/記述式の問題(総字数800字程度/外国語学部:900~950字程度)
地理
入試傾向:大問2題、小問は計6問(論述字数は1問当たり100~200字)
今年の傾向
どの科目も例年と比較して大問数が変わるなどの変更は見られない。問題の内容についても大きな変化は見られない。ただし、多少の易化/難化は見られる。
平均点と難易度について
各学部の平均点
文学部
共通テスト:204.36
二次試験:279.16
総合:483.53
外国語学部(英語専攻基準)
共通テスト:114.37
二次試験:287.95
総合:402.31
法学部(法学科基準)
共通テスト:368.42
二次試験:317.52
総合:685.95
経済学部(C配点基準)
共通テスト:242.82
二次試験:202.89
総合:445.70
今年の難易度について
国語(文学部を除く)、数学はやや難化の傾向
地理、世界史はやや易化の傾向
他の科目については同程度の難易度となっている
最低点と点数推移の原因
文学部、経済学部(A配点/C配点)、法学部は最低点が上がっている
経済学部(B配点)と外国語学部(英語基準)は最低点が下がっている
ほとんどの学部において最低点の変化は5~10点程度で大きな変化は見られない。ただし外国語学部では専攻による違いはあれど、最低点が下がる傾向がみられる。外国語学部では英語において他学部とは異なる独自の試験が用いられるため対策を心がけるのがよいだろう。
各科目の対策について
英語
大阪大学の英語では読解と英作文の能力が求められる。
読解については、比較的長い英語長文を時間内に読み切る能力と英作文ができるよう内容を正確に読解する読解力が必要になる。そのため、英単語・熟語や英文法を覚えることは勿論、長文演習を通じて読解の基盤を固めるべきだろう。
英作文の対策は英語読解の基礎や私立対策ではカバーしきれない。そのため、「英作文ハイトレ」などの英作文対策の参考書を用いてしっかりと対策を進めることが大切となる。
また、外国語学部では二次試験でもリスニングが必須となる。リスニングでは英語の聴き取り能力とそれらを記述する能力が必要になるため、外国語学部を志望する受験生はリスニング対策も加えて行おう。
国語
文学部以外の学部では大問2に漢字が出題される。当然、記述においても漢字ミスは避けたいので最低限の点数確保とミスを回避するために漢字学習を行おう。
現代文では読解力と語彙力に加えて、問われている内容に対してピンポイントで答案を作らなければならない。記述対策と過去問演習で問われている内容を理解し、適切な解答を作る練習を行おう。なお、文学部では小説の出題が見られる。文学部志望の受験生は詳説の対策も欠かさないようにしよう。
古文では知識として重要古語や語法等を覚えること、和歌や修辞法についても例年問われるため古文常識など幅広い対策を行おう。設問では現代語訳だけでなく論旨を捉えられているかを問われる問題が少なくない。単純な知識だけでなく現代文のように読解し記述をする練習を重ねよう。
なお、文学部の場合は二次試験においても漢文が出題される。これも古文同様に幅広い知識と読解、記述を両立できるよう共通テストの漢文対策から一歩進んだ内容に取り組み対策を行おう。
数学
数学は大問数が3問しかない。そのため対策が出来ていない問題が出題された場合かなりの失点が予想される。出題数の少なさに油断せず漏れの内容に対策を行おう。
確率の問題が二年連続出題されていないため注意が必要である。くれぐれも「過去問で出ていないから」と慢心せずに対策を行おう。
日本史
日本史では多くの場合「古代・中世・近代」の各時代から1題ずつの計3題での出題となる。「原始・戦後」の対策が不要ではないが、第一優先は「古代・中世・近代」におこう。
解答には一題200字程度となっている。記述には歴史事象が生起する要因・背景やその影響・意義を抑えておく必要がある。そのため、用語の暗記を行うのではなく教科書の熟読などを通して歴史事象の因果関係を理解するようにしよう。
200字程度の答案を作るには知識だけでなく論述を行う練習も必要である。過去問や模試を通して練度をあげていこう。
世界史
大阪大学の世界史では図や表などを含めた問題文に加え、幅広い視点を持った解答が要求される。大阪大学を志望する場合は教科書や資料集を合わせて読み、歴史事象が抱えている問題点をそれぞれ意識しておく必要があるだろう。上述した日本史の対策と同様で用語の暗記に留まる学習は控えよう。
地理
統計や地図の読み取りも含めて文章を読解し、知識を文章の形に組み立てて記述する必要がある。論述式の問題なのでただ知識を列挙するような文章にならないよう論理的な文章を作る練習をしておこう。
教科書レベルからしっかりと学習を行い、他大学の過去問も解き、復習を丁寧に行うという論述の対策を順序だてて行おう。
まとめ
今回は2024年大阪大学の入試についてでした。
記述対策など国公立特有の難しさはありますが、今から合格目指してしっかりと対策をしていきましょう!
参考URL
https://shingakunet.com/gakko/SC000056/nyushi/general/
https://www.sankei.com/article/20240226-B5PNQLJ6WJANFKZ54TPY6I2LDE/?outputType=theme_nyushi
http://27.110.35.148/univsrch/ex/menu/index.html
https://www.keinet.ne.jp/exam/past/score/2023/national/1295.html
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