こんにちは!
逆転合格の武田塾 千里中央校です!
今回は「立命館大学の後期英語」についてです。
立命館大学の後期英語に関する入試傾向や対策をご紹介していきます。
この記事は実際に立命館大学を受験した、立命館大学の講師に書いていただきました!
立命館大学の後期受験を考えている方は勿論、入試対策のノウハウが知りたい方はぜひ最後までご覧ください!
入試傾向・入試時間
立命館大学の後期分割方式の英語の入試時間は80分、5つの大問で構成されています。
後期日程の倍率は、学部にもよりますが、かなり高い傾向にあります。2023年度の後期日程の倍率は、高いところで29.7(経営学部国際経営学科)、低いところでも4.6(文学部人文学科人間研究学域)ほどあります。
すべてマーク形式で、難問は少なく、標準的なレベルの問題が多いため、基礎となる土台をしっかり固めることができれば、合格も見えてきます。
立命館大学の英語の入試問題は、長文、文法、会話文といった幅広い範囲から出題されるため、バランス良く対策する必要があります。
長文問題では、700語を超えるものが2問出題されます。そのため、基本的な文法事項を養いつつ、正確さとスピード、つまり速読力を身に付けることが必要です。長文問題のうちの1つは、時事問題を扱っていることが多いようです。日頃から時事問題に触れ、関心を持つことが望ましいと言えます。
(https://www.tomonokai.net/daiju/private/ritsumeikan/より
https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/4050/bairitsu/より)
大問形式
立命館大学の英語は、長文総合問題、長文総合問題、会話文、文法・慣用句、語句選択英文完成問題の5つの大問で構成されています。
大問1の長文総合問題は、750~850語程度の英文をもとにした、大意把握と内容理解の力を試す問題です。内容一致問題が中心となります。
大問2の長文総合問題は、大問1と変わらず750~850語程度の英文の内容理解を試す問題ですが、大問1と比べて細部の正確な理解が要求されます。空欄補充や、代名詞が指しているものを選ぶ選択問題が中心です。
大問3の会話文は、対話のなかの空所を埋めるための適切な表現を選ぶ、選択問題です。ただし、選択肢の数がかなり多いため、様々な英語表現を習得しておく必要があります。
大問4の文法・慣用句の問題は、空欄を埋めることで英文を完成させる問題です。幅広い範囲から出題されますが、基本的な英語表現が中心です。いろいろな参考書に手を付けるよりは、1冊を完璧に仕上げたほうが高得点を狙えると思います。
大問5の語句選択英文完成問題は、語彙に関する問題です。空欄補充や、下線部と同じ意味の語を選択する同意語の問題が出題されます。
(https://ritsnet.ritsumei.jp/admission/archive/asset/general/2022/ko_01.pdfより)
どういった解き方がオススメか
私は特に解く順番を意識していました。
文法が得意だったので、大問4と5の文法問題、大問3の会話文を先に、なるべく早く解いていました。その後、長文に入る前に、文法問題だけでざっと見直しをして、残った時間を苦手な長文問題に割いていました。
ただ、得意といっても、すべての文法問題をスラスラ解けるわけではなく、分からない問題が出てきた場合は、その問題に時間をかけすぎないよう、しっかり時間を決めて、その時間になったら次の問題に行くように心がけていました。そういった意味でも、時間配分はとても大切です。
長文を読む際は、接続詞(国語の文章でも同じことが言えます)や熟語にチェックを付けるようにしていました。接続詞は、その意味(逆接や順接など)によってチェックの仕方を変えるようにしていました。また熟語は、離れた位置にあることもあるので、内容を把握するうえでは見落とさないようにすることが重要です。
時間配分
時間配分ですが、大問1に25分、大問2に20分、大問3に15分、大問4に8分、大問5に8分、見直しに3分(計79分なので1分余ります)を1つの目安として取り組んでみるといいと思います。あくまで目安なので、自分の得意不得意に合わせて、時間配分は考えるようにしてください。
長文問題において、大問2より大問1のほうが時間を長く設定しています。大問1は、文章全体の内容を把握しておかなければならない問題が多いため、全て読み終わってからでないと解けない問題もいくつかあります。
その一方で、大問2の問題は空欄補充や、代名詞の問題が中心なので、文章を読み進めながら解くことができる問題が多いです。長文という問題形式は同じでも、出題傾向に合わせて時間配分を設定するように心がけましょう。
また文法問題は、比較的短めに設定しています。大問4と大問5は、知識問題です。知識問題は、知らなければどれだけ考えても答えは出ないので、その場合は諦めて分かる問題を確実に取りに行くようにしてください。
まとめ
立命館大学に限らず、後期日程の倍率は、どの大学も比較的高い傾向にあります。こうした高い倍率のなかで合格するには、その大学の入試問題の形式・傾向について把握し、練習を重ねて慣れておくことが必要です。そして時間配分を意識して取れる問題を確実に取りに行くこと、自分に合った解き方を見つけることも重要です。
後期日程で立命館大学の受験を考えている人は、ぜひこのブログを参考にしてください!別の大学であっても、このブログを参考にしながら入試傾向、入試時間、大問形式について調べ、それに合った解き方、時間配分を自分なりに見つけてみてください!
前期、中期日程で全落ちしてしまった人もいるかと思いますが、倍率が高いからと後期を諦めるのではなく、しっかりと対策を立てて臨んでほしいです。頑張ってください!
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