こんにちは!
逆転合格の武田塾 千里中央校です🌻
今回は「関西大学の国語」についてです。
関西大学の国語に関する入試傾向や対策をご紹介していきます。
関西大学を目指している方は勿論、対策しておきたい方はぜひ最後までご覧ください!
入試傾向と形式
まず関西大学の国語は全体として、現代文1題、古文1題の構成。 試験時間は75分で、150点満点の試験です。ほとんどがマーク式の問題ですが、学部個別日程では一部、現代文・古文ともに最後の一問が記述式の問題になっています。国語の目標とする得点率は80%以上といったところでしょう。
現代文に関しては本文全体を通して、傍線部が示されていないことが、関大の現代文の特徴となっています。大問最後の記述問題は、設問で求められていることについての記述を本文の複数箇所から探し、字数制限に合わせてまとめる必要のある問題が多くなっています。
古文に関しても、現代文と同じく本文中に傍線部が無く本文が長いという特徴があります。該当箇所の内容が難解なものは少なく、該当箇所が見つかれば比較的に取捨選択できるものが多いです。しかし、先ほど書いた通り、傍線部がないので、該当箇所が見つけられないと選択肢が長く、細かな違いを聞かれるため、なかなか選びにくいものになっています。
オススメの解き方
関大の現代文は不正解の選択肢パターンが複雑であるため設問ベースでの解き方は効果的ではありません。また、傍線部がないため、傍線部の前後から読み取ることもできません。
以上のことから、確実に正答するために必要な解き方は 選択肢を見る前に自分で本文の根拠から解答を作成する解き方です。また、直前期の受験生に言えることとしては、過去問をやる中で不正解の選択肢がなぜ間違っているかを理解し、そのパターンを知ることが関大の入試には効果的です。関大の個別試験では、記述問題が一問古文と現代文でそれぞれ出題されますがこの方践することで記述式の問題でも難なく対応することができる力が付くでしょう。
次に、関大の古文を解く際にはこの4つのステップを意識することが大切です。
①まず設問文を読み、該当箇所を探す!
傍線部がないため、設問文で問われている状況が本文のどこにあるかまず探さなければなりません。
➁長い選択肢を句読点などで句切り、部分ごとに違いをチェックする!
一つ一つの選択肢が長い、かつ、共通の部分が多いので、部分に分け、違うところを明らかにします。それにより、共通している部分を読むと、その部分の状況がおおまかにつかめる、という利点があります。
③選択肢の違う部分は本文のどこを解釈すれば判別できるか探す!
語句によるものなのか、主語の違いによるものなのか、または、文法的な解釈の違いによるものなのか、文脈的な判断が必要なのか、を判別してください。
④本文の箇所と細かく見比べて、選択肢を絞る!
後は、自分の持っている知識を用いて選択肢を減らしていきましょう。この時、選択肢を絞るポイントには優先順位を付けましょう。
具体的には、主語や敬語、助動詞などの文法事項→単語などの語彙→文脈判断となります。
必ず、選択肢を切る際には、即答できる文法事項を使って判断をするようにしましょう。
【時間配分】
時間配分は自身の得手不得手がありますので、過去問演習を通じて体得していくことは必要です。
そのうえで、目安として現代文40分、古文30分といった具合で現代文に比重を置くのがよいでしょう。
古文は単語や文法、読解の知識などがあり、的確に用いることができればそれだけスムーズに問題を解き進めることができます。
対して現代文は読解に用いる労力が大きく、最低限必要な時間が比較的多いです。
そのため、現代文の時間を確保しつつ、古文を解き切れる時間を目安を参考にしつつ、過去問演習を通じて体得しましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
関西大学の国語は文章が長いうえに傍線部がありません。ですから一見難しいように思えます。
しかし、対策すればしっかりと点数が取れる問題です。自信を持って取り組み復習を通じて学んでいきましょう!
【参考資料】
⓵https://www.takeda.tv/suminodou/blog/post-148429/
➁https://www.takeda.tv/yao/blog/post-241821/
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