こんにちは!武田塾 千里中央校です⭐
今回のテーマは「神戸大学の文系入試」です。
神戸大学の文系入試について細かく分析・解説を行っています。
神戸大学を目指している方はぜひ参考にしてください!
神戸大学 文系入試の傾向と対策
英語 国語 文系数学
国語は経営学部は80分(120点満点),その他文系学部は100分(150点満点)
英語
試験時間80分 (125点満点)
長文問題が3つと自由英作文が一題出題されている。 長文問題のうち一題は会話文形式で出題されています。
分析
・問題数に比べて、試験時間が短いため短い時間の中で正確に問題を解き切る力が必要です。
・2019年までは自由英作文の配点が30/120でしたが、2020年度入試から25/120に配点が変わりました。そのため、受験生の中で差がつくのは長文だと考えられます。
・長文の問題は、英文和訳や内容説明問題、正誤問題などがあります。記述形式の問題量は20字から70字程度のものまである。また、毎年指定語句と同じ意味の単語を選ぶ問題も出題されています。
対策・勉強法
英作文に関しては、一から英文を考えるのではなく例文を暗記した後に問題演習を行いましょう。いきなり過去問を解いても無駄になってしまうだけです。次に演習に入ったときは、英語で作文する前に日本語で作文してみましょう。英作は、文法事項も大事ですが内容がよくなければいくら文法事項が完璧でも点数が貰えません。また、積極的に自分の作った文章を自分以外の人に見てもらいましょう。このサイクルを繰り返すことで確実に英作文はうまくなると思います。本番では英作文になるべく時間を使いたくないので、過去問や旧帝レベルの自由英作問題をやる際には制限時間を本番より厳しめにしてやりましょう。
長文問題は時間との勝負だと思います。本番、英作文に10分使ったとすると残り三つの長文を70分以内に解く必要があるということです。15~20分以内に一つの長文を解き切るのはかなりハードだと思います。
長文を解き切るために、対策としては音読と英文解釈が重要だと思います。音読に関しては、一度解き文法や単語、訳を理解した英文を音読しましょう。速熟や英語長文ポラリスが良いと思います。これによって、文の読み飛ばしが減り読むスピードが上がります。解釈に関しては、逐語訳ができるようにならなければいけません。雰囲気で訳した文章や文法事項を無視した訳だと点数はもらえません。そのため、採点者に「私は文法と訳がわかっていますよ」とアピールしなければいけないのです。神大の過去問を解くとき、初めは20-25分、正答率が7割を超えているのならば15分にしてタイムプレッシャーをかけることをおすすめします。
私が考えた時間配分 長文20分×3 英作12分 8分見直し
国語
経営学部は80分(120点満点),その他文系学部は100分(150点満点)
現代文 古文 漢文 それぞれ一題ずつ
経営学部は漢文なし
分析
・現代文はとにかく文章が長く他の難関国立大学の評論の2倍ほどの長さです。80字の記述3つに加え、毎年160字の論旨要約問題が出題されており計400字の記述は決して簡単とはいえません。
・古文は、文学史と文法問題が出されるのが特徴で、文章は標準的だとおもいます。また、有名な文章の一節がでていることもあるそうなのでこれまでにやった文章の訳と本文をふりかえると同じ問題がでるかもしれません。
・漢文も内容的には標準的ですが、他の大学に比べると配点が高いことが考えられます。(なぜなら多くの難関国立大学は現代文2題と古文1題漢文1題で神戸大学の問題構成が特殊だから)
対策と勉強法
現代文は、必要な要素を選択肢それらをうまくまとめることに尽きます。参考書で身に付けた考え方や解き方を演習で使い、その都度本当にできているのかを確認することが必要だと思います。また160字の要約問題は一筋縄ではいかないので、要約問題の練習をしておかないと直前になって焦ってしまいます。
漢字は必ず全て得点したいですね!1800を着実に回していきましょう。
現代文の回答でおきがちな問題としては、主語述語の関係が破綻してしまうことです。この問題をさけるために、私が実践していた勉強法としては家族や友人に解答を読んでもらって日本語がなりたっているのかを確認してもらうやり方です。これによって、理解できない文章を書くことはなくなりました。また、リライトも効果的です。一度答えを見た後に再度解答を作成するというのは、要素を完璧に選んだあと後に解答を作成するのと同じ状況です。これによって、自分がうまく要素を抜き出せていたのに字数を超えてしまうようなことが起きづらくなります。もしよければ、実践してみてください。
古文に関しては文法事項と単語が抜けていては神大の古文には対応できません。また、文化史は比較的メジャーなものが出ているので、自分が解いた文章の作者と時代は確認し、単語帳の文化史は頭にいれましょう。ここで落とすと差がついてしまいます。読解については、丁寧に品詞分解し訳していくことが求められます。
漢文は、最初の語句は確実に得点したいので漢文早覚えの漢字や解いた問題の漢字の読みと意味はメモし暗記しましょう。句形と語句の抜けがなければ、解ける問題なので句形は完璧にしておきましょう。記述問題は、聞かれていることに答えることが大事です。問題文をしっかり読み、記述する練習をしていけば慣れていくと思います。
数学
大問3問 時間80分 75点満点
分析
・レベルは難関国立大学としては標準的なレベル。
・確率、数列、微分積分などまんべんなく出題される。
・証明問題も頻出
【対策・勉強法】
典型的な問題の融合が多いので、基礎問題精講や文系の数学(河合塾)などを繰り返し解くことで確実に得点できると思います。問題の難易度でいうと東北大、阪大などの問題を過去問がなくなったら解いてもよいと思います。添削もしてもらうと、必要な言葉や不必要な部分に気づけるのでやっていただきたいです。
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