こんにちは!武田塾 千里中央校です⭐
受験生の皆さん!
みなさんは古典の勉強方法は理解していますか?
「なんとなく」「雰囲気で」解いている方は非常に危険です!
そこで今回のブログでは「古典の勉強方法」についてご紹介します!
是非最後までご覧ください🤗
古文の勉強方法
古文で気をつけるポイント
古文を勉強する上で一番意識して欲しいことは「現代文や普段使う日本語とは別の言語だと思って基礎から学ぶこと」です。
多くの学生は「昔の日本語だから、受験勉強は優先度が低いだろう」と考えている人が多いです。しかし、聞き馴染みのある日本語でも今と昔では意味に違いがあったり、きちんとした文法構成を理解していないと文章が読めないようになっています。
だからこそ、単語や文法を基礎から時間をかけて学んで理解する必要があります!
古文単語
古文単語を覚える重要性
「現代の日本語とは全然違うよ!」
そもそも、古文を勉強する上でで1番大切なのは古文単語の暗記です!
上記の気をつけるポイントでも述べた通り、古文の文章が日本語で書いてあるからと言って私たちが普段使っている言葉とは別物です。
現代でも使われている単語があっとしてもその古文としての単語の意味を知らなければ文章の解釈も間違えてしまうでしょう。古文の文章を読む中で、意味の思い違いを防ぐために古文単語の暗記はとても重要になります。
市販でよく売ってある古文単語帳は大体300〜500語が載っています。
英単語に比べて少ないと思うからこそ、「後からやればいいや」と思う人もきっといます。しかし、文法など古文の基礎を固める時に単語の意味を分かっていないと文法の構造が理解できないことがあります。
基礎の段階から理解するためにも、約300語早いうちから単語の暗記に取り組みましょう!
古文単語の覚え方
1 まずは自分の力で、約300語の内どれくらい知っている単語があるかチェックしてみよう!
2分からない単語は、やみくもに暗記しようとするのではなく、単語帳の解説をしっかり読んでから暗記してください!
→現代語との比較や、語の成り立ちや意味の広がりまで理解することで頭により定着します。イラストが書いてある単語帳は文字で表しにくいイメージを補足するなど視覚で覚えることも有効です。
3用例の確認
→ 覚えないといけない単語は全て文章から出ます。単語だけで答えることができても、文章で出されると答えることができない場合があります。単語は文の意味を理解することを助ける場面説明みたいなものなので、用例を使ってより実用的に理解しましょう。
※暗記時の注意※
古文単語と英単語の決定的な違い。
それは…「1語1訳暗記か、1語複数訳暗記か」ということです!
たとえば、形容詞の「いみじ」という単語で考えてみましょう。
【いみじの3つの意味】
・はなはだしい
・すばらしい
・ひどい
どの意味も「程度が激しい様」を表していますが、
すばらしい → プラスのイメージ
ひどい → マイナスのイメージ
と、意味の"方向"は真逆ですよね!
ですから、いみじの場合は「とてもプラス」もしくは「とてもマイナス」ということを覚えておき、前後の文脈によって使い分ける必要がある、ということになりますね。だから、古文単語は1語複数訳覚える必要があるわけです。
そして、単語帳の多くは慣用句や古文常識について説明があります。入試では、慣用句について問われることも多いため必ず目を通しておきましょう!
古典文法
文章を読むためには、文法構成を学び理解しなければなりません。特に動詞・助動詞・助詞は夏までに理解しておく必要があります。
勉強の流れ
1.活用表の暗記
古典では、下に来る単語や句読点によって、形が変化する言葉が存在します。その言葉の形が場合によって変化することを活用と言います。
なぜ、この活用や活用形を表を使って覚えなればならないかと言うと
例
「家に庭があった」日本語の文章は古文で書くと
「家に庭ありき」と「き」という言葉が過去形を意味します。
しかし、「家に庭があった頃」日本語を古文で書くと
「家に庭ありし頃」「し」を使った過去形にしなければなりません。
「き」と「し」は同じ過去形でも「き」は文末の時に使われる「終止形」に変化して「し」は後ろに名詞が来る「連体形」に変化させなければなりません。
この様な活用形の変化を理解していないと文章の読み違いに繋がってしまいます。だからこそ、活用表を何度も繰り返し音読して覚えていきましょう!
2.実際に文法問題を解いてみる!
覚えた活用表を実際に使って問題を解いてみましょう!インプットで暗記したものを自分の力で解かなければ意味がありません。間違えて暗記をしていないかの確認にもなりますし、自分では暗記したつもりでも理解まではできていないかも知れません。
覚えて→解くを繰り返し行うことで、学んだ文法を自分のモノにしていきましょう!最初は理解するのに苦労すると思いますが、英文法と違って、古典文法の範囲は少ないので前向きにチャレンジしてみてください!
読解
単語や文法の知識を使って読解に挑戦してみましょう!
古典文章で様々な単語が出てきますが、暗記した意味がそのまま使用されているとは限りません。
読むためには、その文脈に合った意味を考える力が必要になってきます。これは、単語だけでなく文法も同じです!助動詞や動詞は活用形によって意味を決めることには、基本的な文法の考え方がありますが、最終的には文脈を考慮して意味を決定しなければなりません。
そのためにも、「富井の古文読解」など基本的な読解法を学んで、たくさん文章を読んで文脈をつかむ力をつけていきましょう!そうしないと、せっかく時間をかけて覚えた単語や文法の知識を無駄にしてしまいます!
まとめ
単語や文法の「定着」と読解での「実践」この同時並行が古文の上達の鍵になるでしょう!
また、古典に出てくる文章は何百年も昔の話になりますが、現代にも受け継がれている理由が必ず文章の中にあります。大昔の日本人の「考え方」や「おもしろさ」など古典を読むことで、見えてくる発見もあります!とにかく、古典は読めるようになれば「面白い科目」に必ずなります。そのためにも、基礎からじっくり時間をかけて理解をしていきましょう!
勉強方法、参考書の使い方、点数の上げ方、なんでも教えます ★無料受験相談★受付中★
□ 難関国公立大学に進学したいけど今の偏差値で大丈夫かな?
□ 勉強のやり方が分からない...
□ 模試でいい結果を出すためには何が必要?
□ 志望校が定まらない...
□ 滑り止めはどこがいいの?
など、お悩みの大小に関わらず全力でお答え致します‼
※枠に限りがあります。定員に達し次第受付を終了する場合があります。
ご興味がある方はお早めに!!
お申し込みは、下記の無料受験相談フォームにご入力いただくか、
06-6105-8330(武田塾 千里中央校)までお気軽にお問合せください!🌼