こんにちは!武田塾 千里中央校です🙌
今回のテーマは「古文に苦手意識をもっている人に共通する課題点と対策」についてです。
是非最後までご覧ください。
はじめに
みなさんは古文という科目をどのように思っていますか。
古文を始めたばかりの人や、古文が苦手な人は
「覚えることが多くて分からない」「何を書いてあるかが分からない」「そもそもどう取り組め良いのか分からない」
などという風に古文という科目に対して苦手意識も持っている人はすくなくありません。
そういった状態ではどのようにして古文という科目に挑めばよいのか先が見えず不安になるでしょう。
本ブログではそのような不安を抱えている方のあるあるな課題点を三つ取り上げ、その解決策を提示しています。
古文を苦手だと思っている方は是非本ブログを参照して古文の苦手を克服しましょう。
古文が解けない人の課題点
1.古文単語を覚えられていない
古文が苦手だと答える人の中には「古文単語を覚えることができていない」という人がいます。
古文単語は古文を読む上で非常に重要な最初の基礎部分になります。
例えば、私たちが会話をする上で相手の意図が理解できるのは、相手が話している言葉の意味を知っているからです。つまり、言葉の意味を知っているからこそ、その言葉に含まれる意図をくみ取ることできるわけです。であるならば、古文単語を覚えることができていないという状況では、本文に記載されている言葉の意味を知らない状態ということになります。その状態ではやはり文章の意図をくみ取ることはやはり難しくなってくるでしょう。ですから、まずは古文単語をしっかりと覚える必要があると言えるのです。
そして、「古文単語の意味は覚えたはずなんだけどな」と思っている人が陥りがちな落とし穴として、一つの単語につき一つの意味でしか覚えていない場合があります。古文では場面によって同じ単語でも違う意味を持つ場合があります。
ここで一つ例をあげましょう。例えば、「ヤバい」という言葉を想像してみてください。美味しいラーメンを食べたときの「ヤバい」と不味いラーメンを食べたときの「ヤバい」は同じ意味でしょうか、恐らく違う意味を持つでしょう。ここに好きなアーティストのライブに行ったときの「ヤバい」の例も追加してみましょう。やはり、すべての「ヤバい」が違う意味をもっていますね。このように現代語において同じ言葉でも意味が異なることがあるように、古文においても同じ言葉で違う意味を持つことがあるのです。
ですから、まずは単語の意味をしっかりと覚え、その意味を1つだけではなくいくつかのパターンで把握するのがよいでしょう。
オススメの参考書
・読んでみて覚える重要古文単語315-桐原書店
・古文単語ゴロゴ-板野博行
・古文単語330-いいずな書店
古文単語の勉強における参考書は上記の三冊のうちどれか一つを選ぶといいでしょう。どの参考書においても単語の意味や、意味が複数あるものはその意味の使い分け、さらには類義語なども記載されています。ですからこれらのうちの一冊を完璧にすることでかなりの単語力を身に付けることができます。
2.文法がわかっていない
「古文単語は覚えたのに古文ができない/読めない」という人のなかには「古典文法が覚えられていない」という人がいるでしょう。
例えば、今みなさんは古文の助動詞「ず」の意味、接続、活用形を答えよと言われて答えられるでしょうか。この「ず」には打消しの意味がありますから、この助動詞の「ず」を丸々読み飛ばしてしまうと意味が180度かわってしまいますね。また、「ず」の接続や活用形を把握できていないと、打消しの意味ではないのに誤って「これは打消しの助動詞だ」と判断してしまう可能性もあります。こうなってしまうとやはり文章の意図をくみ取ることはできなくなってしまうでしょう。このような要素が一文ずつにそれぞれ含まれていますから、「古典文法が覚えられていない」となると文章全体を通して意味を全く取り違えてしまうなんてことになってしまいます。
古典文法を覚えることで文章の意図をより細かな部分までくみ取ることができます。ですから、できるだけ丁寧に古典文法を把握し活用できるようにするとよいでしょう。
オススメの参考書
・富井の古典文法をはじめからていねいに-富井健二
・高校やさしくわかりやすい古典文法-文英堂
古典文法は基礎から固めていくことが大切です。上記の参考書はそれぞれ基礎部分を幅広くカバーしているので、古文に苦手意識をもっている人はまずはここからはじめてみましょう。
3.読解の作業を行えていない
ここまで二つの課題点を提示してきました。しかしそれでも「古典単語と古典文法を覚えたのに解けない」という人がいるでしょう。そういった人に多い課題点は「読解」という作業をないがしろにしてしまっているという部分が挙げられるかと思います。
どういうことかと言いますと、例えば「この傍線部についてどういうことか」と問う問題があるとしましょう。そして、その傍線は動詞に引かれているとします。ここで動詞を上記にあげた能力を上手く用いて現代語訳することができたとします。しかし、それだけでは答えにはたどり着けませんね。動詞であるならば動作主がいますし、他動詞であれば動作をうける目的語が存在します。文章を読み、問題を解くにはそういった「読解」を行う必要があるのです。ここが古文が国語として科目にあげられている所以でもあるでしょう。
「古文単語は覚えたし古典文法も問題ない」という方で、「それでも古文が解けない」と思われている方はぜひ読解という工程を意識してみてください。
オススメの参考書
・富井の古文読解をはじめからていねいに-富井健二
・岡本梨奈の古文ポラリス1-岡本梨奈
単語と文法は覚えた人や読解の勉強を並行して取り組みたい人はまず『富井の古文読解をはじめからていねいに』を参考にしましょう。また、ある程度基礎は大丈夫だという人は『岡本梨奈の古文ポラリス1』を用いて問題演習を通しながら実践的に読解を学んでいくとよいでしょう。
さいごに
以上が古文に苦手意識をもっている人に良く共通している課題点です。
いかがでしたでしょうか?
古文では覚えることが多く読解という国語特有の能力も求められるため苦戦する人もすくなくありません。
ですが、しっかりと課題点を理解して対策を行えば乗り越えられないものではありません。
本ブログを参考に自分自身の課題点を見直してみてください。
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