みなさん、こんにちは!武田塾千里中央校です(^^)
今回の記事は、「共通テスト英語対策」です。
出題予想やリーディング・リスニングの難問をどう対策していくべきか
ご紹介していますので、是非最後までご覧ください!
大問別 出題予想・対策
リーディング
〇出題予想
リーディングは昨年度同様、総語数は6,000程度と予想されています。
図表資料から読み取った情報を元に解答を導かせる問題や、
説明文から情報をピックアップさせる問題など今年度も様々なジャンルへの対策が求められそうです。
〇対策
リーディング攻略のために押さえるべきポイントはずばり最短で正確な情報収集です。
そのために行うべき対策は以下の三つです。
・事前に資料の概要を把握すること
・大局と局所の視点を持つこと
・時間を意識した演習
まずは資料の概要を掴むために、タイトルや注釈に目を通しましょう。
そして、読み進めるなかで大局と局所の双方の視点を持ち続けましょう。
大局的視点では文章全体の流れを意識し、本文や資料のどこに必要な情報が含まれているのかを見極めます。
局所的視点では数字や時制などの細かい点を意識します。
二つの視点を持つことで、適切な場所から正確な情報を読み取ることが大切です。
最後に、普段から時間を意識した演習を行いましょう。
繰り返すことで、自分に合った時間配分を見つけること、
速読力や選択肢のすばやい判断力の定着に繋がります。
リスニング
〇出題予想
今年度は、短い発話・対話から長い説明文まで幅広く出題されることが予想されています。
英文聴解力に加えて、言い換え問題に対応できる語彙力、計算問題に対応できる思考力が求められます。
〇対策
リスニング攻略のために行うべき対策は以下の三つです。
・数字や時制などの細かい情報を正確に聴き取る
・言い換えに対処できる語彙力を身に付ける
・消去法を用いて選択肢を絞る
まず、音声から正確な情報を聴き取ります。
この際に重要なのが、数字や時制などの細かい点へも意識を向けることです。
おおまかな内容のだけだけでは解答に繋がらない問題に対応できるようにしておきましょう。
次に、聴き取った情報を適切に変換します。
これは、本文と選択肢が異なる表現で同じ内容を表す問題に対応できるようにするためです。
普段のインプットから、同じ意味の単語や綴りが似ていて異なる意味を持つ単語に注意を払っておきましょう。
最後に、選択肢を吟味します。
もちろん選択肢から一つの解答を選ぶことができればベストですが、消去法を用いることも一つの方法です。
消去法を用いる際は、選択肢のどの部分が不適切なのかを明確にしましょう。
根拠なく選択肢を絞ることは厳禁です。
このことからも、音声から正確な情報を聴き取り、
それをいくつかの表現に変換することがいかに重要かが分かりますね。
リーディング・リスニング最難問徹底分析
リーディング 大問 4-5
〇難問ポイント
複数の資料から得られる情報を組み合わせて選択肢を吟味する必要がありました。
英文を正しく読む力だけでなく、資料の概要・要点を掴み、
いくつかの情報を複合的に考慮する力が求められていた点が、難問ポイントです。
〇対策
・事前情報に目を通す
出題予想の対策でも述べましたが、
やはり読み始める前にリード文や資料に目を通すことが必要不可欠です。
資料や本文の全体像を把握してから読むことで、要点の掴みやすさがグッと上がります。
・余白に要点を書き留める
文章の長さに関わらず、得られた情報を整理しながら読み進めることが重要です。
そのために、要点をその都度余白に書き留めることをおすすめします。
リスニング 大問 5-27,28,29
〇難問ポイント
多くの受験生にとって馴染みのない単語・表現が出現したことが、
最大の難問ポイントであったと言えます。
また、28,29は完答必須の問題であったことから、
得点に至らなかった受験生も多かったようです。
英文が読み上げられる前の下読みでできるだけ多くの情報を把握し、
本文のテーマを明確にしておくことが求められました。
〇対策
・話の展開を推測する
普段の演習から、本番と同じ流れで下読みを行いましょう。
いかに多くの情報を先回りして得られるかがポイントです。
ですが、ここで細かい情報までを読み取る必要はなく、
話の展開を広く浅く推測することを意識しましょう。
・要点をメモする練習を行うこと
英文を聴きながら、要点を書き留めることが大切です。
頭の中だけですべての情報を把握できるなんて人はなかなかいませんから、
整理した情報を要点としてきちんと書き留めるようにしましょう。
見返した際、選択肢の吟味に活かせるようなメモを取れるよう演習を重ねましょう。
リスニング弱点解消法
弱点解消の3ステップ
〇予行演習の手順を確立
まずは、本番と同じ時間帯(17:10~18:10)に問題を解いてみましょう。
他の科目をいくつか受け、体力的にも精神的にも疲労が溜まっている状態で
リスニングに挑むことに慣れることが大切です。
解き終えたら答え合わせを行います。
自信を持って答えた問題、たまたま正解だった問題、不正解だった問題に分類し、印を付けましょう。
そして、自信を持って回答した問題以外を解き直し、スクリプトを参照しながら音声を聴き直しましょう。
余裕がある方は、初見単語・表現のピックアップやシャドーイングを行い、
語彙力とリスニング力の強化に繋げましょう。
〇レベル別対策
リスニングの実力レベルは大きく分けて三段階あります。
まずは自分のレベルを知り、それに応じた対策を行うことが大切です。
リスニングは、短期間で得点がアップする科目ではありませんから、
長期的に根気強く対策を行うことが求められます。
対策をしようか迷っているそこのあなたは、今日からでも自分の実力を知るところからはじめてください。
なお一般的には、
6日間のインプット(聴解力強化)→1日アウトプット(演習)のサイクルが推奨されています。
・音声が聞き取れない
まずは、単語帳を用いて語彙力を鍛えます。
読み上げも同時に行い、単語の正しい発音を身に付けましょう。
どんな人でも、知っている単語しか聞き取ることはできません。
そして徐々に音声の再生速度を上げましょう。
一言一句を正確に聴き取る必要はなく、本番より速い音声速度に慣れることが目的です。
・単語は聞き取れるが、本文の内容を理解できない
普段の演習から、単語のつながりを意識しましょう。
文法や構造を正しく理解しながら英文を聴くことが大切です。
加えて、頭の中で英文を日本語に訳しながら音読を行いましょう。
文章のどの部分が聞き取れていないのか明らかになります。
・本文の内容は理解できるが、選択肢を絞れない
このレベルになれば、聴解力に関して課題はありません。
得た情報を用いて選択肢を絞るという解き方の練習が必要です。
すべての選択肢の正誤の根拠を明確にする練習を、普段の演習に取り入れましょう。
〇弱点ノートの作成
一冊のノートに聞き取れなかった表現や、内容を取り間違えた箇所をまとめましょう。
次の演習で生かせるように、解き方のポイントや気を付けるべき点を明確に記載します。
そして、毎回演習を行う前にこのノートに目を通すようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
共通テストの英語について、皆さんの参考になっていれば嬉しいです。
最後まで見てくださり、ありがとうございました!
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