突然ですが受験生の皆さん、勉強しているときにふと「同じ大学を目指している他の子はどれくらい勉強してるんだろう?」とか、「自分の勉強時間、このままで大丈夫かな?」とか思ったことはないでしょうか。
受験生ならば、このような疑問を持つことはごくごく当たり前です。
勉強は、かけた時間だけが重要というわけではないのですが、それでもやっぱり自分の勉強時間に合わせた勉強時間の目安を知っていた方が、不安なく勉強に取り組めるのではないかと思います。
そこで今回は、実際に大学に合格した人が、どれくらいの時間勉強していたのかついてお話しします!
本当は幅広い大学のレベル別にお話ししたいのですが、分量の関係上、今回は「産近甲龍」および「関関同立」レベルの大学に絞ってお話しすることとします。
ですので、それらの大学を目指したい、あるいは将来受けるかもしれないという人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
それでは早速、産近甲龍編から見ていきましょう!
【産近甲龍】合格するために必要な勉強時間ってどれくらい?
まずはじめに、産近甲龍ってそもそも何なの?というところからお話ししようと思います(既に知っている方は、読み飛ばしてください)。
産近甲龍とは、近畿地方にある4つの準難関私立大学を指す略称で、具体的には京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学のことを指します。
偏差値は(近大医学部など一部を除いて)55前後であり、関東でいう「日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)」に相当します。
それでは本題に入りますが、ずばり産近甲龍に合格するために必要な勉強時間は500時間程度だと言われています。
1日あたりの勉強時間としては、平日で2時間、休日で5時間程度が目安です。
このペースで勉強した場合、1週間で約20時間、1か月で約80時間ということになりますから、6か月と少しあれば十分合格圏内まで学力を伸ばせるということになります。
ですが、私大入試の場合、秋ごろにある公募試験を受けることも考えられます。
そのためにもできるだけ早くに合格圏内まで学力を伸ばしておきたいので、春からしっかりと勉強を始めましょう。
【関関同立】合格するために必要な勉強時間ってどれくらい?
続いて、関関同立編です。
関関同立とは、近畿地方にある4つの難関私立大学を指す略称で、具体的には関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学のことを指します。
偏差値は(近大医学部など一部を除いて)60前後であり、関東でいう「MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)」に相当します。
また、関西の私立大学ではこれより上の大学群はないため、かなり評価は高めです。
では、それらの大学に合格するためにはどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?
ずばり、1000時間程度と言われています。
つまり、産近甲龍を目指す人よりも2倍は勉強しなくてはならないということです。
1日あたりの勉強時間としては、平日で4時間、休日で6時間程度が目安です。
このペースで勉強した場合、1週間で約32時間、1か月で約128時間ということになりますから、約8か月あれば十分合格圏内まで学力を伸ばせるということになります。
とはいえ、いきなりこのペースで勉強するのはしんどいという人もいるでしょう。
ですので、やはり春のうちからだんだん勉強時間を増やしていくようにした方がいいでしょう。
平日は学校などに行っていたら勉強時間は確保されると思うのですが、休日は、人によっては全然勉強できない人もいると思います。
そういう人は、塾の自習室や図書館など、集中できる環境に行って勉強するようにしてください。
あともう一つ付け加えて言っておきたいのですが、関関同立の中でも同志社大学を目指そうと思っている人は、これよりも多めに(1200時間程度)勉強しておいた方がいいです。
というのも、同志社大学は偏差値的に他の大学(関西大学、関西学院大学、立命館大学)と比べて頭一つ抜けているからです。
実際、受験難易度も同志社>関学≧立命館>関西の順になっています。
また、同志社大学は京大、阪大、神大など関西の難関国公立大学を受験する人が多く併願校として出願します。
つまり、それだけ受験生のレベルも高くなるということです。
ですので、特に同志社大学を受ける人は、先ほどの1日の勉強時間の目安+1時間勉強すればより合格率が高まると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事を読んで、産近甲龍・関関同立に合格するための勉強時間の目安というのが分かったのではないでしょうか。
最後に気をつけてほしいことをお話ししますが、これまでお話しした勉強時間の目安は「これだけ勉強したら合格できるよ」というものではなく、「その大学を目指している人は平均的にこれくらい勉強しているよ」というものだということです。
志望校と現状の自分のレベルの差が大きい人ほどより多く勉強しなければならないということになりますし、小さい人ほど少ない勉強量で済むということになります。
「最低限、これだけは勉強しなければならない時間」と考えてくれたら間違いないと思います。
また、冒頭でも少し述べましたが、勉強は量だけじゃなくて質も大事です(むしろ、質の方が大事)。
目安の時間くらい勉強したから大丈夫というのではなく、一生懸命勉強したら結果的に目安の時間くらいかかっていた、というような勉強の仕方を心がけてください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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