皆さんこんにちは武田塾仙台駅前校です!
気温が一気に下がり受験生としてのラストスパートの冬が目前に迫ったこの時期、過去問演習に手が回り始め第一志望校、併願校を本格的に決め始めている人も多いのではないでしょうか?
東北地方にお住いの受験生にとって上京して大学に通うのか、地元の大学へ通うのかは一つの大きな迷いどころではあると思います。
そこで今回は経済的な面と大学生活の面、二つのテーマに沿って考えていきたいと思います。
経済面での違い
①上京編
まずは生活していくにあたってかかるであろう諸費用をおおよそで見てみることにします。
おそらく上京といって想像するのは東京に主要なキャンパスを構える大学だと思いますのでその相場で行くともちろんどこに住むかによりますが、
9万円ちょっと(國學院大學・女性)
10万円(國學院大學・女性)
4万円(青山学院大学・男性*ただし青山キャンパスから約45分の場所)
7万円(東京大学・女性)
引用:wakatte TV#562より
https://youtu.be/K7eg5ymlLT0
以上のような家賃の調査結果となっていました。ただ動画内のお話から考えるに大学の近くで平均的な広さの家に住む場合8~9万円の物件になることが分かりました。(これは筆者が友人から聞いた話と相違ありませんでした。)そして交通費0.5万円、水道光熱費1.5万円、食費3万円、通信費0.5万円と交際費を抜いた諸費用に13.5~14.5万円かかるとおおよそ計算できます。
②地元編
一方、地元の大学に進学する場合はどうでしょうか。
仮に実家から通うとすると上記の費用は通信費を除いて全くかからないことになります。また仙台市で一人暮らしをするとしても家賃相場は4~5万円ですので東京で一人暮らしをする場合に比べて4万円安く済むと言えるでしょう。
いかがでしょうか。この金額を見ると上京して様々な生活費用を自分でアルバイトして捻出するとなると103万円の壁をこえ保護者の扶養から外れてしまうということになりますし、何よりこの金額を自ら稼ぐということは膨大な時間をあてることになり学生としての楽しい時間・勉学に励む時間を削ってしまうということになりかねないと思います。
大学生活の面での違い
始めに
次に大学生活の面での違いを比較して考えていこうと思うのですがその前に皆さんが大学選びをするにあたって一つ重要なことを書かせてください。
それは
学校の雰囲気を事前に調べる!!
ということです。
大学にはそれぞれ異なる雰囲気があります。勉学に励み遊びもするが基本的には真面目な生徒が多い大学、勉強の方は要領よくこなし遊ぶことが好きな生徒が多い大学など様々です。
そしてそれはネット上で検索してもでてこない情報であるといったケースである場合も多々あります。
ですからそれは
・その大学に行った先輩に聞く
・オープンキャンパスに行って大学の雰囲気を肌で感じてみる
・サークルや部活などのSNSアカウントを見てみる
などしてみて自分の思い描くキャンパスライフが描けるように是非調べてみてください。
話がそれましたが大学生活の面での違いを比較してみようと思います。
①上京編
まず東京にキャンパスを構える大学において東北地方の大学と違うのは隣接する大学の数が圧倒的に多い
という点だと思います。それはつまりインカレのサークル(他大学と合同のサークル)が多かったり、アルバイト先で様々な大学の人と交流する機会が多いということになります。またこれは筆者(神奈川県出身)が友人の話を聞いたりSNSを見ていると、色々な人と交流して楽しい学生生活をみんな謳歌しているなあと感じます。
②地元編
東北地方の大学(主に仙台市の大学)での学生生活についてみていきましょう。
仙台駅前はショッピング施設が東京に引けを取らないほど充実していますし国分町などのエリアには飲食店も充実していますし大学生になって遊びたいという人にも不便なく暮らせると思います。
一方で東北大学や東北福祉大学などは主なキャンパスは川内や北山など自然も随所にみられる土地にあるため周辺施設の誘惑も多くはなく勉強に集中できる環境であると言えると思います。
いかがでしょうか。どの環境に身を置いても自分次第と言ってしまえばそれまでなのかもしれません。ですが環境というのは客観視してみるととても大事なもので、周りに勉強している人が多ければ自分も勉強を頑張るということへのハードルは下がりますし、その逆で大学生の内に友達をたくさん作って遊んでおきたいという場合も然りだと思います。
まとめ
今回は大学進学で上京するか?地元に残るか?というテーマを二つの観点から比較して考えてみました。皆さん一人一人に思い描くキャンパスライフがあるでしょうしどちらが正解ということは一概には言えません。ただしひとつ確実に言えることがあります。それは
勉強して大学の選択肢を増やす
ということです。
まずどちらにしようか悩むにもそこの大学に入学できるという基本前提があってこそのものです。今自分を追い込んだ勉強、自分の中で理想的な勉強は行えてますか?楽しいキャンパスライフを思い浮かべながら、大学生になった自分を想像しながらそれをモチベーションにしてあともうひと踏ん張り、勉強頑張ってください。
来年皆さんの見る桜が満開の素晴らしいものとなりますよう、心より願っています。
頑張れ受験生!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。