こんにちは。武田塾仙台駅前校講師の清水です。
今回は,薬学部志望の受験生必見!
薬学部でどんなことを勉強しているのか,その内容について書いていこうと思います。
本記事は現在薬学部に在籍中の学生講師によって書かれています。
それではさっそく内容をみていきましょう!!
薬学部で勉強すること
薬学は必要な知識が多岐に渡っていて,薬学部では本当に多くのことを学びます。
「薬学部」というからには,薬のことをまなぶのはもちろんですが、薬学の知識の根底を支える物理・生物・化学のことも細かく学んでいきます。
高校では生物か物理のいずれかという場合が多いかと思いますが、大学では全て学んでいきます。
もちろん、入学後、各大学の入試科目に合わせて勉強を進めらてもらえるので、高校の時点で物理・生物・化学全てができないといけない、というわけではありません。
さらに適切に医療を進めるために法規や医療全体のシステム、薬学を取り巻く経済などにも視野を広げて考える必要があります。
ここでは座学と実習に分けてみていきましょう
座学で学ぶこと
薬剤師国家試験に関して言えば、試験科目は
「物理・化学・生物」「衛生」「薬理」「薬剤」「病態・薬物治療」「法規・制度・倫理」「実務」
に分けられており、薬の効果や効き方を扱う科目の「薬理」は、出題問題数が多少多いものの、ほかの科目も多いため、全体からするとそれほど多くありません。つまり、薬学を取り巻く多くの事柄について深く理解している必要があり、それを6年間(国家試験を受ける場合)で学んでいく、ということになります。
実習で学ぶこと
主に5年生のタイミングで行われる実務実習(薬剤師免許取得のコースに限ります)も重要な内容です。
病院と調剤薬局でそれぞれ3か月ほど実務の実習を行います。
実習では、座学で学んだことを思い出しながら、
・薬を現場でどのように管理しているのか
・どのような流れで患者さんに渡しているのか
などの実習でしか経験できないことを数多く学びます。
また、将来どのような職につくにせよ、調剤薬局、病院の両方を肌で経験し、現場の薬剤師の先生方の働きを見れる経験は本当に貴重な経験になります。
教科書でしか見たことのなかった本物の薬を扱ったり、治療方法を間近で見学するのも、感動につながることでしょう。
一方で、新薬の開発にむけた研究も大学内では行われています。
国立大学はこちらにより力を入れている印象です。
皆さんがおそらくイメージする、「フラスコに薬品を混ぜて熱をかける」といった実験ももちろん行っています。
そのほかにも顕微鏡をつかって細胞や切片を観察したり、多種多様な機器で生体物質を測定したり…本当にいろいろです。
大学や研究室によっても行っている実験が大きく異なるので、実際に興味のある分野について大学のホームページなどを調べてみてください。
まとめ
・薬学部では薬を取り巻くあらゆることを学びます
・学ぶ量や範囲はかなり多いです
・病院や薬局実習では実薬を扱い、座学で学んだ知識を実際に体験しながら医療現場で学びます
・実験室では世界でも最先端の研究現場に触れ、大学ならではの創薬研究を感じられます
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もっと具体的に薬学部のことが聞きたい!
進路の相談にのってほしい!
という方は、実際に現役で大学の研究を進めており、実務実習なども経験した当記事作成者が無料受験相談に参加しアドバイスすることも可能です。
等身大の学生生活や就職まで見据えた話などなど詳しく聞きたい方はぜひ無料受験相談にいらしてください。
無料受験相談でお待ちしています!!
--------------------------------------------------------
仙台駅から徒歩1分武田塾・仙台駅前校では無料受験相談を実施しております!
〇勉強してるけどなかなか成績があがらない・・
〇今から勉強始めるんだけど、何からすれば良いの?
〇勉強の習慣をつけたい!
〇この科目の勉強ってどうすれば良いかわからない・・
些細な質問大歓迎です!お気軽にお申し込みください!