この記事では電磁気の分野について,どんなふうに勉強していけばいいかポイントを解説します。
受験での電磁気分野について
まず受験では、物理の基礎なしを受験する場合、電磁気の問題はほぼ確実に出題されます。これは共通試験、二次試験いずれもこの傾向にあります。 また応用問題も作られやすく、中でも力学との融合問題が出題されやすいです。
融合問題を解くためにも電磁気の基礎的な部分をきちんと押さえておくことが必須ですし、これができれば大きなアドバンテージになることでしょう。
電磁気が苦手になりやすい理由とは?その対処法は?
電磁気の分野はイメージを掴みにくいのが問題になります。
この対処法とおすすめの参考書、勉強手順について解説していきます。
イメージについて
電磁気はまず用語がイメージしにくいのが問題になります。
初めから理解しようとしてもなかなか難しいのが現実。
そんな時は簡単に力学に置き換えて式を覚えてしまいましょう。
例えば,ma=Fという力学の式に沿わせるなら電磁気ではqE=Fをと対応を考えられます。
また,力学では位置エネルギーでU=mghという式が出てきますね。
これを電磁気の分野で当てはめてみるとU=qVとなります。
するとここまでの考え方から,力学でのghに相当する部分(加速度x高さ)は電磁気ではEd(電場の強さx距離)に相当して考えることができるというとこまでセットでおさえることができます。
このようにして力学の式と紐付けながら覚えつつ,問題を通して理解を深めていくと苦手意識も残りにくいのではないでしょうか。
もちろんこの考え方は半ば強引に力学と電磁気の分野を結び付けています。
学習が進むにつれてそれぞれの分野の考え方を深く理解し、試験に臨んでくださいね。
おすすめの参考書
まずは物理のエッセンスをおすすめします。
用語や原理原則の部分が書かれています。ただ,イメージをしにくい部分も多いのはこの参考書の問題点。とくに電磁気の部分は限られたページ数のなかでは図を多く使うわけにもいかず肝心のイメージがなかなか捉えにくいと思います。
そこで,補助の立ち位置として宇宙一わかりやすい高校物理という参考書をオススメします。
この参考書はページ数を多く使い、図も大きく表現しながら解説も丁寧に施されているので理解がしやすくなります。
さらに、受験勉強が本格化し、難しい問題集(名問の森など)に挑戦する際にも図解と問題の対応パターンの範囲が他の参考書に比べて圧倒的に充実しているため、理解できない部分の補強に適しています。
まとめ
・電磁気の分野は力学の分野に紐付ながらかんがえるところから始めてみよう
・参考書は「物理のエッセンス」を解きながら、イメージが付きにくい部分は「宇宙一わかりやすい高校物理」をあわせて確認するのがおすすめ
武田塾仙台駅前ではこれらの参考書を使った勉強計画(ルート)を個別に作成し塾生の皆さんの合格に向けて全力でサポートしています。
興味のあるかた、物理の電磁気の分野が苦手でどこから手を付けたらいいか悩んでいるという方は気軽に完全無料の受験相談にいらしてください。
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