皆さんこんにちは!
武田塾仙台駅前校の松谷です。
7月に入り仙台地方は梅雨空が続いております。
受験生の皆さん、体調はいかがでしょうか?
今回は、受験生にとっての夏の時期に大切なことをお伝えしたいと思います。
武田塾では毎年ある区切りの重要性を訴えています。
「8月末までに志望校のワンランク下」という基準です。
この意味しているところは、
志望校のワンランク下の大学に合格できる力を8月末までにつける、
というのが今第一志望としている大学に合格するために必要。
ということです。
例えば第一志望が東北大学の場合、一概には言えませんが、宮城大学や山形大学などの国公立になります。
理想としては、二次試験や独自試験で使う科目がこのレベルに到達する、と言うのが基準です。
意識して欲しいこと
そのために大体の大学でワンランク下として基準となるのが、共通テスト(旧センター試験)です。
8月末までに共通テストレベルで7〜8割が取れるというのが理想になります。
そうすると8月末までに全統模試や進研模試の結果と言うのが、一つ目安となってきます。
ではそこで実力を発揮するために必要なことについてお話しします。
春から勉強を始めている方(※これからの方もやり方は一緒なのでこちらからご覧ください。)
3・4月くらいから受験勉強に取り組んでいる方はインプットとアウトプットの切り替えの時期がちょうど今の時期になります。
英語であれば単語・熟語や文法早い人であれば構文(解釈)などある程度長い文章を精読する力というのが、ついているか確認してください。
参考書が完璧になっていたら、7月あたりから長文に入っていきます。
その時にしっかりとその前に行っているインプットが身についているかを確認しながら問題演習に入ってください。
例えば。
ゆっくり英文が読める段階にはなってきたな(単語がある程度わかってきてるから意味が取れるようになってきた)
だけどまだ速読ができていないので制限時間とかがあると厳しい。
→この場合は英単語などインプットした部分が出せている、だけど長文読解となった時に演習量が足りない分速読力が課題。
このように7・8月はアウトプットの教材に取り組んで、
①今までにやった部分ができているか
②次にやらないといけない課題は何か?
これらを確認していってください。
これから受験勉強を始める方
中にはコロナウイルスの影響で学校も始まらず、塾にも通おうと思ってたんだけどまだあまり進んでいない、と言う方も多いと思います。
そのような方はまずは志望校までに必要なレベルを逆算して取り掛かってください。
夏以降から始める場合は、志望校までに必要な部分を全て終わらせると言うのが難しいかもしれません。
そんな場合でも焦らずに取り組んで欲しいのは、基礎の段階です。
武田塾についてすでにご存知の方が多いと思いますが、武田塾では志望校ごとに段階があります。
私立であれば、日大→MARCH→早慶といった分け方がされており、進むにつれて難しくなっていきます。
ただ一番重要なのは基礎の「日大」と呼ばれているところ。
今年からの共通テスト(去年までのセンター試験)でしっか8割前後の一定の結果が出せるようにするということです。
実はMARCHや早慶というレベルは内容的には難しくなりますが、あくまでそのレベルの段階の問題演習が中心なので、新しく覚えていく内容はそう多くありません。
しっかりと基礎を固めて置くことが、先に進めるよりも重要になります。
どうしても今年は入試が大きく変わるのに加えて、コロナウイルスが拡大しているというのが相まって焦る気持ちが出ると思います。
今後の進め方の参考にしていただければ嬉しいです!