こんにちは！
武田塾西神中央校です！
多くの時間を勉強に使うことができる夏休みがもうすぐ終わりますが、勉強は順調に進んでいるでしょうか？
国公立志望の人や、共通テスト利用入試を考えている人には、
どのように共通テスト対策をしていけば良いのか分からないという人もいると思います。
今回は、共通テスト対策のためにやるべき参考書と勉強法を紹介します！
共通テストリーディング対策
センター試験が共通テストに変わってからは、全問読解問題になりました。
制限時間は80分で使われている単語の総数は約6,000語です。
つまり、6,000÷80＝75で、1分間で75単語読み取らなければそもそも英文すら読み終わらない計算になります。
英文を読み、さらに問題を解き終わるためには英文を読むスピードを引き上げる必要があるのですが、
そもそも正確に読めていなければ意味がないので、まずは正確に英文を読み取れるようになるのが目標です！
英語長文を正確に読むためには、単語・熟語・文法・解釈といった知識が必要です！
これらの知識を最低限身につけてやっと長文を読む準備ができたことになるので、まずはこれらの知識を完璧にすることが最優先です！
通常ルート
共通テストを解くために必要な知識をつけるための参考書を紹介していきます！
英単語・英熟語
「システム英単語」・「ターゲット1900」・「LEAP」等の単語帳で単語を固め、
「速読英熟語」・「英熟語ターゲット1000」で熟語を固めてください！
英文法・英文解釈
「大岩のいちばんはじめの英文法」・「英文法ポラリス1」で文法を固めてください！
単語と文法が一通り終わったら、英文解釈の練習として、
「肘井の読解のための英文法」に取り組みましょう。
英語長文
単語・文法・解釈を完璧にしたら、「関正生のThe Rules英語長文問題集1・2」で長文の練習をしてください。
共通テスト対策
共通テスト専用の参考書として、「1カ月で攻略！大学入学共通テスト英語リーディング」に取り組みましょう！
この参考書には、クセの強い共通テストをどのように解いていけば、今持っている実力を最大限得点にできるかということが書いてあります。
共通テストは大問ごとに特徴があるため、それぞれに攻略法があります。
全ての大問を真面目に精読していたら日が暮れてしまうので、共通テストに合わせた考え方をしっかり吸収して対策するようにしましょう！
次は演習する参考書として、
・「大学入学共通テストスパート模試英語リーディング」
・河合塾の「共通テスト総合問題集」
・駿台の「大学入学共通テスト実戦問題集」
・Z会の「共通テスト実戦模試」
・「東進共通テスト実戦問題集」
等の参考書を使ってみてください！
基本的に、武田塾の日大レベルの参考書を完璧に出来ている人であれば、共通テスト模試で70~80点取れている人もいます。
そのような人は、解き方ひとつで得点が大幅に変わるので、苦手なタイプの問題だけ重点的に練習するというのもアリです！
裏ルート
上に標準ルートの参考書を挙げてみましたが、これらの参考書を全部完璧にするだけの時間がない！という人もいると思います。そのような人向けに短縮版の裏ルートを紹介します！
英単語・英熟語
まずは、
「システム英単語Basic」で英単語、
「速読英熟語」・「英熟語ターゲット1900」で英熟語を学習してください。
英文法・英文解釈
「大岩のいちばんはじめの英文法」で英文法を学習してください！
ここから通常であれば「英文法ポラリス1」に進むところですが、
「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」という参考書を使ってください！
この参考書は、英文一文一文を訳す練習をするドリルのような参考書です。
英語長文
「The Rules１」を解いて長文読解の基礎を学びましょう。
共通テスト対策
長文読解の練習が終わったら、通常ルートと同じく、
「1カ月で攻略」、「大学入学共通テストスパート模試」を解きましょう。
この裏ルートは、どうしても時間が足りないので共通テストに特化した勉強を優先し、本番で70~80点を目指す人向けのルートです。
当然私立大学入試や国公立大学の2次試験ではさらに詳しい内容が問われるので、
2次に英語がない人や、共通テスト利用入試を受ける人向けとなっています。
参考書を大幅にカットしているので、カットした分丁寧に学習を進めるようにしてください！
共通テストリスニング対策
ディクテーション
リスニング対策の最初の参考書として、
「大学入試はじめのリスニングドリル」を使いましょう。
こちらの参考書には、通常の問題集のような4択の問題は載っておらず、聞き取った文章を書きとるという、いわゆるディクテーションを行う参考書となっています。
皆さんがリスニングを行う際、問題を解く以前にそもそも何を言っているのかわからないという場合が多いと思います。
そのために、動詞・名詞・数字・場所など、ジャンルごとに1単語1単語正確に聞き取れるようにするための参考書です。
英検
この参考書が終わったら、「英検分野別ターゲットリスニング問題」を使ってみてください！
共通テストは英検2級と近い難易度になっており、英検には良問も多いです。
リスニングが苦手だという人は英検準2級レベルから、準2級を取得している人は2級レベルから始めましょう。
共通テストのリスニングは、前半部分は語彙レベルも簡単ですが後半に進むにつれ資料が盛りだくさんで結構骨が折れます。
そのため、いきなり共通テストの対策に進むよりは、英検のリスニングのようにある程度短めの音声と簡単な問題の構成で演習を行い、リスニングに慣れる方が良いです。
共通テスト対策
その後、リーディングと同じように、
「1か月で攻略！大学入学共通テスト英語リスニング」・「大学入学共通テストスパート模試英語リスニング」
の参考書を順番に学習してください。
それが終わったら、河合塾や駿台、Z会から出ているマーク式の問題集で演習に取り組みましょう。
リスニングの勉強に関しては、復習がとても大事です。
復習の際には、解説に載っているスクリプトを見ながら音声を聞くようにしてください！
自分はどこを聞き取れていて、どこを聞き取れなかったのか、分析しましょう。
もし単語の意味を覚えていたのに聞き取れなかったということがあれば、
その単語や熟語で認識していた情報と聞こえてくる音声の情報で食い違いがあるということなので、発音と音声のどちらかを間違えて覚えている可能性があります。
自分の受ける大学のリーディングとリスニングの配点にもよりますが、リスニングの重要性を分かっている人はできるだけ早めに始めるようにしてください！
リスニングは理科や社会と違って一朝一夕で伸びるものではありません！
長期的に段階を踏んで少しずつ実力を伸ばしていきましょう！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は共通テスト英語のリーディングとリスニングそれぞれで色々なルートを紹介しましたが、自分にあったルートを選択して勉強するようにしてください！
英語は継続することがとても大事なので、毎日少しずつ積み重ねていくようにしてください！
とはいえ、自分がどのレベルにいて、どの参考書をどのくらいの完成度でいつまでに仕上げればいいのかを自分で判断することは難しいと思います。
そこで、武田塾西神中央校では、個人個人のレベルや目標に合わせて、参考書選びから参考書のやり方、ペース管理までサポートしています！
少しでも相談したいことがありましたら、下記バナーまたはお電話にて、お気軽にお問い合わせください！
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