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【23入試:大阪公立大学 物理・前期】入試問題傾向の分析

こんにちは!

武田塾西神中央校です!

 

受験生の方、国公立前期試験お疲れ様です!

高1・2生の皆さん、受験はまだまだ先、そう思っちゃっていませんか?

高校2年生の皆さんはもう1年切ってしまっていますよ...

特に、難関大などを目指す方は万全な対策が必要となってきます。

時間は有限なので、はやめに受験勉強に手を付けて周りとどんどん差をつけていきましょう!

 

対策っていっても具体的にどうしたらいいの?と思われるかもしれません。

おおまかには、受ける大学の問題傾向どういった問題集で対策すればいいのかを押さえておくと良いです!

そこで今回は2023年度大阪公立大学の物理について実際に詳しくみていきましょう!

 

 

概略

試験情報

・試験時間

理科2科目で合わせて150分(現代システム科学域・生活科学部は理科1科目で90分)

・問題数

大問3問(小問はだいたい5-8問)

・解答形式

記述式

・分量・難易度

分量難易度ともに例年通り

 

形式はだいたいこんな感じになっています!

大阪公立大学では基礎的な問題がかなり多めに出題されることから”極力落としたくない問題”があります。

こういった問題は、教科書や重要問題集などを用いて対策しておくのおすすめです!

受験生全員がとても悩むくらい難しい問題はそこまで多く出ないと思うので、基礎固めが大事ですね!

さて、次は、そういった問題も含めてそれぞれの大問ごとに傾向をみていきましょう!

 

 

各大問ごとの傾向

第1問   力学 (35点)

第1問は主に問1-6,問7-8という構成で、反発係数の理解を問う問題になっています。

重要問題集をしっかりやった人にとっては、これなんか見たことある!!という感じになったのではないでしょうか?

問1-5は反発係数(e=1)を用いた基礎的な問題となっています。

極力落とさないようにしたいところ!!

 

問6はn回目を求める問題です。

やや難しそうに見えますが、いろいろな問題集に載っている問題なので、セミナーやリードα、重要問題集をつかって解き方を完璧に理解しておきましょう!

 

問7,8は反発係数を1ではなく、eとして解く問題です。

これも、重要問題集をこなしていれば比較的解きやすいと思います!!

少し不安という場合は、良問の風を解くことをおすすめします!

 

第1問は、重要問題集をこなしていれば、8,9割、あわよくば満点も目指せると思います!

特に、問1-5,7は、落としたくない問題!

大阪公立大学の入試では力学は絶対といっても過言ではないくらいよくでるのでしっかり理解しておきましょう!

 

第2問   電磁気 (35点)

第2問は小問が5問ある構成で、コンデンサーについての問題でした。

難易度としては簡単すぎず、難しすぎずといったところだと思います!

 

問1,2は、立体的な回路図を見て、2次元回路図に直す問題と、それぞれの電気量、合成容量、静電エネルギーを求める問題でした。

これはおそらく重要問題集を含む基礎的な問題集で頻出の問題傾向だと思います!

ですから、問1,2は極力落としたくないところです!

重要問題集だけだと心配という方はセミナー物理やリードαなどをしてみるのもおすすめします!

 

問3-5は金属板を動かす問題になっています。

重要問題集でもみたことありますよね?

ここからもわかるように、大阪公立大学は比較的教科書レベルをしっかり読み込んでおけば何とかなる場合が多いです!

なので基礎を落とさないようにする勉強法が良いと思います!

 

第2問は、重要問題集をこなしていれば、こちらも7,8割は取れると思います!

良問の風をやっていればなおよし!9割も夢じゃありません!

 

第3問   波 (30点)

第3問は小問が8問で構成されていて、ドップラー効果の問題でした。

第1,2問に比べてかなり難易度が高かったように思います。

逆に、ドップラー効果の原理をしっかり理解できている人なら、9割くらい狙えるんじゃないかな?という感じです。

 

問1-4は、重要問題集レベルの、比較的解きやすい問題でした。

ここは落としてはいけません!!

 

問5-8、特に問8でぐーんと難易度が上がっています。

ここからが皆さんがどれだけ理解して今まで解いてきたかが問われるポイントとなります!

音源が単振動するので、まず、距離の微分が速さであるということに気づけなければ少ししんどい問題かもしれません。

問5ができれば、問6,7は絶対できないといけない問題です!!

物理に微積!?となるかもしれませんが、速さと距離の関係は覚えていて損はないと思うのでそこだけは覚えておいてほしいところです!

 

問8は観測者も動き出す問題です。

しかし、決まった方向に一定の速度で進むのでそこに着目すれば解けるのではないでしょうか!!

 

第3問はどれくらいドップラー効果を理解しているかにかかっています。

流れ作業で解くのではなく、なぜこうなるのか、いつこの式をつかうのか、などと根本的な理解をできるような取り組み方をしましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は2023年度の大阪公立大学の物理の入試問題についてでした。

やはり、大阪公立大学はかなり倍率が高いので、失点を少なくしていきたいところですよね。

今回の講評をみて、教科書とか重要問題集レベルの問題を確実に落とさないようにとれば結構点数高くなるんじゃない?と思っていただけたら嬉しいです!!

重要問題集1冊だけじゃ不安!と思う方もいますよね。もちろん1冊だけやって受ける!というのはおすすめしません(笑)

良問の風などの問題集もありますので余力があればいろいろな問題集を解いてみることをおすすめします!

 

絶対に合格を勝ち取りたいですよね?

そのためにも、高1,2生の方々で、大阪公立大学を受ける予定の方は、よりこういったレベルの問題を解き、

基礎をしっかり早い段階から固めておくことをおすすめします!

 

「大阪公立大学の入試問題を解けるようになるには具体的にどういったことをどの時期からしたらいいの?」

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