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【23入試:大阪公立大学 化学・前期】入試問題傾向の分析

こんにちは!

武田塾西神中央校です。

 

受験生の方、国公立前期試験お疲れ様です!

高1・2生の皆さん、受験はまだまだ先だと思っていませんか?

意外と1年や2年が経つのは早いので、早めの対策をおすすめします!

 

具体的な対策として、

周りと差をつけるためにはその大学に受かるには何をしたらいいのかを知ることも大事です!

 

特に、難関大などを目指す方は、より万全な対策が必要となってきます。

対策といっても具体的にどうしたらいいの?と思われるかもしれません。

おおまかには、

受ける大学の問題傾向、どういった問題集で対策すればいいのかを押さえておくと良いです!

 

そこで今回は2023年度大阪公立大学の化学について実際に詳しくみていきましょう!

 

 

概略

試験情報

・試験時間

理科2科目で合わせて150分(現代システム科学域・生活科学部は理科1科目で90分)

・問題数

大問3問(小問はだいたい10問強)

・解答形式

空欄補充・記述式

・分量・難易度

分量:例年通り

難易度:例年通り

 

形式はだいたいこんな感じになっています!

大阪公立大学では基礎的な問題がかなり多めに出題されることから”極力落としたくない問題”がたくさんあります。

こういった問題は、教科書や重要問題集などを用いて対策しておくことがおすすめです!

難しすぎる問題はそこまで多く出ないと思うので、基礎固めを重点的にしておきましょう!

 

さて、次は、そういった問題も含めてそれぞれの大問ごとに傾向をみていきましょう!

 

 

各大問ごとの傾向

第1問   有機化学 (33点)

第1問は小問8問構成で、構造決定についてを問う問題になっています。

土の問題集でも絶対出る問題となっています!

 

特に問1-6極力落としたくない問題

ここは重要問題集レベルだと思います。

ヨードホルム反応などの反応などはすぐに思い出せるように覚えておいてください!

 

問7-8少し難易度が高い問題です。

めちゃくちゃ難しい!というわけではないので安心して下さい!

問7は難しいというより少し手間がかかる問題という印象です。

これも、重要問題集をこなしていれば6,7割の人は解けると思います!!

問8は、大阪公立大学の化学でよく見る記述式の問題です。

日頃から、なぜこうなるのかに注意して問題を解いておきましょう!

 

第1問は、重要問題集をこなしていれば、7、8割を目指せると思います!

入試ではほとんどの大学で有機化学が出題されるので必ず対策しておきましょう!

 

第2問   理論化学 (33点)

第2問は小問が11問ある構成で、中でもおおまかに問1,問2と分かれています。

問1が理論化学の知識問題、

問2が化学平衡についての問題でした。

全体として、比較的簡単だと思います!

各問ごとにみていきましょう!

 

まず問1についてです。

問1は(1)と(2)に分かれていて、(1)には3問、(2)には5問の問題があります。

(1)は、電子式や形状、極性分子などを問う、できないとやばい!!くらいの問題なので、さぼっていたら一目瞭然です、、、。

(2)は、気体の集め方や反応式、水和物などに対しての理解を問うものになっています。

これはできないとやばい!まではいきませんが、間違えても1,2問までにとどめたいところです!

ここは入試で出ないだろうなどと思わず、教科書などに載っている所はすみずみまで目を通しておきましょう!

 

次は問2についてです。

問2は、小問3問で構成されていて、化学平衡についての問題でした。

これは重要問題集を含むいろいろな問題集で絶対扱われている単元だと思います!

(1),(2)は空欄補充問題でした。

ここまではぜひがんばってほしいです!!

(3)は計算問題となっています。やっぱり計算問題って難しく感じますよね…。

今自分が求めたものが何なのか、に注目して式を整理するとうまくいくと思います!

 

ここからもわかるように、大阪公立大学は比較的教科書レベルをしっかり読み込んでおけば何とかなる場合が多いです!

なので基礎を落とさないようにする勉強法を行いましょう!

 

第2問は、重要問題集をこなしていれば、こちらも8、9割は取れると思います!

しっかり暗記ができているかを確認しているところなので、暗記もサボらず、点数に直接つながる問題なので徹底的に対策しておきましょう!!!

また、計算問題では何を求めているのかなどをしっかり考えながら解くと解きやすくなると思います!

ぜひやってみてください!

 

第3問   理論化学 (34点)

第3問は小問が14問で構成されていて、中でも問1,問2に分かれています。

問1が理論化学の同位体の問題と気体の混合の問題、

問2がイオンと化学結晶についての問題でした。

簡単すぎず、難しすぎずといった感じでしょうか?

各問ごとにみていきましょう!

 

まず問1についてです。

問1は5問の小問があります。

(1)-(4)は、同位体に関する問題で、かなり解きやすい問題でした!

この部分はぜひとも満点を取ってほしい部分です!!知識がなくても文章を読めば解ける問題になっています!

(5)は、気体の混合に関する問題になっています。

この単元も、かなり多くの問題集でとりあげているので、何回か解いたことがある問題なのではないかなと思います!

焦らずに、式を書いて整理していきましょう!

希ガスであるアルゴンは燃焼しないことを覚えておけばスムーズに解けるのではないかなと思います!

 

次は問2についてです。

問2は、(1)-(4)で構成されていて、(2)には2問、(4)には3問の小問があります。

これも重要問題集を含むいろいろな問題集で絶対扱われている単元だと思います!

(1)は結合名や、酸性、塩基性を問う空欄補充問題で、(2)は構造を書く問題でした。

ここは絶対落としたくない問題です!

(3)は融点とイオン間距離からどれがどの物質かを答える問題です。

ここは少し難易度が高めだと思います!

また、あまりこのパターンの問題は問題集にもたくさんのっていないので、これがわからなくても焦る必要はありません!

何のイオンなのかに着目して解いてみましょう!

(4)は化学結晶に関する問題でした。

このパターンは非常によく出るパターンなので、どれか一冊問題集を決めてしっかり解いておけばある程度の問題に対応できると思います!

難易度もそこまで難しくすることもできないので、特別難しい問題を事前にしておく必要もないと思います!

 

第3問はどれだけ演習を積んだかによって得点率が変わってくる問題でした。

1回やってできたからいいや。ではなく、類題なども解くことで、しっかりと「このパターンの問題はこうやって解く!」といった解法を頭の中で確立させておくといいかもしれませんね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は2023年度の大阪公立大学の化学の入試問題についてでした。

倍率が高い大阪公立大学に受かるためにも基礎問題は絶対に落としたくないところ。

今回の講評をみて、教科書とか重要問題集レベルの問題を確実に落とさないようにとれば結構点数高くなるんじゃない?と思っていただけたら嬉しいです!!

重要問題集1冊だけをやって満足するのではなく、他にもさまざまな問題集を解いて、いろいろな解き方を習得していってもらえたらと思います!

 

高1,2生の方々で、大阪公立大学を受ける予定の方は、絶対に合格するためにも、よりこういったレベルの問題を解き、基礎をしっかり早い段階から固めておくことをおすすめします!

 

「大阪公立大学の入試問題を解けるようになるには具体的にどういったことをどの時期からしたらいいの?」

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