皆さんこんにちは!
武田塾西神中央校です!
緊急事態宣言も終了を迎えようとし、学校や塾も徐々に通常営業に戻っていこうとしている現在ですが、
そんな中で再開されるものがあります。
そう、模試です!!!
武田塾でも、第一回武田模試(塾生限定)をもうすぐ迎えようとしております。
多くの高校でも、再開まもなくベネッセや駿台などの模試が始まっていくでしょう…
特に受験生にとっては、残り少ない自分の実力をはかる機会なので、余すこと無く活用してほしい…!
そう思った私が前回書いたブログがコチラ!
【高2生必見】模試でE判定ばかり…ここから合格はできるのか?模試活用法を伝授!【武田塾西神中央校】
そこで今回は、模試活用法シリーズ(?)として皆さんが一番悩むであろう
模試における志望校の書き方
についてお話していこうと思います!
【受験生必見!模試活用法】模試の志望校、あなたならどう書く?
私が受験生の頃、まあ、自己紹介動画では言ってたんですけども
模試の志望校欄を埋めるのにひじょーーーーーに悩んでおりました。
というのも、神戸大学第一志望、神戸市外国語大学第二志望は決まってたのですが、
それ以外に決めていなかったので、完全に「埋める必要ある?」状態でした。
それで地元の大学も書いていたんですけど、担任に目指す気がないのであれば書くのはやめなさいと言われる始末…
そして現在ですが、そんな過去の自分に思うことは唯一つ
いや、もったいなすぎるやろ!!!!!!!!
数えられるくらいしかない貴重な模試の機会に自分がどのくらいの実力かはかるための志望校ごとの判定や偏差値をせっかく模試を作った皆様が出してくれると言うのに!!!!
その機会を自分が志望校欄を書かないことで捨ててしまうとは!!!!
と考えたので、そんな私の反省を活かし、
皆さんには目一杯志望校欄を埋めてもらおうかなと思ったのが今回の記事を書くきっかけとなりました。
それでは、まず、なぜ志望校欄を埋めなければならないのかについて軽く説明しようと思います。
志望校欄はなぜ埋めなければならないのか
まず、自分が今行きたい、もしくは行けると思う大学のみに絞ってしまうことは、自分の可能性を狭めてしまうことになる可能性があるからです。
自分はこの大学よりも上の大学は行けない…と思ってしまうだけで、実際にどうかはわからないし調べたことがないというのはあまりにももったいない話ですよね?
その上、途中段階でその大学が合格圏内に達してしまったら、満足してしまう可能性があります。
ゴールが圧倒的に間に合わない…!と思っている人と、時間的にまだまだ余裕があるから!と思っている人では最終的なゴールでの結果までもが変わってくることがあります。
実際私の現役時代でも、もともと(偏差値的に)ワンランク上の大学を目指していて、途中で志望校をワンランク下に変えた人よりも、最初からワンランク下の大学を目指していた人のほうが合格率が高かったのを覚えています。
勝てると思っている試合ほど、勝つのは難しいときもあるのです。
そしてもう一つ。
志望校欄を埋めるということは、必ずしも目指す大学の幅を広げなさいよ!というわけではありません。
当然、偏差値が高い大学が必ずしもその人にとって良い大学とは限らないですし、
その大学に行きたい理由は偏差値だけで決まるものではありません。
もちろん他にも、直前に志望校がガラリと変わってしまうことも考えると、たくさん書いておくことに越したことはないのですが、それ以上に深い意味があるのです。
それは、
必ずしも今同じ志望校を書いている人と本番でも戦うというわけではないということ
です。
先程もちらっと言いましたが、本番自分が志望校を変えなかったとしても、自分が戦うべき相手もずっと同じわけではありません。
中には途中で点数が上がって、もしくは共通テストの点数が予想よりも高くて志望校を上げる人もいますし、その逆もいます。
自分が偏差値が上の大学を狙っている人と戦ってどれくらいの実力差があるのか、偏差値が下の大学を狙っている人と戦ってどうなのか、実際に比べるためにも志望校欄を埋め尽くすことが重要になってきます!
実際に志望校欄をうまく埋めるには
ここからは、実際にどのように志望校欄を埋めたら良いのかについて一例をご紹介したいと思います!
もちろん、一例ですので、もともと志望校欄に書ききれないほど書く必要があるしそうしてる!という人は無視して構いません。
迷ってる人、なかなか埋まらなくて困っている人は是非参考にしてください!
第一志望校
第一志望校欄にはもちろん自分の第一志望の大学を書きましょう!
この時期多くの人はだいたいは志望校が決まっていることだと思います。
決まっていない人は確定させる必要はないですが、ある程度
この学部に行きたいかな…?
このくらいの偏差値の大学に行きたいかな…?
というところまでは決めて、ここを埋めるようにしましょう。
学部で迷っている…という特に文系の方はこちらのブログも参考にしてください!
【国公立志望の文系必見】学部の選び方はどうすればいい?関西の国公立にある主な学部とその選び方(法学部・経済学部・経営学部・商学部編)【武田塾西神中央校】
【国公立志望の文系必見】学部の選び方はどうすればいい?関西の国公立にある主な学部とその選び方(文学部・外国語学部・国際学部編)【武田塾西神中央校】
【国公立志望の文系必見】学部の選び方はどうすればいい?関西の国公立にある主な学部とその選び方(教育学部・人間科学部編)【武田塾西神中央校】
第二志望以降(前期)
第二志望以降は、まず
自分の目指す大学よりワンランク上の大学を書きましょう。
先程も言ったとおり、ワンランク上の大学を目指す人は現実的に実際の受験で戦う相手になるケースが高いです。
自分の今の実力がその人達とどのくらい差があるのか、自分がどれくらい頑張れば一つ上の段階までいけるのかをしっかりと見れるようにしておきましょう!
そして、次に後期で受ける予定の大学もこちらに書いておきましょう。
どれだけ準備をしていたとしても、共通テスト本番でどれだけの点数が実際に取れるかはわかりません。
万が一、共通テスト本番で思うほどの点数が取れなかった場合、合格することを優先して考えたら志望校を下げることも視野に入れなくてはいけません。
そんなときに、狙う大学で偏差値が第一志望よりも低いというだけの情報で臨んでしまうのは危険です。
倍率や一次と二次の配点比率、同じくその大学を志望している人たちとの相対的な点数の差などを把握していれば、出願校を考えやすくなります。
そして、それ以外の第一志望校よりもワンランク下の大学もいくつか書いておきましょう。
受験勉強を進めていく中で、下を見ることも重要です。
ただし、それは下を見て満足するためではなく、追いつかれたらやばい…!と思いながら勉強するためです。
直近で一番近い偏差値が下の大学を書いておくと、そこを目指していた人たちも自分の第一志望の大学で勝負することになる可能性もあるので、押さえておきましょう!
後期の書き方
後期の部分の書き方ですが、どうしても第一志望の大学しか行きたくないし絶対に出願しない!というのであれば止めませんが、基本的には第一志望よりも偏差値の高い大学はもちろんのこと、同じくらいの大学も書かないようにしましょう。
前期試験の部分での判定や偏差値が悪くて逆に後期試験の部分での判定や偏差値が良くなることはありません。
まずは前期試験の分でしっかりと結果を残せるようになってから書くようにしましょう。
まとめ
ここまで、模試の志望校の書き方一例についてご紹介してきました。
ポイントは、
自分の目指している大学のワンランク上と下を書いておくこと!
です!
模試は、問題に向き合うことで自分の課題を見つけることももちろん重要ですが、
それ以上に、会ったこともない全国の受験生と闘うための重要な情報源でもあります。
うまく活用して受験戦争を勝ち抜きましょう!
それでは今回はここまで!
また次回!!
いかがでしたでしょうか?
この記事が、皆様の受験勉強の参考になれば、と思います。
しかし、自分の将来を左右すると言っても過言ではない大学受験ですので、不安や悩み事などが出でくることも多いですよね?
武田塾西神中央校では、そんな皆様のために「無料受験相談」を行っています。
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