こんにちは!小田急線成城学園前駅から徒歩1分、武田塾成城学園前校です!
だんだん涼しくなりましたが、勉強の進捗はいかがですか?
これまで順調だった方はそのまま、少しスローペースだった方は少しずつギアを上げて行きましょう!
さて、2025年から始まる新課程が昨今話題になっていますが、具体的に何が変わるか皆さんは把握済みでしょうか。
内容によっては、各々の今後の身の振り方が変わるかもしれないので、このブログを見つけてくれた皆さんはこれを機に今後の動きを考えてみても良いと思います!
少し長いので前編後編に分けて説明したいと思います!
今回は主に共通テストの変化について説明して行きます!
新課程で共通テストがどう変わるか?
出典:https://www.kawai-juku.ac.jp/exam-info/research/comment/
情報
最も大きな変化は、というと共通テストの科目に「情報」が追加されたということでしょう。
皆さんもご存知の通り現代社会では情報化が進んでおり、今やSNS等を通じた情報網が至る所に張り巡らされています。
一方でその情報は玉石混交であり、私たちは自身で情報を精査する必要に迫られていることも事実です。
その中で、「情報」という科目は「情報技術の理解・活用」「情報社会に対する主体性」といった面から非常に重要視されています。
加えて、大学に入るに当たっても不可欠な能力であるということで今回試験科目として導入される運びとなったわけです。
試験科目としての導入は初となるので過去問はありません。
しかし、文科省のHPに参考問題がありますのでそれを参考に対策してもらえたら良いのではないかと思います! https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7ikou.html
私が問題を見て思うに、単語の暗記というよりかは、事柄、流れを理解することが求められているのではないでしょうか。
私たちとの生活とは切り離せない「情報」。
自分の身を守ることも含め自分ごと化して学習を進めましょう。
他に大きく変化した点としては数学、社会が挙げられます。次にその2科目を解説していきます。
数学
『数学I,数学A』、『数学I』、『数学II,数学B,数学C』の3科目に変更され、赤文字の2科目から1科目選択し、青文字の科目は数学IIの他に数学B「数列」、「統計的な推測」、数学C「ベクトル」、「平面上の曲線と複素数平面」の4分野から3分野を選び解答する必要があります。
他にも区分が変わったり名称が変わったりしていますが、詳しくは武田塾公式Youtubeで丁寧に解説がされていますのでそちらもぜひ参照ください!
https://www.youtube.com/watch?v=cdHmXUcGhSw
青文字の科目を選択する場合のデメリットとしては、数学C分野を学習する必要があるため、国公立大文系志望の生徒にとっては勉強の負担が増加してしまうかもしれない事が挙げられます。
特に数学があまり得意でない受験生は安易な科目選択を避けるのがよさそうです。。。
また、数学Cは「平面上の曲線と複素数平面」の内容は「複素数平面」のみならず「2次曲線」、「極方程式」も含まれることで内容が多岐にわたっているそうで、それを考えると特に文系は「ベクトル」を選択するのが無難かなと思います。
しかし、選択者が多い科目はその分基礎を落としてしまった場合他の受験生と大きな差がついてしまうことも危惧されます。反対に、選択者が少ない科目はその分野が得意な人が多く集まると考えられるため、上位での戦いになります。
自信がある方は後者を選ぶのも一手ですが、どちらを選ぶにしろ基礎は確実に得点できるようにしましょう!
科目選びは今後の勉強ペースを大きく左右するため、特に数学があまり得意でない受験生は安易な科目選択を避けるのがよさそうです。。。
社会
社会は従来に比べると、名称が変わったり区分が変わったりで複雑化しています。。
ざっくり説明すると歴史系(日本史、世界史)を選択するのであればどちらも学習する必要があり、今までよりも学習の負担が大きくなります。地理科目には名称が変化した以外の変化はありませんが、他の科目に関しては今まで倫理政経を選択していた受験生の負担は減り、現代社会を選択していた受験生は負担増となります。
さらに言うと、『地理総合、歴史総合、公共』は2分野選択とはいえ学習する科目が大幅に増えるため、武田塾チャンネルでは「地雷科目」と言われています。聞こえはあまり良くないですが、自信がある受験生以外は選択しない方が無難かなあと思います。
なんの科目が向いているかはやってみないとわからないことも多いですし本人の適正にもよりますが、ここで私の経験を少し話します。
私は社会科目が得意ではないにも関わらず歴史に興味はあるタイプで、選択科目を世界史にしたものの、暗記が苦痛で仕方なく、英国ばかりを学習してしまい2年間の入試で見事に世界史で爆死しました。
元々得意でない科目だからと言って避けずに自分の適正をもう少し知っておけばよかったと後悔することもあります。
高校生のうちに適性を判断することは難しいと思いますが、少しでも判断材料を増やす面で持論を述べると、社会科目に関しては早い段階から広く真剣に触れてみた方がいいです。
興味がなくても、意外と覚えやすい。反対に興味はあったけれど覚えにくい。など色々な感想が湧いてくると思います。興味があり、覚えやすいものが見つかればそれに越したことはありませんが、そううまくいかないことも多いです。皆さんが実際に経験した中でのベストを見つけましょう。
武田塾チャンネルURL&出典
https://www.youtube.com/watch?v=-u8M0ReqCkc
国語
出題教科に大きな変化はありませんが、内容が一部改定されているためそこに注目して学習を進めましょう。
今回『実社会』という点が改定のポイントとして挙げられていますが、受験対策としては高校で行う学習材料として広報文、企画書など実社会で見られる文章に触れる機会が増えると予想されます。しかしそれに伴い古典の扱う量が減るため文芸作品に触れる機会を自発的に作ることが肝要になるでしょう。
前者は慣れもありますが、複数の文章を理解する力をつけることで得点率が高まるでしょう。そして、古典に関しては、読解に際して今まで以上に単語や文法を応用して理解する事が求められるためそのための学習は欠かせません。
理科
今回発表された内容からは指導や入試に対する影響は特にないそうですが、理科で一つの試験時間帯とされる可能性が高いと言われています。
ここまで新課程による共通テストの変化を解説しました!
皆さんの中には学習アプローチが変わるということでまだ塾に通ってない方は
「これから塾をどう選べばいいのか」
と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで、武田塾成城学園前校が考える、塾選びの変化について、後編でお話ししようと思います!
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